《初心者必見》おすすめの女性向け万年筆はコレ!パートナーとなる一本を見つけよう
万年筆を日常的に使っている女性は、格好良くてなんだか憧れてしまいますよね。でも、「使うのが難しそう」とハードルの高さを感じている方も多いはず。そこでこの記事では、初心者でも使いやすい万年筆の選び方や、女性におすすめの美しい万年筆をご紹介します。
初心者でも大丈夫。女性におすすめの万年筆の選び方とは?
ラインナップがとっても豊富な万年筆。実際に万年筆を購入してみたいと思っても、どのように選べばいいのか迷ってしまいますよね。
また、価格が一般的な筆記具より高価なこともあり、「選ぶときに失敗したくない」というのが本音のはず。ブランドだけでもたくさんあるので、特に万年筆初心者の方にとっては選択が難しいですよね。そんな方に向けて、ここからは初心者向けの万年筆の選び方をご紹介します。
①ペン先の太さ、素材に注目
- 極細(EF)
- 細字(F)
- 中字(M)
- 太字(B)
一般的なペン先の太さの種類
ペン先の太さの種類はメーカーやブランドによって多少の違いがあります。一般的に「ファイン(F)」と呼ばれる細字や「ミディアム(M)」と呼ばれる中字なら、どんなシーンでも使いやすい太さなので、初心者の方にもおすすめです。
また、ノートや日記、手帳などを習慣にしている女性は、細かい字が書きやすい細字が向いているでしょう。対して太字は、サインや宛名書きなどをスルッと滑らかに書くことができて◎。メーカーによってはもっと多くのペン先の太さを展開しているので、購入時にチェックしてみてください。
- 金
- ステンレス
ペン先の素材の種類
ペン先の素材が金のものには「14K、18K、21K」といった表記があり、数字が小さいほど硬く、大きいほど柔らかい書き味になります。金はステンレスに比べてペン先が柔らかいので、時間の経過とともに書き手に馴染みやすいところが魅力。しなやかで滑らかなタッチで、耐久性も高いのが特徴です。
一方ステンレスは、ペン先が硬くカリカリとした書き心地で、初心者の方でも書きやすいですよ。また、ステンレスのペン先の万年筆は金よりリーズナブルなものが多いので、万年筆初心者の方の「初めの一歩」としてもおすすめです。
②インクの補充方法
- カートリッジ式
- 吸入式
- コンバーター(両用)式
インクの補充方法
万年筆には、3種類のインクの補充方法があります。中でもインクカートリッジを交換して使用するカートリッジ式は、とってもお手軽で初心者さんに持ってこい。交換の際は、お使いの万年筆に合うタイプのカートリッジを選びましょう。
対して、吸入式はボトルからインクを吸引するタイプで、ボトルインクに直接ペン先をつけてインクを補充します。少し手間はかかりますが、吸入式の万年筆ならより多くのインクを補充できるので長く筆記を楽しむことができますよ。
そして、コンバーター式は「コンバーター」というインク吸入器を使ってインクを補充します。ただ、現在はカートリッジも使用できる両用タイプが一般的なので、インクの補充方法を決めきれない方はこちらのタイプがおすすめです。
万年筆を通して、「インク沼」とも呼ばれる奥深いインクの世界の虜になってしまうかも。ご当地インクで、小旅行気分を味わうなんてこともできますよ。
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③デザイン
万年筆は、こだわりが詰まったおしゃれなデザインのものが豊富です。女性らしい雰囲気のものもたくさんあるので、眺めているだけで胸が高鳴りますよね。
また、デザインは万年筆の機能面にも影響を与えます。例えば、軸の太さは書きやすさを左右する大切な要素。一般的に、軸が太めだと長時間の筆記でも疲れにくく、軸が細めだと持ち運びやすいというメリットがあります。
また、ペン軸の太さだけでなく、素材による万年筆の重さの違いも要チェック。特に初心者の方は、実際に手に取って違いを味わい、しっくりくるものを選ぶと良いでしょう。
初心者の方も使いやすい!女性向けのおすすめ万年筆のご紹介
万年筆の選び方のポイントはつかめましたか?ここからは、初心者の方も手に取りやすい、女性におすすめの万年筆をピックアップします!
