バレットジャーナルで暮らしを整えよう!基本の書き方とお役立ちアイテム
箇条書きで情報を記録し、整理していくノート術・バレットジャーナル。なんだか難しそうに感じるかもしれませんが、基本のルールがわかっていれば自分のスタイルで実践できるんです。そこで本記事では、バレットジャーナルの書き方とおすすめのアイテムをご紹介します。
バレットジャーナルってどんなノート術?
バレットジャーナルとは、箇条書きを活用してタスクやスケジュールを管理するノート術のこと。バレット、つまり中点を表す「・」の記号を使い、文章を書くよりも簡潔に記録できるところが大きな特徴です。
手書きすることで頭の中に散らばった思考や情報が整理され、記憶に定着しやすくなります。そこからさらにアイデアを膨らませたり、課題や目標を見つけたりと新しい一歩を踏み出すきっかけにしてみて。
また、バレットジャーナルなら「今の自分には何が必要で、どうすべきなのか」を可視化できるので、やるべきことを先延ばしにしてしまいがちな方にもおすすめです。
バレットジャーナルの基本の書き方
バレットジャーナルを始める前に、基本的な書き方を押さえておきましょう。
まずは、バレットジャーナルに欠かせない「KEY(キー)」という記号を決めていきます。箇条書きにした項目をKEYで種類分けすることで、タスクの内容や進捗などがひと目で把握できるようになります。
例えばこちらのInstagram投稿では「〇」を未完了のタスク、「●」を完了済みなどと複数のKEYを設定。このようにシンプルで自分が覚えやすい記号をKEYにしておくと、書き出す作業もぐっとはかどりそうですね。
次に、4つのコンテンツを作ります。
- Index(インデックス):どのページに何が書いてあるのかがわかる目次
- Future Log(フューチャーログ):半年から1年ほど先の大まかな予定
- Monthly Log(マンスリーログ):1か月分のスケジュール
- Daily Log(デイリーログ):1日分の予定やタスクなど
バレットジャーナルの基本コンテンツ
それぞれのコンテンツに箇条書きしたあとは、KEYに沿ってチェックしていくだけ。記載する内容には特に決まりがないので、自分の生活に関わる視点から考えてみて。
完璧に作ろうと意気込みすぎずに、自分のペースで習慣化していくことが大切です。
基本さえわかれば、バレットジャーナルの書き方は自由にアレンジできますよ。こちらの記事で紹介されているアイデアをぜひ参考にしてみてください。
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バレットジャーナルを作るのに便利なアイテム
ここからはバレットジャーナルに使いたいノートのほか、セットアップに役立つアイテムもご紹介します。
まずは「ライフジャーナル インフィニット」で挑戦!
最初にご紹介するのは「Quo Vadis(クオバディス)」の「ライフジャーナル インフィニット」です。
バレットジャーナル向けに開発されたとあって、あらかじめ必要なコンテンツのページが用意されているのがうれしいポイント。インデックスやKEY用のページに加えて、年間と月間、週間までフォーマットが決まっているので、誰でも気軽に始められそう。
また、ウィークリーページは自由度の高いドット方眼で、見開き1ページで7日分のログを振り返れます。
持ち運びやすいA5サイズで、巻末のマチ付きポケットにはメモやふせんなどを入れておくと何かと便利。ゴールドのジグザクラインがおしゃれなゴムバンドのおかげで、鞄の中でノートがばらばら開いてしまう心配もありませんよ。

ライフジャーナル インフィニット
Quo Vadis(クオバディス)
¥3,300(税込・参考価格)
「ロディアラマ ゴールブック」でより自分らしい1冊に
バレットジャーナルに慣れてきたら、ちょっとアレンジしてみたいという気持ちが湧いてくるかもしれません。そんな方におすすめしたいのが「ロディア ラマ」シリーズの「ゴールブック」です。
基本となるインデックスとカレンダーページはノートの中に。特にカレンダーには月単位と日単位の2種類があり、それぞれフューチャーログやマンスリーログなど、自分好みに作り込んでいけます。
ページのレイアウトは、文字だけでなく図やイラストも描きやすい5mmドット方眼です。また、200ページ以上ありながらきちんとナンバリングされているので、インデックスに分類するのも簡単。さらに、筆記具と相性の良いクレールフォンテーヌ製のべラム紙を使用しています。
丈夫でしなやかなイタリア製合皮の表紙は、カラーバリエーションも豊富。あなたが一緒に暮らしたくなる色がきっと見つかるはずです。

