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万年筆インクの色で味わう、小旅行気分。ご当地ならではの由来に想いを馳せて

万年筆インクの色で味わう、小旅行気分。ご当地ならではの由来に想いを馳せて
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文具ブームにおいて、人気の高まっているインク。その中でも、日本の土地に由来するご当地インクが注目を浴びています。観光地や特産物をモチーフに、ご当地の醍醐味を伝えるインクが勢ぞろい。1度使えば、どんな場所なのか実際に訪れたくなってしまうはず。次の旅行計画は、ご当地インクから考えてみてはどうでしょうか。

インクが語るご当地の情景を感じて

紫原もこ
紫原もこ

万年筆やガラスペンの文字を彩る、インクの数々。その魅力に引き寄せられた先には、思いがけない色と光景が待っているかも。知れば知るほど深まるインクの魅力を一緒に感じてみませんか?

文具ブームが続く中、手書きの味わい深さを感じられる万年筆にも人気が集まっています。万年筆といえば、「高級品で、使うのが難しそう」と思ったことがあるかもしれません。一方で、紙に引っかかるような独特の書き心地や、ペン先から奏でられるカリカリという音など、万年筆にしかない魅力もたくさんあります。

そんな万年筆と一緒に盛り上がりを見せているのが、色とりどりのインクたち。定番色の黒だけでなく、鮮やかな青や赤、緑といったカラー展開がどんどん広がっています。集め始めたら、きっとパレットがいくらあっても足りないくらい。

さらに、文具メーカーがオリジナルで開発した「ご当地インク」にも注目してみて。使うたびにその土地への思い入れが伝わり、旅に出たくなるでしょう。ご当地インクの切符を片手に、インクの世界に飛び込んでみては?

どこに行きたい?ご当地インクで選ぶ旅先

紫原もこ
紫原もこ

ご当地インクには、観光名所や特産品、名物料理にちなんだ色がずらりと勢ぞろい。都道府県ごとに並べれば、日本全国の旅マップが完成します。行ったことがある先なら、かつての思い出にじっくりと浸って。まだ訪れたことのない場所のインクは、次なる旅路へのカギにしましょう。

静岡県代表 オリジナルご当地インク

静岡県にある文具店「ペンネジューク」では、ご当地愛に溢れたインクたちと出会えます。日本の象徴ともいえる富士山の景観にちなんだ色や、富士市限定の給食メニューから生まれた色など…バリエーション豊かで、ユニークさも感じられますよ。富士山の雄大さを満喫したら、自慢の生しらすを味わって。そんな観光プランが次々と湧き出てくる、楽しいラインナップです。

富士山シリーズの中でも、「雲海」の絶妙な色合いに心惹かれます。沈みゆく夕日に照らされ、青紫に染まった富士の山肌が目に浮かぶよう。山頂の雪と周囲にたなびく雲まで、幻想的なモーヴ色のグラデーションに包まれて。古くから日本人に親しまれてきた美しい姿を、紙の上に映し出したくなります。インク色が一目でイメージできそうなパッケージデザインもたまりません。

オリジナルご当地インク
オリジナルご当地インク

ペンネジューク

¥2,750(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

奈良県代表 奈良まほろばインク  青丹葭

日本古代史のロマン漂う奈良県より、変幻自在のご当地インクが登場。インク名の「あをによし」とは奈良にかかる枕詞で、都の美しさと繁栄を賞賛しています。最大の魅力は、誰でもオリジナルのインク色を楽しめるところ。シアン・マゼンタ・イエローの3色をベースに、配合を変えることで新たな色が生まれます。水彩顔料のため、水で薄めることも可能ですよ。

こちらの方は、秋らしい紅葉色のオリジナルインクを作成。微妙なニュアンスの違いは、まさに一期一会といえそう。季節ごとに移り変わる奈良の情景を、インクで思い描いてみましょう。

こちらの投稿では、まほろばインクをちょっとずつ混ぜ合わせながらカリグラフィーに挑戦されています。一文字ずつ変化する色と滲み具合に、奈良の自然や風景が宿っているかのようです。気品ある紫色から華やかな梅のごとき紅色まで、思うままにインクを遊ばせてみてくださいね。

奈良まほろばインク 青丹葭(あおによし)
奈良まほろばインク 青丹葭(あおによし)

¥990(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

熊本県代表 オリジナルカラーインク

甲玉堂」は熊本県の文具店で、オリジナルのご当地インクを販売しています。通常シリーズの7色は、どれも熊本に馴染みのあるモチーフから誕生。例えば、ダークグレーの武者返しは熊本城の石垣をイメージしたインクです。石垣の揺るぎない強さと誇り高さが感じられ、インクを使うたびに心まで励ましてくれそう。

可憐なピンクの肥後芍薬に、赤茶系のあかうしなど。熊本の歴史や阿蘇・天草の豊かな自然が、色を通して伝わってくるかのよう。草千里の深緑で文字を綴れば、思わず阿蘇山の麓を駆け回りたくなるかもしれません。

オリジナルカラーインク
オリジナルカラーインク

甲玉堂

¥2,200(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

広島県代表 カラートラベラー

多山文具」のカラートラベラーシリーズを揃えて、広島県マスターになりませんか?瀬戸内海の青色や厳島神社の朱色といった正統派インクで、旅行気分を堪能して。また、ソウルフードである広島焼きにちなんだインクなど、変わり種も用意。インクから観光名所やグルメに興味を持ってほしいという、熱い思いが込められています。

こちらは、オイスターシルバーの魅力がぐっと伝わってくる投稿。「牡蠣の色って?」と不思議に思う方にこそ見てほしいインクです。灰色なのに透明感があり、真珠のような輝きを秘めています。いつかご当地を訪れたいという気持ちがむくむくと膨らんできそうですね。

カラートラベラー
カラートラベラー

多山文具

¥2,200(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

兵庫県代表 Kobe INK物語

山と海に囲まれ、おしゃれな港街として賑わう神戸。そのご当地インクとして、Kobe INK物語からは60種類以上ものカラーが誕生しています。六甲山の緑に癒され、旧居留地のセピアに憧れる。まるで1枚の風景画を眺めているかのように、インク色を楽しむ感覚を教えてくれますよ。

摩耶ラピスのインクを使った爽やかなアート投稿に、一目惚れしてしまいました。少女の繊細な感性を表すのに、群青がこれほど似合うだなんて。文字を書くのはもちろん、イラストも神戸ならではの色彩で染めあげたくなります。

Kobe INK物語は、青色だけでも驚くほど多彩な表情を見せてくれます。神戸の空と海、土地そのものが持つ個性をインクに落とし込んで。たとえ離れた場所に住んでいても、神戸をもっと身近に感じられるでしょう。

Kobe INK物語
Kobe INK物語

ナガサワ文具

¥1,980(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

ご当地インクは自由な旅へのチケット

日本各地の文具メーカーが、地元への愛をぎゅっと詰め込んだご当地インク。その場所にしかない色が、インクボトルからペン先を伝って描き出されます。まだ見ぬ土地への憧れと、すぐにでも旅立ちたくなる高揚感。ご当地インクは、心の旅路のチケットとなってくれるでしょう。「いつか必ず、ここを訪れよう」ご当地インクの色と共に、そんな誓いを立ててみませんか。