TOP
  1. Home
  2. >
  3. LIFE
  4. >
  5. 手書きで手帳を付けるメリ...

手書きで手帳を付けるメリットって?“記録”が楽しくなるアナログの魅力

今やスマホアプリで簡単に記録や予定が管理できる時代。しかし、デジタルにはない魅力があるからこそ、手書きの手帳は今もなお多くの人から愛されているのです。今回は、手書きで手帳を付ける魅力やメリットを素敵なアイデアとともにご紹介します。

CHECK!
Suuuh編集部で「自由丁」へ。
1年後の自分に手紙を綴りました
この特集をよむ
CHECK!
《歌舞伎座新開場10周年》歌舞伎デビューしてみない?観劇のあとは、レトロ文具を手に入れて
この特集をよむ

デジタルにはない、手書きの手帳が持つメリットとは?

①自由度が高い

アナログ手帳ならではのメリットのひとつが、自由度の高さ。お気に入りのペンや付箋などで文字を目立たせれば、手帳を見た時にその日のスケジュールを一目で確認できます。文字だけでなく手書きのイラストも添えられるので、日々の記録をより鮮明に残しておけるのも嬉しいポイント。

また、アナログ特有の自由度の高さを感じるのは、日々の予定や記録を記入する時だけではありません。シールやマスキングテープなどで、表紙や各ページの空きスペースを自由にデコレーションすることだってできます。シンプルな手帳もあなたらしいデザインに変えられるので、どうやってアレンジしようかな…と悩む時間すら楽しくなりますね。

②記録が消える心配がない

手帳アプリの場合、バッテリー切れで記入したデータが消えてしまったり、機種変更でデータの引き継ぎをする必要があったりなど、使用時にさまざまな手間がかかることも少なくありません。

しかし、手書きの手帳の場合は、記入した記録が消えてしまう心配がありません。手帳の記入スペースがなくなった場合はリフィルを追加したり、新しい手帳に切り替えたりするだけで良いので、スマホアプリのようにデータ移行をする必要がないのもメリットです。

③いつでも記録をチェックできる

手書きの手帳は「充電が切れてしまって記録が確認できない!」といったトラブルも起こりません。そのため、スマホの充電が少ない時や緊急時にも活躍してくれるでしょう。

④過去の出来事をリアルに思い出せる

文字を手書きする行為は、アプリで入力するよりも記憶が定着しやすいといわれています。そのため、過去の出来事や仕事のアイデア、メモなどをリアルに思い出しやすいのがメリットです。

また、何かに忙しい時には走り書き、楽しいことがあった日はハッキリとした文字、悲しいことがあった日は線が細い文字に…といったように、手書きの文字にはその日その時の気分が反映されるもの。

そんな各ページに記入された文字を通して「あの時の自分はこんな思いだったんだな…」としみじみ振り返られるのも、デジタルにはない手書きの手帳ならではの良さといえます。

用途に合わせて選ぼう。手帳の種類とそれぞれの魅力を紹介

西野由樹
西野由樹

「アナログ手帳」といっても、レイアウトの種類はさまざま。レイアウトによって機能性やおすすめの使い方が異なるので、あなたがイメージする用途に合ったものを活用してみましょう。

①マンスリータイプ

「マンスリータイプ」は、カレンダーのように1ヶ月分のスケジュールや記録を見開き1ページでチェックできる手帳です。そのため、ビジネス、プライベートを問わず、全体のおおまかな予定を管理したい場合におすすめです。

また、マンスリーページのみ収録された手帳の場合、軽くてコンパクトなものが多いので手軽に持ち運べるのもメリット。しかし、あくまで1ヶ月のスケジュール全体をチェックすることに特化しているので、1日あたりの記入スペースが少ない傾向にあります。

②バーチカルタイプ

「バーチカルタイプ」は、見開きで1週間分の予定を見渡せる手帳のこと。「バーチカル(=垂直の)」という言葉の通り、1日分の記入スペースが縦に区切られているのが特徴です。記入スペースには時間が記載可能なので、タイムテーブルのように、いつ何をしたかを簡単にチェックできます。

そのため、会議や打ち合わせが多いビジネスシーンにおすすめです。時間ごとの予定を細かく管理できる分、予定が少ない場合には空きスペースが多くなりやすい傾向にあります。

③レフトタイプ

「レフトタイプ」は、手帳を開いた時に左側が1週間分のスケジュール欄、右側がフリースペースになっているものを指します。フリースペースの機能性が高く、左ページに書いた予定のメモや、1週間分のTODOリストなどに活用できます。

