【2024年9月】カジュアルに使える手紙の挨拶文まとめ。季語を取り入れた例文もチェック

残暑厳しい中にも、秋の気配を感じ始める9月。そんな心に染み入るような季節は、お世話になっている人や友達に手紙を出してみませんか？この記事では、9月の手紙にふさわしいカジュアルな挨拶文、書き方のポイントなどをご紹介します。ぜひ参考にしてください。

親しいあの人への手紙は、季節を取り入れてカジュアルに

夏の暑さが残りつつも、ちらほらと秋が見え隠れする9月。日本の9月は、心温まるような風物にあふれています。そんな季節だからこそ、9月にはメールやSNSだけでなく、手紙に思いを乗せてみませんか？

お世話になった人や友達など、親しい間柄におすすめなカジュアルな挨拶文や、やわらかい表現をご紹介します。親しい人へ送る手紙はもちろん、学校のお便りやメールの文章などでも使えますよ。ぜひ参考にしてみてくださいね。

《9月上旬》に使えるカジュアルな挨拶文例

9月上旬のカジュアルな書き出しの挨拶

例文

• 残暑厳しく、まだ暑い日が続いています。皆様お変わりなくお過ごしでしょうか。
• 日中はまだ汗ばむ暑さですが、朝夕は過ごしやすくなりました。なかなかお会いできませんが、お元気ですか？
• 風が爽やかに感じられる季節になりました。その後お変わりありませんか？
• 風情溢れる季節がやってきましたね。私はすでに食欲の秋を楽しんでいます。
• クーラーがなくても心地よく眠れる季節となりました。皆様お変わりありませんか？

9月上旬のカジュアルな末文・結びの挨拶

例文

• 気温差のある季節ですから、体調には十分気を付けてくださいね。
• ぜひこの秋のような、実り深い充実した日々をお過ごしください。
• 体調には十分気を付けて、爽やかな秋を満喫してくださいね。
• 秋の入り口に、夏バテになる人も多いのだとか。体調には充分気を付けてくださいね。
• 暑さ寒さも彼岸までと申します。ぜひ心地よい季節を楽しんでください。

《9月中旬～下旬》に使えるカジュアルな挨拶文例

9月中旬～下旬のカジュアルな書き出しの挨拶

例文

• 夕方になると、鈴虫の音が聞こえてくる季節となりました。皆様いかがお過ごしでしょうか。
• 近所の学校ではマラソン大会の練習が始まりました。この景色を見ると、スポーツの秋を感じます。皆様お元気ですか？
• 秋分を迎えて、すっかり秋めいてきましたね。
• 今日は、すがすがしい青空に鰯雲が空に浮かんでいます。すっかり秋らしくなりましたね。
• 先日近所の公園で、秋桜の花が風に揺れていました。いつの間にかすっかり秋になりましたね。

9月中旬～下旬のカジュアルな末文・結びの挨拶

例文

• 読書の秋と言いますが、本の好きなあなたが夜更かしをしているのではないかと心配です。読書もほどほどに、体調には気を付けてくださいね。
• 最近急に寒さを感じるようになりましたね。くれぐれもご自愛くださいね。
• 秋刀魚の美味しい季節になりました。ぜひ一緒に飲みに行きたいですね。
• 最近、台風が多く発生していますね。皆様の安全を心から祈っております。
• 実りの秋と申します。さらなるご活躍を心よりお祈りしています。

9月を感じる手紙にしよう。カジュアルな挨拶文のコツ

9月らしいキーワード（季語）を把握しておこう

カジュアルな手紙なので、時候の挨拶を必ず入れるほどこだわる必要はありませんが、9月にふさわしいキーワード（季語）を把握しておくと便利ですよ。

例えば、初秋という季語は9月中旬までを指しますので、下旬の挨拶に使うのは不自然です。また、仲秋は陰暦の8月なので勘違いしやすいですが、9月中旬から10月中旬に使える時候の挨拶なんです。

