左利きさんに優しい文具、集めました。技ありデザインのおすすめアイテム6つ
毎日のように使う文房具ですが、左利きさんは「使い勝手のいいアイテムになかなか出会えない」と感じることも多いですよね。そんなときは右利き専用の文具を無理して使うのではなく、左利きでも使いやすい文具を選んでみませんか?今回は、左利きさんに優しいおすすめ文具をご紹介します。
左利きに対応した文具、使っていますか?
左利きの方にとって、日常生活で「ちょっと不便だな...」と感じるのはどんなときでしょうか。多くの方は、文具を使う際にストレスを感じているようです。はさみやペン、カッターなどの文具はほとんどが右利き専用なので、左利きさんには使いにくいこともありますよね。
「使えなくはないし、これでいいか」と思っている左利きの方、ちょっと待って!左利きでも快適に使えるようデザインされた文具があるんです。左利きゆえの不便さが解消されていて、使い心地の良さに驚くはず。自分の左手にしっくり馴染むグッズを見つけてみませんか?
左利きさんも使いやすい。工夫が詰まったおすすめ文具
ここからは、右利きの方と左利きの方が一緒に使える、ユニバーサルデザインの文具をご紹介します。「こんなグッズが欲しかった」と思う文具がきっと見つかるはず。
刃の向きがポイント。左右両用のスタイリッシュなはさみ
まずご紹介するのは、安全かつ美しい製品を生み出す「slice」のはさみです。オールステンレスのはさみは、まるでおしゃれなオブジェのよう。切りやすいよう設計された持ち手にも注目です。小さい穴に親指、大きい穴に残りの指を入れれば、効率的に力が伝わってサクサク切れますよ。
左利きさんにとって、右利き用のはさみは使い勝手が悪いもの。刃の向きが違うため切り口がよく見えなかったり、力が入りにくかったりして綺麗に切れないですよね。こちらのように左利きに対応しているはさみを使うと、安全に無理なく切ることができますよ。
ステンレススチール左右両用はさみ
Slice社
¥3,520(税込・参考価格)
スライダーの位置に注目。長く安全に使えるカッターナイフ
続いてご紹介するのは、左手でもスムーズにカットできるカッターナイフ。右手用のカッターを左利きさんが使うと、刃を出して向きを変えて持ち直すという一手間がかかりますよね。一方こちらのアイテムは、スライダーが上に付いているため向きを変えずにそのまま切れるんです。
また、「オランテ」という名前の通り、刃を折らなくても切れ味が長持ちするのも魅力的。さびにくいステンレスに、ベタつきを防止する加工が施されています。段ボールのガムテープも、スパッと気持ち良くカットできますね。刃はホルダーに入っているため、取り替えるときも安全です。
機能性だけでなく、デザイン性の高さも見逃せません。ケースの丸みを帯びたフォルムや、カラフルな色はかわいさ満点。お気に入りのグッズがあれば、"切る"という何気ない行為が待ち遠しくなりそうですね。
ORANTE(オランテ)
PLUS
¥792(税込・参考価格)
速乾だから綺麗に書ける。インクが滲みにくいボールペン
サラサラとした書き心地と、インクの乾きやすさが特徴の「ゼブラ」の「サラサドライ」。このボールペンを使えば、手の側面にインクが付いて汚れてしまう...という左利きならではのお悩みが解消します。紙に染み込みやすいインクが使われているため、書いたそばからすぐに乾いて手に付きません。
また、インクの発色が良く読みやすい文字を書けるのも魅力の一つ。職場でメモを取るときや、家でスケジュールや日記を書くときなど、さまざまなシーンで活躍しますよ。軽いボールペンなので、長時間書き続けても手が疲れにくいというメリットも。
こちらは、絵を描く方たちからも大人気。下書きの上からペンを入れた後、すぐに消しゴムで消してもインクが滲みません。インクを乾かす時間がカットできるため、作業のスピードアップに繋がりますね。文字も絵もストレスフリーに書きたい、という左利きさんの願いが叶う文具です。
ジェルボールペン サラサドライ0.4mm
ゼブラ
¥165(税込・参考価格)
書く時間を増やしたくなる。かわいくて機能的な万年筆
こちらの万年筆を手がけたのは、ドイツの老舗文具メーカー「シュナイダー」。使われているパーツは全て"メイドインドイツ"にこだわり、品質とデザイン共に高い評価を受けています。手頃な価格で普段使いしやすいため、万年筆デビューにもおすすめの一本です。
まず注目したいのは、思わず「かわいい!」と声が出てしまいそうなパステルカラーの色合い。手に取ると、まるでアクセサリーを付けたように手元が華やぎます。機能面では、人間工学に基づく握りやすいグリップが特徴。左右どちらの手にも馴染んで、スラスラと文字を綴れます。
ペン先の素材には、ステンレススチールと「イリジウム」という丈夫な金属を採用。耐久性に優れているため、お気に入りの万年筆を長く愛用したいという方にぴったりです。「左利きだとうまく書けないから...」と万年筆を諦めていた方も、このアイテムで書く楽しみを味わってみて。
シオッドカラー 万年筆
SCHNEIDER
¥1,650(税込・参考価格)
目盛りがばっちり見えるフレキシブルな定規
こちらは、ドイツの文具メーカー「ブルンネン」の「フレキシブルルーラー」。上下にそれぞれ逆方向の目盛りが付いている定規です。線を引くときに手が邪魔して目盛りが見えなくなる左利きさんにとって、嬉しい文具ですね。手をどけて確認しなくても、引きたい長さまで一気に線を引けるのは便利です。
また、力を加えても折れることなくしなやかに曲がる、柔軟な素材も特徴です。硬い定規ならバキッと折ってしまいそうな、狭いところや曲線を測る作業はこの定規にお任せ。いつでも取り出せるよう、服のポケットに入れて持ち運んでも◎。柔らかくて安全に使える定規は、お子さんとシェアして使ってもいいですね。
フレキシブルルーラー カラー (M)20cm
BRUNNEN(ブルンネン)
¥440(税込・参考価格)
左利き専用にもなる。大人かわいいロールふせん
最後にご紹介するのは、斬新なデザインで文具界に新たな風を吹かせる「カンミ堂」のロールふせん。まるでリップのようにコンパクトなふせんは、ペンケースやポーチに忍ばせていつでもどこでも持ち歩きたくなります。
左利きさんへのおすすめ文具で、ふせんが登場するのは意外かもしれませんね。実はこちら、ケースからふせんを取り出して逆向きにセットすれば、左利き専用に早変わり!ふせんを引き出してカットする作業が左手でできる、左利きさん思いのつくりになっています。
フィルム製のふせんにはミシン目があるため、好みの幅で綺麗に切り取れるのが便利。細く切って本やノートのしおりにしたり、大きめに切って大事なポイントをメモしたり、幅広い使い方ができます。ケース入りのふせんは傷む心配がなく、使い切ったら好きなデザインに詰め替えられるのも嬉しいですね。
ふせん リトロ
カンミ堂
¥773(税込・参考価格)
左利き向けの文具で、使う喜びを感じよう
右手でも左手でも、利き手に関係なく活用できる文具をご紹介しました。「左利きだから、文具をいまいち使いこなせない」と思っていた方は、ぜひ左利き対応の文具を使ってみてください。「こんなにスムーズに、楽しく文具を使えるんだ」という発見がきっとできるはず。
こちらの記事では、左利きさんが万年筆を使うときのポイントや、おすすめアイテムが紹介されています。万年筆で美しい文字を書きたいと願う左利きさんは、ぜひ参考にしてみてください。