おしゃれなノートで豊かな自分時間を。こだわりの詰まったノートブランドを厳選

ノートに何かを記す時間には、デジタルツールには代えがたい手書きならではの愉しさがありますよね。その時間をもっと特別なものにするために、素材やデザインに心ときめく、お気に入りのノートを見つけてみませんか？この記事では、おしゃれなノートを取り扱うブランドをご紹介しています。ぜひ参考にして、"自分時間"をより豊かにしてくれる、あなたにぴったりのノートを見つけてくださいね。

ノートを使う時間を、もっと特別なものに

仕事のTODO整理、日々のメモ、夜眠る前の日記など…。何かを書き記す習慣のある方はたくさんいらっしゃるかと思います。スマホでも済ませられる記録作業ですが、それをあえて丁寧に行う時間は、どこか心が落ち着きますよね。

デジタルツールが浸透している現代だからこそ、ペンを走らせる手書きの心地良さをしみじみと感じます。せっかくならお気に入りの一冊と向き合って、ノートを使う時間をもっと特別なものにしたい！

今回は、手に取る度に心ときめく、そんなおしゃれなノートブランドを集めてみました。ノートを使う習慣をこれから取り入れたい、と考えている方もぜひ読んでみてくださいね。

リピートしたくなる！定番のおしゃれノートブランド

絶妙なカラーリングで心を掴まれる「Rollbahn（ロルバーン）」

Rollbahnは、ドイツ語で“滑走路”の意味を持つ言葉。シンプルで飽きのこないデザインのノートを取り扱っているブランドです。有名なイエロー、ブラックなど単色のものから、ホログラムのようなきらめくものまで、魅力的なカラーが勢揃い。どの色を使うかつい迷ってしまいます。

スタイリッシュなのにどこかレトロなテイストのロゴも、乙女心をくすぐるポイントです。クリアポケットとゴムバンド付きなので、おでかけに連れて行くのにも、きっと良い相棒になるはず。長年使い続けるリピーターも多く、「ノートを変えようか迷ったけど、結局Rollbahnに戻ってきた」という方も多いみたいですよ。

この写真から見ても、カラーとデザインが豊富なことが分かります。同じサイズでも選択肢が多いので、どれを選ぶか迷う時間も楽しめそう！リピートしてしまうのもうなずけます。

そんなRollbahnは、今年で20周年。20年続く定番カラーに加え、定期的に限定デザインも発売されているので、ぜひチェックしてみて。

Rollbahn 20周年特設サイト

開く度にワクワクする、インデックス付き「LEUCHTTURM1917」（ロイヒトトゥルム）

LEUCHTTURM1917は、Rollbahnと同じドイツメーカーのノート。上質なしっかりとしたカバーで、ワンカラーのデザインには大人な魅力が漂っています。しおり紐付きで、開きたいページをマークしておけるところも、便利なポイント。

開いた最初のページにはインデックスがあり、全ページにナンバーが振ってあるので、自分で目次を作れるところが特徴。日記や旅の思い出をたくさん綴っても、目次をつけておけばすぐに振り返られるのが嬉しいですね。気の利いた機能に思わず惚れ惚れします。

また、リピーターが多い理由の一つは紙質。一般的なノートと比べ、少し厚手の紙を使用することで、裏写りせず、書き心地もスムーズと評判です。ストレス無くお気に入りのペンを使って心地よく書けることって、やっぱり大事ですよね。

LEUCHTTURM1917 公式HP

「余白」を愉しむ究極のスタンダード「MD PAPER PRODUCTS」

「MD PAPER PRODUCTS」は、紙そのものの魅力を活かした、日本製のシンプルなプロダクトブランドです。オリジナル筆記用紙を基に作られた「MDノート」は、徹底的に書くことにこだわった作りになっています。

今回は、そんな「MDノート」から、ジャーナルタイプをご紹介します。1日1ページ書けるように、全368ページとたっぷり重みのあるノートですが、最後までフラットに開き、始めから終わりまでその書き心地に抜かりありません。

