知っておきたいノートの種類。私にピッタリのタイプはどれ?
ノートのまとめ方が分からない、思うように書けない…その悩み、ノートを変えたら上手くいくかもしれません。今回は、ノートの種類と使い方に注目してみました。あなたに合ったノート作りのヒントになる、素敵な使い方がたくさんあります。ぜひ、参考にしてください。
いろんな種類がある。自分にぴったりのノートを見つけよう
まっさらなノートを手にすると、「何を書こう?」となんだかワクワクしますよね。でもいざ使ってみるとなんだか上手くいかない…なんてことありませんか?もしかすると、ノートの種類を変えると良いかもしれません。あなたの書きたい気持ちに応えてくれる、そんなノートをご紹介します。
自由度の高いまっさらな無地のノート
まずは、無地のノートのをご紹介。罫線がないからこそ、どこから使っても何を書いてもいい。そんな自由な使い方にきっとワクワクしますよ。
書きたいことを自由に書ける
書きたいことを自由に書いてノートをまとめたい、そんな方におすすめの種類は無地のノート。こちらの方は可愛い犬のメモ帳をイラスト代わりに貼ったり、文字やシールで自由にしたためています。罫線がないからこそ、自分の思うがままにできるところが無地のポイント。
お気に入りのイラストを貼ったり、描いた絵だけで埋めるページをたくさん作るのも素敵ですよね。ノートを開いたらそこは自分だけのキャンバス。規則性なんてないからこそ、文字の書き方もページの書き方も思い切れるのです。そんな無地のノートは、最も自由度が高い種類のノートです。
こちらの方は、万年筆の書き味を試すために、無地のノートを使っています。クルクルと書いて滑らかさを確かめたり、いろんなサイズの文字を書いて太さを確認したりしています。罫線がないから、サイズを気にせずに文字や絵が描け、広々と使えます。
罫線がないから描きやすい。スケッチや練習帳に
こちらの方は、カフェで食べたメニューを日付とともにイラストで記録しています。スマートフォンで写真を撮る機会が多い今こそ、ゆっくりノートに向き合って絵を描いてみると新たな楽しみを発見できるかも。
こちらは、レストランで食べたコース料理のイラストを描いています。手書きらしい温かみはありつつも、忠実に再現されたイラストに思わずお腹が空いてきそう。お店やメニューの雰囲気に合わせたデコレーションを施せば、おしゃれなメニューのような仕上がりに。
ちなみに、こちらの無地ノートのメーカーは「MOLESKINE(モレスキン)」。昔、ピカソやゴッホなどの有名人にも愛された上質なノートです。裏写りが少なく滑らかな書き心地だから、色をたくさん使うイラストを描くのにぴったりなんです。
こちらは、バルセロナへ行った方の素敵な絵日記。カラフルな街並みや異国情緒漂う店構えなどが、色鮮やかにイキイキと表現されていますね。その時々に感じたことをイラストと一緒に残しておけば、見返した際に楽しかった記憶が鮮明に甦るはず。
綺麗に揃った文字が美しい。横罫・縦罫の種類
次に、横罫・縦罫のノートの使い方をご紹介。目安になる線があるから、揃えて書きたいときにピッタリ。文字や絵が揃っていれば、後から見返した時にとても綺麗に見えます。
文字のサイズを揃えて、綺麗に書く
こちらの方は万年筆で同じ文字をしたため、インクの色を愉しんでいます。線に沿って規則的にならべられた言葉は、何より読みやすいですよね。一般的に、横罫や縦罫のノートは連続した文字をたくさん書きたい方に便利な種類といえます。
こちらの方は、横罫タイプのノートに自分の好きな言葉をしたためています。ノートをめいっぱい使うのではなく、あえてノートの真ん中に文字を置いていますね。罫線に沿うことで、文字のサイズも均一に保たれています。
みっちりと文字を書きこんでしまうと見辛いものですが、ノートの真ん中だけに文字があると、すっきりとしていて見やすく、シンプルな仕上がりになります。ノートにたくさんの余白があることで、その言葉がさらに生き生きとしてくるようです。
後から見直す学習ノートは、罫線のあるタイプが◎
横罫や縦罫のある種類は、勉強や仕事用にもおすすめ。後から必ず見返す時には、文字が揃っている方が見やすいですよね。こちらの方は、横罫のノートに縦線を入れて上手くスペースを活用しています。縦に線を入れるだけで簡単に表ができるので、細かい項目の作成もスムーズですね。
細かいマス目がガイドになる。方眼・ドット方眼のノート
最後に、方眼・ドット方眼のノートをご紹介。細かく区切られているから、バランスよく書けます。マス目を活かして図形だって書けちゃいます。
マス目に沿って線を引けば、図形や表も思いのまま
こちらの方は、方眼ノートの機能を活かしたレイアウトを作っています。表にすることで、何を記入すればよいかは一目瞭然。自分に合ったレイアウトが用意されていれば、どんな場面でもあなた仕様の頼れる存在に。自分の使いやすいレイアウトを試行錯誤する時間も楽しそうです。
こちらの方が使っているのは、「LEUCHTTRUM(ロイヒトトゥルム)」というメーカーのノート。書き心地が良いのはもちろん、合皮のハードカバーやゴムバンドがついているので長く愛用できます。ノートはやはり、日常に欠かせない文具。こだわりのあるノートブランドを詳しく知りたい方は、以下の記事もぜひご覧ください。
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こちらの方も、方眼ノートのマス目を活用した方法でオリジナルレイアウトを作っています。余白にテープを貼って、おしゃれに仕上げていますね。自分に必要な用途に合わせた表を作ってしまえば、無駄がなくシンプルな仕上がりが叶います。方眼ノートは、そんな風に自分仕様に便利に使えるおすすめの種類なんです。
スケジュール帳や日記を手作りしてみる
こちらの方は、方眼ノートを見開きで使ってオリジナルのスケジュール帳に。方眼ノートの機能を活かし、マス目に沿って文字をランダムに書き込んでいますね。シールなども活用して、おしゃれな仕上がりになっています。
一般的には方眼ノートのマス目は5mmですが、こちらの種類は3mm。細やかなマス目だから、さらにクリエイティブな使い方が楽しめそう。細かいマス目を使ってフレームを作ってみてもいいかもしれません。
こちらの方は、方眼ノートを日記帳に。余白にシールを貼ることで、華やかで素敵なページになっています。方眼ノートは縦にも横にも罫線があるから、シールを真っすぐ綺麗に貼れます。マスキングテープなど直線なシールは、方眼ノートの線を活かして貼ってみてくださいね。
ノートの種類は、あなたの「書きたい」に合わせて
こんなことをまとめたい、あんなことを記録しておきたい…あなたの頭の中に溢れるアイデアを、最も理想に近い形で表現できるノートはどんな種類だったでしょうか。今回ご紹介した無地、横罫・縦罫、方眼タイプはそれぞれに特徴があり、活かし方のアイデアは様々でした。
突き詰めていけば、紙質やノートのサイズなど、自分にはコレ!と思えるノートの特徴が見つかっていくかもしれません。ですがその第一歩は、ノートの種類選びからではないでしょうか。あなたの「書きたい」に寄り添ってくれる、ベストなパートナーを探してみてくださいね。