9月の手紙におすすめのキーワード

• 仲秋（ちゅうしゅう：陰暦8月のこと。9月中旬から10月中旬）
• 初秋（しょしゅう：立秋過ぎあたりから9月中旬あたり）
• 秋冷（しゅうれい： 9～10月）
• 十六夜（いざよい）
• 二十三夜
• 中秋の名月（9月10日）
• 秋刀魚
• 鰯雲
• 撫子（なでしこ）
• 秋の七草
• 彼岸（秋の彼岸の入りは9月20日頃）
• 読書の秋
• スポーツの秋
• 食欲の秋
• 敬老の日（9月の第3月曜日）
• 秋分（しゅうぶん：9月23日頃～10月7日頃）

相手との思い出を盛り込んでオリジナリティを出そう

カジュアルな時候の挨拶の手紙を送る相手には、オリジナリティのある言葉を盛り込みましょう。定型文のままだとカジュアルな語調ややわらかい表現であっても、堅苦しさが残ります。ぜひ、相手との思い出のシーンや好きなものなどを盛り込んでみてくださいね。

例文

• もうすぐ十五夜ですね。子どもの頃月見団子を取り合うように食べたのを覚えていますか？思い出すたびに笑ってしまう、素敵な思い出です。
• この季節が来ると、食欲の秋だと言い訳しては、一緒にたくさんランチを食べたのを思い出します。

相手の住む土地の気候を考慮して

カジュアルな時候の挨拶は、相手の住んでいる土地の気候を考慮して選びましょう。9月と言ってもまだまだ暑い土地の人に、「めっきり涼しくなり…」といった書き出しは不自然です。相手が9月を感じるような、書き出しや結びの言葉を選んでくださいね。

例文

• 9月になりましたが、そちらはまだ暑い日が続いているのではないでしょうか。皆様お元気でお過ごしですか。
• そちらの地域では、そろそろ秋祭りが始まりますね。
• そちらはまだまだ暑い日が続いていると聞きましたが、こちらはめっきり涼しくなり秋めいてきました。

相手の健康を気遣う一言を添えて

友達など親しい人にカジュアルな手紙を書くときには、「体調には気を付けてくださいね」など、挨拶に健康を気遣い一言を添えると良いでしょう。ビジネスシーンの場合は、「貴社ますますご繁栄のこととお慶び申し上げます」など、活躍や繁栄を祈る一言を添えましょう。

例文

• 季節の変わり目です。体調には十分お気をつけください。
• お元気でお過ごしのことと存じます。
• いかがお過ごしでしょうか？
• その後、お変わりありませんか？
• どうかご自愛ください。
• さらなるご活躍をお祈りします。

9月のカジュアルな手紙に◎おすすめレターアイテム

秋を感じる、キツネのレターセット

こちらは、キツネやブドウといった秋を感じさせる柄がかわいいレターセット。癒される絵柄のレターセットを使えば、よりカジュアルで親しみのある手紙になりますよ。紙は上質感のあるエンボス加工が施されており、かわいらしさの中に大人っぽい上品さも感じられます。

秋らしいレターセットに9月の書き出し、結びの挨拶文が書かれていれば、より季節感が増すこと間違いなしです。ぜひ、大切なあの人に贈る手紙にいかがでしょうか。きっと喜んでくれますよ。

秋を表現してくれる琥珀色のインク

秋らしいインクを使ってカジュアルな挨拶文を書けば、より季節感が増しますよ。「Pent」の「彩時記 琥珀月」は、秋の夜空に浮かぶ月を表現したインク。まさに、9月の手紙にぴったりなアイテムです。

オレンジ色というと元気なビタミンカラー、夏を思い出すという方もいるでしょう。しかし、この琥珀月はやわらかいくすみオレンジで、秋のシーンにしっくりくる色なんです。琥珀色とのことですが、なんだか干し柿を連想してしまうのは私だけでしょうか。

カジュアルな挨拶文で9月をやわらかく伝えよう

9月にふさわしい、カジュアルでやわらかい挨拶文をご紹介しました。季語や思い出、シーンなどに合わせて書くことで、より自分らしい挨拶文になるでしょう。手紙だけで9月を感じるような、心に残る挨拶文を書いてくださいね。

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