きれいな文字に憧れる左利きさんへ。書き方のコツ・おすすめの練習法を解説

左利きだから、きれいな文字が書き辛い…と悩んでいる左利きさんは多いのではないでしょうか。でも、左利きだからといって諦めるのはまだ早いですよ！今回は、きれいな文字に憧れる左利きさんに向けて、ちょっとした書き方のコツと使いやすいアイテムをご紹介します。

左利きでもきれいな文字が書きたい！

ノートや手帳に書いた自分の文字が読みづらく感じたり、他の人の綺麗な字を見たりして落ち込んだ経験のある左利きの方は多いはず。右利き向けに作られた筆記用具が合わず、不便に感じている方もいますよね。

ここでは、左利きだと文字がうまく書けない理由や、その解決策、左利きでも使いやすいアイテムなどを紹介していきます。あなたに合ったやり方で、きれいな文字を目指してみてくださいね。

左利きの人が文字をうまく書けない原因

左利きの人が文字をうまく書けない大きな原因は、日本語の文字が右利きの人が書きやすいようにできているから。ひらがな、漢字のどちらも、左利きで書くと書き順や線を引く方向や力をかける方向と噛み合わず、どうしても書きづらくなってしまうんです。

筆者もそうだったのですが、左利きの方は最初にひらがなを習ったとき、鏡文字で書いてしまう子どもが多いんだとか。手の力を入れる向きが反転しているので、正しい日本語の書き方がうまくできないのが原因です。正しく書こうとすると不自然に手を動かす必要があるので、文字が乱れやすくなるんですね。

また、筆記用具が使いづらく、力が入らないという理由で、ペンを正しく持てなくなってしまうのも文字が汚くなってしまう理由のひとつ。基本的に、ペンや筆は右利き用に作られているものがほとんどのため、道具をうまく扱えずに字が下手になってしまうことがあります。

左利きでもきれいな文字を書くコツと、おすすめの練習法

ここからは、左利きでもきれいに文字を書くためのコツや、おすすめの練習法を紹介していきます。

右上がりの文字になるよう意識する

左利きの人が横書きの文字を書くと、書いた文字が手で隠れてしまうため少しずつ右下がりになってしまうことが多いんです。文字や文章は右上がり気味に書くことで美しく見えるといわれているため、そこを意識するだけでも文字がきれいに見えるかも。

一文字の中にある線をやや右上がりに、文章は一列がまっすぐになるように罫線を意識して書くだけで、パッと見たときの印象が一気に変わりますよ。文字をきれいに書きたい左利きさんは、「右下がりにならないように」を意識してみてください。

紙を自分の左側に寄せる

文字を書く時に紙を身体の正面に持ってくると、左手で書いた文字が隠れて見えないということがあります。それを防ぐため、やや左側に寄せて書くようにしてみましょう。それだけでも、書いた文字が確認しやすくなって書きやすく感じますよ。

姿勢を正して手の力を抜く

文字が書きづらい、筆記具が使いづらいなどの理由から身体に力が入りすぎてしまうのも文字が汚くなってしまう原因に。机に対して姿勢を正し、軽く力を抜いた状態で紙に向かってみてください。

グリップの柔らかいペンなど、力を入れすぎずに使えるアイテムを使うのもおすすめです。

左利き専用の文字練習ツールを使う

基本的な文字の書き方を紹介してきましたが、もっと本格的にきれいな文字を書きたい方は左利き専用の練習ツールも使ってみて。最近では、左利き専用ドリルやペン字講座などがあるので、自分に合わせた学習ができますよ。

ペン字講座なら、自分の文字を添削してもらえるので気づいていなかった自分の癖も直せるかも。すぐにきれいな文字になるのは難しいですが、コツコツ練習すれば美文字に近づきます。

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左利きさんにおすすめ。文字が書きやすいペン

細身のペン先で文字が見やすい。ジェットストリーム エッジ3

ボールペンの定番ブランド「uni」の「ジェットストリーム SXE3-2503」は、回転繰り出し式のおしゃれなボールペン。ノック式だと、気づかないうちにペン先が出てしまいポーチや服が汚れてしまう、なんてこともありますよね。こちらは回転式なので、ポケットに入れて持ち運ぶのにも便利です。

こちらのボールペンの特徴は、細身に作られた「ポイントチップ」と呼ばれるペン先。通常のペンよりもほっそりとしていて、筆記部が見やすく文字を書いているときにペン先で隠れて見えない…という事態を防いでくれます。

ジェットストリームインクは速乾性にも優れているので、掠れやにじみが起きづらいのも左利きさんにはうれしいポイントですね。ボール径0.28mmの極細インクなので、手帳などの小さいスペースで使いやすいボールペンです。

掠れづらくて書き心地◎ エナージェルインフリー

左利きさんの悩みで多いのが、筆記中のインクのかすれ。「ぺんてる」の「ゲルインキボールペン エナージェルインフリー」は、そんな悩みを解決してくれるアイテムです。速乾性が高くなめらかで書きやすいボールペンなので、インクが手に付きづらいんですよ。

ぺんてるの公式Twitterでも「左利きにはエナージェル」とおすすめをされていたお墨付きのアイテム。今まで自分に合ったボールペンに出会えていない左利きの方は、ぜひ一度試してみて！

カラフルなインクを楽しんで。Writech 速乾ローラーペン

ステンレス製のおしゃれなボディが特徴的なこちらは、「Writech」の「水性ボールペン」。インクの速乾性が強みで、にじまずスルスルと文字や線を書くことができます。インクの残量が外からわかるようになっているのが個性的で便利なポイントですよ。

少しくすんだ大人っぽいカラーリングのインクは、プライベートでもオフィスでも使いやすそう。カラフルな全8色のセットになっているので、文字を書くのはもちろん、イラストや塗り絵などに使うのにもおすすめのアイテムです。

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左利きさんも手書きの文字を楽しんで

紙の位置を整えることや文字を右上がりにすることなど、ちょっとした文字の書き方に気をつけるだけで、左利きでもきれいな文字は書けるようになります。
今まで文字が汚いと言われて落ち込んでいた方も、左利き向けのアイテムを使ったり、練習して文字の書き方のコツを掴んだりして、手書きの文字を楽しんでくださいね。