女性らしいフォルムが魅力。「KAWECO」の万年筆
まずご紹介するのは、大人の女性にぴったりの優しいカラーとスタイリッシュなフォルムが目を惹くこちら。ドイツ最古のペンメーカー「KAWECO(カヴェコ)」の復刻版「クラシックスポーツ」シリーズのスカイラインモデルです。
購入時は、初心者も使いやすい中字(M)のペン先に、ブルーのカートリッジが装着されています。女性らしい雰囲気のコンパクトなサイズですが、キャップを尻軸に付けることで筆記にちょうど良いバランスに。太めの軸で握りやすいのもポイントです。
スカイラインスポーツ 万年筆
KAWECO カヴェコ
¥3,850(税込・参考価格)
初心者におすすめ。万年筆との距離が縮まる「MD万年筆」
「ミドリ」の「MD万年筆」は、シンプルで気さくな佇まいで、万年筆を身近に感じさせてくれる存在。スムーズな書き心地や手が届きやすいお値段も魅力で、初心者が手に取る最初の1本としておすすめの筆記具です。
優しい色合いのクリーム色の軸は、大人の女性も手に取りやすい雰囲気。「書く」を大切にするブランド「ミドリ」オリジナルのMD用紙とも相性抜群なんですよ。扱いやすい中字(M)のペン先で、スケッチや日記、手紙など、あらゆる用途で万年筆の普段使いを楽しめます。
MD 万年筆
ミドリ
¥2,750(税込・参考価格)
日本の四季をイメージさせる佇まい「四季織」
こちらは、日本の老舗文具メーカーである「セーラー万年筆」の万年筆。「四季織」シリーズの「月夜の水面」という、名前にまで美しいこだわりが感じられる女性におすすめの筆記具です。眺めていると、日本の季節やその情景が浮かんできますね。
こちらのうっすらとパールがかった色合いが女性らしい「夜桜」の他にも、「夜焚」「夜長」「霜夜」と、月夜を思わせる4種類のカラー展開があります。ペン先は細字(F)なので、細かい字もお手のもの。日本の老舗メーカーの万年筆の書き心地を体験してみてはいかがでしょうか?
四季織 万年筆 月夜の水面(つくよのみなも)
セーラー万年筆
¥6,600(税込・参考価格)
機能的でスタイリッシュ。バランス感覚の良い「849」万年筆
続いてご紹介するのは、「CARAND'ACHE(カランダッシュ )」の定番「849」シリーズの万年筆。まるで鉛筆のような六角形のフォルムはユニークでかわいらしいだけでなく、手にしっくりと馴染みます。スタイリッシュなアルミのボディに乗った、発色の良いカラーも魅力的。他の万年筆ではあまり見かけない、蛍光カラーもおしゃれなんですよ。
ペン先はスチールで、極細字(EF)、細字(F)、中字(M)、太字(B)の4種類の中から選ぶことができます。どこにでも持って出かけたくなるすっきりとしたフォルムは、手が小さい女性にもぴったり。機能的でありながら洗練された佇まいで、初心者の方にもおすすめの万年筆です。
万年筆 849コレクション
CARAND'ACHE
¥6,710(税込・参考価格)
落ち着いた色合いがシックな「ファウンテンペン」
「TOOLS to LIVEBY(ツールズトゥリブバイ)」は、台湾を中心に人気の文具店。ここで生み出されたオリジナルの文具たちは、世界中のファンから支持されています。今回ご紹介するシックで落ち着いた色合いの万年筆は、まさに大人の女性にぴったりな1本。
ゴールドがアクセントに効いた、シンプルでエレガントなデザインに思わずうっとり。ペン先は細字(F)で書きやすく、初心者の方もプライベート、お仕事問わず使いやすいですよ。とってもおしゃれなパッケージの箱入りなので、大人の女性へのプレゼントとしても喜ばれるはず。
ファウンテンペン
TOOLS to LIVEBY
¥8,250(税込・参考価格)
初心者の方も大丈夫。万年筆との時間を楽しんで
初心者の方にも使いやすい万年筆選びのポイントや、女性におすすめの万年筆をご紹介しました。この記事が、あなたのパートナーとなる万年筆を見つけるヒントになると嬉しいです。万年筆を、ぜひ日常の「書く」時間に取り入れてみてください。