ページ下のミシン目をぺりっとちぎると、書き終えたページの目印に。余白を自由に使えるデザインなので、日記にしても良し、絵を描いても良し。自分だけのノートを自由に作り上げる感覚を得られます。

筆者も実際に触れたことがありますが、控えめな罫線や、真っ白な表紙と、一見無駄を削ぎ落としたスタイルなのですが、どこか優しい見た目をしているので、不思議と心が落ち着く印象を抱きました。

知る人ぞ知る。海外の香りにときめく、おしゃれなノートブランド

女性創業者によるデンマークブランド「KARTOTEK COPENHAGEN」（カトテックコペンハーゲン）

「KARTOTEK COPENHAGEN（カトテック コペンハーゲン）」は、デンマーク発のステーショナリーブランド。創業は2016年と新しいブランドですが、日本でも既に多くの愛用者がいます。

創業者のジュリア・ヴェルバーグさんには、「より高品質な紙とデザインをもって、人々の生活ペースを穏やかにする」という明確なビジョンが。現代のデジタル化によるハイペースな日常を、文具によって穏やかなものにしたい、そんな想いを込めているのだそう。

元はキャリアウーマンだったというジュリアさん。アイデアのメモや、思考の整理に使用する場面でも活かせるような工夫が凝らされています。例えば紙の色が淡いクリーム色なところは、目に優しく集中できるという利点が。この方の投稿のように、仕事用に使うのにもおすすめのアイテムなのです。

北欧らしいミニマルデザインに心掴まれる「NOTEM」（ノーテム）

「NOTEM（ノーテム）」は上でご紹介したKARTOTEK COPENHAGENと同じく、デンマークのノートブランド。表紙はソフトカバー・ハードカバーと2種類が展開され、ソフトカバーのものはVITA、UMA、BEA、ハードカバーのものはEVENというシリーズがあります。

上記でご紹介しているのは「UMA」。ノートを開いて左側のページはまっさらなスペースで、右側にのみ罫線が引かれているというデザイン。イラストを描くのも言葉を記すのも自由。クリエイティブな発想を留めておきたい時に、使い勝手の良いスタイルに仕上がっています。

NOTEMのノートはデザインパターンが豊富です。しおり紐やゴム紐などの装飾があるものや、中のページは罫線のものやドットなど、自分のスタイルに合ったものを選べるのが嬉しいポイント。

ミニマルなのにどこか可愛らしい、そんな北欧デザインが好きな方にはたまらないブランドです。日本での認知は徐々に伸びているようですが、まだまだ店舗で見かけるのは珍しいかも。掘り出し物的なおしゃれノートが欲しい！という方は、要チェックです。

イタリア発、大人のためのブランド「CASTELLI MILANO」（カステリミラノ）

北イタリア生まれの「CASTELLI MILANO（カステリミラノ）」は、上質なデザインと小口（側面）にまでこだわった作りが特徴。様々なシリーズがあり、中には「WABI SABI」「TATAMI」など、和のテイストを取り入れたものも。

このブランドのノートは、そのデザイン性の高さから"特別なノート"として使う方が多いそう。ノートの使い方は様々あるかと思いますが、ふとした時に書き留めるメモのような役割というよりは、特別な時間を設けて向き合いたくなる、そんな存在感があります。

右に写るのが「WABI SABI」シリーズの1冊。稲妻の入ったインパクトのあるデザインですが、シックなカラーリングに品を感じます。ノートをどのように、何を書くために使いたいかによって、自分にフィットするデザインは変わってくるのでは？CASTELLI MILANOなら、そのための1冊がきっと見つかります。

お気に入りのノートブランドを自分時間のお供にしよう

定番から海外のマイナーなものまで、おすすめのノートブランドをご紹介しました。どれもおしゃれで、使う様子を想像しただけで楽しくなっちゃいますよね。忙しい日々の中でも、意識的に取り入れたい自分時間。そんな時間のお供にしたいノートは見つかりましたか？一つ一つに込められたエピソードや、愛用者の使い方を参考にして、自分にしっくりくるものを見つけてくださいね。