1週間分の予定をおおまかに記録できるタイプなので、時間やシーンごとの予定といった、細かいスケジュールの管理は苦手な傾向にあります。

④ブロックタイプ

「ブロックタイプ」は、1週間分の記入スペースが日付ごとにブロックのように区切られている手帳です。1日分の記入スペースが広いので、細かい予定を管理したい時はもちろん、日記やTODOリストの作成にもおすすめです。

番外編:ノート

無地や罫線が入ったノートを手帳として活用するのもおすすめ。他の手帳と異なり特定のデザインが施されていないので、線を引いたりスタンプを押したりすれば、好みのレイアウトにアレンジできます。使用者が自由に手帳のスタイルを決められるので、仕事、プライベートを問わず、さまざまな用途で活躍してくれるでしょう。

西野由樹
西野由樹

こちらの記事では手帳サイズの選び方をご紹介しています。手帳のサイズ選びに悩んでいる方は、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

関連記事

手帳をおしゃれに、見やすくするコツって?

予定は色分けして管理する

ビジネスとプライベートなど、1冊の手帳で複数のシーンの予定を管理する場合、同じ色のペンで手書きしていると「ビジネスとプライベートのどっちの予定か分からない!」というモヤモヤが出てくる場合があります。

そんな時にはぜひ、各シーンの予定を色分けして管理してみてください。複数のシーンの予定を一緒に記入した場合でも、どれがどの予定なのかが一目で分かりやすくなります。見た目もカラフルになるので、予定をチェックする瞬間も楽しくなりますよ。

アルファベットや記号で略して記入する 

マンスリータイプをはじめ、1日分の記入スペースが少なめの手帳で予定を管理する場合、たくさん文字を書くと見えづらくなってしまうかも。そんな時には、その予定のジャンルや内容をアルファベットや記号で略して記入してみましょう。

手書きの文章やメモで記入スペースが圧迫されないので、手帳のページをスマートに見せられますよ。また、手帳の表紙の裏やメモ欄などに記号やアルファベットの意味をまとめておくと、よりスムーズに予定をチェックできますよ!

手書きの手帳がもっと楽しくなる活用アイデア集

西野由樹
西野由樹

あなたのアイデア1つで多彩な使い方ができるのが、デジタルにはない手書きの手帳の醍醐味!ここからは、手書きの手帳がもっと楽しくなる活用アイデアをいくつかご紹介します。

日々の記録を自由にデコレーション

日々の記録をいろんな道具でデコレーションすれば、素敵な思い出が詰まった宝物に。記録の内容によって使うペンの色を変えたり、イラストやシールを添えて可愛くアレンジしたり…どんな風に仕上げるかはあなた次第です。見た目のデザインだけでなく、レフィルの組み合わせにもこだわってみるのもおすすめですよ。

素敵なフレーズリストで心にうるおいを。

手書きの手帳だからこそ、自分のお気に入りの言葉やフレーズを記録した「名言集」を作成するのも素敵ですね。言葉だけでなく、その名言を残した人の名前や言葉の出典を記載しておくことも忘れずに。名言のイメージに合わせて、ペンの色を変えるのもおしゃれですよ。

ウィッシュリストにあなたの「したい!」を詰め込んで

あなたの願いを手書きの文章でまとめた「ウィッシュリスト」もおすすめ。レストタイプであれば1週間、無地・罫線タイプであれば1ヶ月や1年ごとのやりたいことを記録できるでしょう。

ウィッシュリストの隣にチェックボックスを用意しておくのもおすすめです。やりたいことを1つひとつ終える度にチェックが増えていくので、いっそう達成感を得られますよ。

記録にお気に入りの写真を添えて。

毎日の記録を鮮明に残しておきたいなら、手書きの文章と一緒に写真を添えるのも素敵です。その日に食べたランチや外出中に見つけた素敵な景色などのあなたが感じた「好き」を集めてみてください。まるでアルバムや雑誌のようにおしゃれな手帳に早変わり!見返す度に心がワクワクする一冊になりますよ。

手書きの手帳ならではの奥深さを体験してみませんか?

昨今は、スマホアプリで記録が付けられることもあって「手書きの手帳は面倒なのでは?」と思う人もいるかもしれませんね。しかし、手書きの手帳には、アプリでは体験できない様々な魅力が詰まっています。

「アナログとデジタル、どっちで記録をつけようかな?」と悩んだそこのあなた。実際に手書きの手帳ならではの面白さを体験してみませんか?

また、こちらの記事では女性におすすめの手帳をご紹介しています。気になる方はぜひ併せてチェックしてみてくださいね。

関連記事