あなたにぴったりなノートのサイズを知ろう！大きさの解説や使い分け方法をご提案

学習で使う大きめサイズから、メモ帳にちょうど良い小さめサイズまで。ノートには様々な大きさがありますが、私たちが選ぶ基準にしているA、Bという文字や数字の意味は案外知らないもの。そこで今回は、ノートのサイズの解説から選び方、おすすめのノートをご紹介します。

ノートのサイズはさまざま。用途にあわせて選びたい

ノートを買うときに、「どの大きさにしよう？」と悩んだことはありませんか？実際に使ってみると書くスペースが足りなかったり、バッグやデスクが窮屈になってしまったり…と、ノートのサイズ選択って難しいですよね。

ノートのサイズを知ろう！AやBとは？

ノートや紙のサイズには「A版」と「B版」の2種類があり、このサイズは日本工業規格（JIS）によって定められたもの。A版はドイツで考案された国際規格で、B版は日本が発祥の国内規格です。私たちにとって馴染み深い「B5」や「B6」といったB判は、ほとんど日本や中国、台湾のみでしか使われていないサイズなんです。

こちらに、一般的に使われることが多いノートのサイズを大きい順にまとめました。アルファベットの後ろについた数字が同じでも、AよりBの方がサイズが大きいことがわかりますね。

ノートのサイズ

サイズ	寸法
B5	182mm×257mm
A5	148mm×210mm
B6	128mm×182mm
A6	105mm×148mm

なかでも馴染み深い「B5」は大学ノートともいわれ、学習用ノートとしてポピュラーな大きさ。昔は役所などで作られていた公文書がB5が多かったことから、学校で使う教科書やノートのサイズもB5が定着しました。

しかし、今販売されているB5サイズのノートは「179mm×252mm」という少し小さい「セミB5」が多いそう。手持ちのB5ノートにも、よく見ると「セミB5」の表記があるかもしれません。

用途に合わせてノートサイズを選ぼう

学習用におすすめなノートのサイズは？

学習用におすすめなのは、「B5」や「セミB5」の大きさです。机の上にノートを開いても、テキストや教科書が一緒に置ける余裕があるところがおすすめの理由。扱いやすい大きさですが、書くスペースは十分にありノート作りも捗ります。

また、多くの方が学生の頃に使っていた大きさなので、馴染みがあり使いやすいサイズといえるでしょう。

ビジネス用におすすめなノートのサイズは？

ビジネス用におすすめなのは、カバンに入れてもかさばらないコンパクトな「A5」と「B6」。持ち運びが便利で、ビジネスシーンで使うのに適したサイズです。パソコンを置いたデスクや会議室、取引先でノートを広げたり、外出先でサッと開いて予定を確認したり…と、忙しいビジネスシーンを支えてくれます。

メモ書きにおすすめなノートのサイズは？

メモ書きにおすすめなのは、片手に収まる「A6」。文庫本と同じコンパクトな大きさなので、ノートを常に携帯して側に置いておきたい方にぴったりです。ぱっと思いついたアイデアを書き出したいときや、To Doリスト、買い物メモに役立ちます。

サイズ別におすすめのノートをご紹介

《B5》おしゃれな柄がトレードマーク「ag リングノート」

「KEYUCA（ケユカ）」の「agリングノート」は、学習用にぴったりなB5サイズ。勉強に使うなら、いつも持ち運びたくなるかわいらしい柄のノートがおすすめです。ナチュラルで落ち着いたカラーリングの表紙がおしゃれで、勉強のモチベーションも上がりそう。

リング部分はゴールドで、上品な雰囲気があります。リングノートのメリットは、くるっとページを折り返して半分のサイズで使えるため、広いスペースが無い場合や、資料、参考書を広げていても邪魔にならないところが便利。

不要なページもピリっと破りやすく、ノートを綺麗に整理した状態に保って使えます。また、ノートの中身は罫線、グリッド、無地の3種類のページで構成されていて、書き込む内容や用途に合わせて使い分けることができますよ。

《A5・B6》無駄のないシンプルデザインに惹かれる「アブロング・ノート」

韓国の文具ブランド「コンジャン」の「アブロング・ノート」は、すっきりとシンプルでおしゃれなデザインが魅力。A5、B6と使い勝手の良い2種類のサイズから選べます。

ホッチキスで綴じられたスリムなノートのため、カバンの中でもかさばらず持ち運びやすくて◎。ページがフラットに開き、ストレスなく書くことに集中できるところも嬉しいポイントです。

ノートの中身は、珍しい縦長の方眼罫。フリーハンドでも綺麗な線が引きやすいので、図や表を簡単に描けてノートを見やすく整理して使えます。一冊あればスケジュール管理や日記など、さまざまな用途に使えて便利ですよ。

《A5変形》機能が充実！「SUNNY NOTE for business」

こちらは、ビジネス用に作られた「いろは出版」の「SUNNY NOTE   for business」。一見するとシンプルなノートですが、「こんなノートが欲しかった…！」と思わず感動する機能が詰まったノートなんです。

まず、メインのページは図や表の作成に便利な細かい2.5mm方眼。よく見るとガイドラインが入っていて、定規を使ったりマス目を数えたりしなくても1ページを分割できます。用紙には裏抜けしにくい書籍用紙を使っているというこだわりも◎。

そして、表紙には書類ホルダーとカードポケットが、裏表紙にはA5のファイルがすっぽり収まるホルダーが。ファイルとノートが一体になった作りで、仕事に必要な資料や名刺を1冊にまとめて持ち運べます。また、1〜12の番号が振られたインデックスシールが付属しているので、議事録やタスクを月別に管理することもできますよ。

《A6》アイデアが広がる「STALOGY」

こちらは「二トムズ」の「STALOGY」です。「手帳とノートの垣根をなくしたアイデアノート」というテーマの通り、スケジュール管理や日記、アイデアノートなど、柔軟にいろいろな使い方ができるのがSTALOGYの魅力。ページは5mmの方眼罫で、縦軸には8〜21時のタイムラインが記されています。

丈夫な布クロスの表紙や、角がつぶれにくくページがめくりやすい丸まった手帳角など、長く愛用できる工夫が詰まっています。192ページとページ数はたっぷりありますが、180度に開くので紙面がフラットな状態で使えますよ。

ノートサイズを知って、用途に合わせて使い分けよう！

なんだかノートが使いづらい、しっくりこない、と思う方は、ノートのサイズに注目してみてはいかがでしょうか。用途や好みにあったノートを見つけるには、サイズの選択と使い分けが鍵。 勉強や仕事、プライベートなど、あなたが使うシーンにぴったりあてはまるノートを見つけてみてくださいね。

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