ロディアラマ ゴールブック
RHODIA(ロディア)
¥3,289(税込・参考価格)
手に馴染む感覚が頼もしいボールペン「コクーン」
バレットジャーナルを習慣化するには、筆記具の使いやすさも大切。そこで「PILOT(パイロット)」が展開する「コクーン」をご紹介します。
こちらは回転繰り出し式の油性ボールペン。書く前に軸を回してペン先を出すひと手間があることで、気持ちをぱっと集中モードに切り替えられそう。
滑らかな曲線を描くボディは、まるでやわらかい繭のよう。さらに、握りやすさを考慮した太めの軸径と程よい重量感が手のひらにしっくりと馴染みます。安定した書き心地によって、箇条書きもスラスラ。
機能性ばっちりで見た目も美しいペンを「書く」時間の頼れるパートナーにしてみませんか。

COCOON(コクーン) ボールペン 0.7mm BCO-150R
PILOT(パイロット)
¥2,613(税込・参考価格)
「デュアル ブラッシュペン」で彩りを添えて
続いて「トンボ鉛筆」の水性マーカー「デュアル ブラッシュペン」をご紹介します。
こちらは、筆と細字の芯を併せ持つツインタイプです。フレキシブルファイバー筆芯は筆のようにしなり、手の動きにシンクロ。筆圧や角度によって、さまざまな表現を生み出せます。
もう片方の細芯は0.8mmのポリエステル芯で、細めの線はもちろん文字まできれいに書けますよ。
インクカラーはなんと全108色。ベーシックな色を集めた12色セットや、限定カラーの6色セットなどラインアップも充実しています。
タイトルをハンドレタリングで書いたりタスクにチェックを付けたりと、バレットジャーナルをあなたの好きな色で染めてみて。

デュアル ブラッシュペン ABT 6色セット ボタニカル
トンボ鉛筆
¥1,980(税込・参考価格)
簡単にカレンダーを作れるマステ「コハルコヨミ 万年カレンダー」
こちらの「コハルコヨミ 万年カレンダー」は、どんな手帳やノートにもカレンダーを貼れるマスキングテープ。曜日と日付の2種類がセットになっています。
日付の数字を斜めに印刷し、曜日と組み合わせて万年カレンダーとして使えるように工夫。文字を水平にするためには斜めに貼ることになりますが、和紙の透け感であまり目立たず、自然に仕上げられますよ。
日付のマスキングテープで作れるカレンダーは、なんと10年分以上。フューチャーログの年間カレンダーやマンスリーログの月間カレンダーなど、バレットジャーナル作りでも大活躍してくれます。

コハルコヨミ(co貼暦) 万年カレンダー
icco nico(イッコニコ)
¥880(税込・参考価格)
インデックスにもなる付箋「スティッキータブ 」
バレットジャーナルをより自由に作っていくなら「HIGHTIDE(ハイタイド)」の「スティッキータブ」が便利です。
付箋にインデックスが付いていて、どこでも好きな場所に見出しを作れる優れもの。毎日の家事リストや仕事の進捗などを書き留めておけば、貼り替えるだけで別のページに内容をそのまま引き継げます。
付箋のデザインは2種類あり、それぞれ2色ずつ展開。タスク管理にぴったりなToDoタイプはピンクとイエロー、縦横どちらにも使えるドットタイプはブルーとグリーンです。
また、インデックスの位置が3段に分かれているので重なることもなく、ページを見やすく整理できます。

スティッキータブ
HIGHTIDE(ハイタイド)
¥440(税込・参考価格)
記録し続けた年月を語る「ブラス 定規」
バレットジャーナルを書く際には、線を引く機会が多くなるもの。だからこそ、最後に「トラベラーズカンパニー」の「ブラス 定規」をご紹介します。
真鍮の板を丁寧に加工して作られた定規は、シンプルながらも光沢が美しく、洗練された佇まい。また、置いた状態からでも持ち上げやすいように片側が少し立ち上がっていて、細部までさりげない気配りが施されています。
真鍮の持つ独特の風合いは、銅と亜鉛の合金ならでは。使い続けるうちに表面が酸化し、質感や色調がだんだんと変わっていきます。
バレットジャーナルを続けながら、定規の経年変化を見守る楽しさも味わって。

ブラス 定規
トラベラーズカンパニー
¥1,650(税込・参考価格)
バレットジャーナルを始めてみよう
バレットジャーナルで情報や思考を整理することは、自分にとって心地よい暮らしを整えていくことにつながります。基本の書き方をもとに、自分らしいバレットジャーナルへと進化させていってくださいね。
バレットジャーナルをより楽しむヒントとして、フューチャーログに注目したこちらの記事もぜひご覧ください。