手紙を美しく書けるペンまとめ。ボールペンから筆ペンまでおすすめの6本をご紹介
手紙を美しく書きたいと思ったら、まずはペン選びからスタートしましょう。インク溜まりやにじみの少ないペンを使えば、手紙が美しく仕上がりますよ。この記事では、そんな手紙を美しく書けるペンをご紹介します。ぜひペン選びの参考にしてくださいね。
美しい手紙はペン選びから始まる
メールやLINEなどでのやり取りが多くなった現代だからこそ、手書きの手紙にはこだわりたいもの。最近では、美文字を目指してペン習字を始める人も多いんだとか。
しかし、いざ手紙を書こうとすると、たくさん種類のあるペンの中からどれを選べばよいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。
そんなときは、手に馴染む書き心地の良いペンを選びましょう。ボールペンや万年筆、筆ペンなど、書きやすいペンを種類別に持っていれば、手紙を美しく仕上げられるはず。ぜひ、あなたと相性の良いお気に入りのペンを見つけて、手紙を書いてみませんか?
手紙が美しく仕上がるおすすめのペン
ここからは、ボールペンや万年筆、筆ペンなど、種類別におすすめのペンを紹介していきます。手紙を書く際のマナーについても触れているので、ぜひご覧ください。
ZEBRA「サラサグランド」で安定した綺麗な文字
「ZEBRA(ゼブラ)」の「SARASA GRAND(サラサグランド)」は、滲まない線を安定して書けるおすすめの水性ボールペンです。するするとした滑らかな書き心地なので、ビジネスシーンで使用している方も多くいます。
実は、サラサグランドは「サラサ」シリーズの中でも重量が重め。長時間の筆記には軽量のものが適していますが、手紙を書くときは適度に重量があり、安定した書き心地のサラサグランドがおすすめなんです。
また、サラサグランドはインクのカラーバリエーションが豊富な点も魅力。しかし、フォーマルな手紙を書く際は黒、またはブルーブラックを選ぶのがマナーなので、シーンに合わせてカラーを選んでくださいね。
SARASA GRAND(サラサグランド)
ZEBRA(ゼブラ)
¥1,160(税込・参考価格)
三菱鉛筆「ユニボールシグノ」は粘度が高く滲まない
「三菱鉛筆」の「uni-ball signo(ユニボールシグノ)」は、粘度が高く、文字が滲まないと人気のボールペンです。耐水性・耐光性に優れた顔料インクは、長期的に保存する手紙を書くときに向いています。ダマにもなりにくいので、和紙のような滲みやすい紙とも好相性。
また、先ほどご紹介したサラサグランド同様、ユニボールシグノもカラーバリエーションが豊富なペンです。お友達などに送るカジュアルな手紙であれば、相手に合わせた色選びを楽しんでみて。手帳の記入やデコレーションにもおすすめですよ。
ユニボールシグノ 0.38mm
三菱鉛筆
¥138(税込・参考価格)
ぺんてる「トラディオ プラマン」で抑揚ある文字に
「Pentel(ぺんてる)」の「トラディオプラマン」は、1993年に発売されたサインペンと万年筆の良さを兼ね備えた唯一無二のペンです。ペン先はプラスチック製ですが、まるで万年筆のような形をしており、滑らかでしなやかな書き味を楽しめます。
また、ペン先の紙へのあたりが優しく、強い筆圧が必要ありません。プラスチックの柔らかくしなるペン先が他のペンでは味わえない感触で、その書き心地が多くのリピーターを魅了しているんです。
ペン先の角度を変えると文字の太さが変えられるのも、トラディオプラマンの特徴ですよ。まるで筆ペンのような抑揚のある文字が書けるので、手書きが苦手な方でも達筆に見えるのも人気の理由の一つ。また、トラディオプラマンはカートリッジでインクを補充できるので、長く愛用できる点でもおすすめです。
トラディオ プラマン ユーロ限定モデル
ぺんてる
¥1,980(税込・参考価格)
プラチナ万年筆の「プレピー」はお値段以上の書き心地
「プラチナ万年筆」の「PREPPY(プレピー)」は、初心者の方でも手に取りやすい安価が魅力の万年筆。「万年筆で手紙を書いてみたいけれど、万年筆は高価で書き方も難しそう…」と躊躇する方におすすめの1本です。
プレピーの書き心地は高級な万年筆に劣らず、安価であることを感じさせないほど。スルスルとした万年筆特有の書き心地に、手紙を書くのが楽しくなるでしょう。また、プラチナ万年筆のインクは裏透けしにくくかすれないと人気なので、初心者の方でも手紙をスムーズに書けますよ。
さらに、インクが乾きにくい「スリップシール機構」を搭載しているため、万年筆を使う機会が少ないという方にも安心です。万年筆で書いた手紙は丁寧な印象を与え、きっと相手にも喜んでもらえますよ。
PREPPY(プレピー )万年筆 F細字/M中字
PLATINUM(プラチナ)
¥440(税込・参考価格)
PILOT「色彩逢い」は安定感のあるスムーズな書き心地
「PILOT(パイロット)」の「色彩逢い(いろあい)」も、手紙を書くときにおすすめの万年筆です。色彩逢いのペン先は平らなのが特徴で、縦に書くと太い線、横に書くと細い線が書けます。細身の万年筆よりも文字に抑揚が出やすく、美しい文字の手紙が期待できる優れものなんです。
また、ペン軸と首軸の段差が小さいので、長時間持っていても疲れにくくなっています。そして、カートリッジとコンバーターの両用式なのも使いやすいポイント。コンバーターは別売りの万年筆が多い中、色彩逢いは万年筆本体に付属しているのも嬉しいですね。思わずインクがたくさん欲しくなってしまいそう。
プレラ 万年筆 色彩逢い
PILOT(パイロット)
¥3,850(税込・参考価格)
強弱が付けやすい。呉竹の「筆ごこち」
普段なかなか筆ペンを使う機会がないという人にこそおすすめなのが、「呉竹」の「筆ごこち」です。手紙のマナー的にも品格の高い筆ペンですが、美しい文字が書けず苦手意識をもっている方も多いでしょう。しかし、筆ごこちは筆ペンとサインペンの良いとこ取りをしているため、初心者でも書きやすいんです。
また、文字に強弱が付けやすく、筆ペンならではのアクセントを出しやすいのもポイント。ペンの太さは中字と極細、細字の3種類あり、手紙の本文を書く際には極細、宛名には中字がおすすめです。
筆ごこち 黒
呉竹
¥176(税込・参考価格)
ペンにこだわれば手紙を書くのが楽しくなる
手紙を書くのにふさわしい、手に馴染む書き心地の良いペンをご紹介しました。手書きの手紙を送ることが少なくなってはきましたが、そんな現代だからこそ、より心に響くのではないでしょうか。
改まった手紙だけでなく、「お疲れ様でした」「ありがとう」など、ちょっとしたメッセージを手紙で伝えるのもおすすめ。これを機に相性の良いお気に入りのペンを探して、楽しく手紙を書いてみてくださいね。
手紙はもちろん、ビジネスシーンでも使いやすいボールペン。以下の記事でおすすめの水性、油性のボールペンをご紹介しているので、以下の記事もぜひ併せてご覧ください。