一生ものの万年筆を手に入れよう。選び方のポイントや定番ブランドをチェック

一生のパートナーにしたいと思えるような、長く使える万年筆があったら素敵だと思いませんか？大人のたしなみともいえる万年筆は、こだわりを持って選ぶのがおすすめです。この記事では、大人なら持っておきたい一生ものの万年筆の選び方やおすすめの商品をご紹介します。ぜひ、自分らしい1本を見つけませんか？

大人のたしなみ。一生ものの万年筆を持つことの魅力

万年筆は高級感とファッション性の高さから、大人が持つアイテムというイメージがある方もいるのではないでしょうか。筆記具ですが宝飾品のひとつとして持ち歩く方も多く、万年筆を持つ人のセンスもうかがえます。

もちろん、万年筆を持つ魅力はデザイン性だけではありません。なめらかな書き心地で長時間の筆記でも疲れにくいのは、万年筆の魅力のひとつでしょう。また、書く人のクセに影響されたカスタムやメンテナンスをすれば半永久的に使えるところも愛着が沸くポイント。

ずっとそばにいるパートナーのような存在になりえる万年筆だからこそ、こだわりを持って選びたいですよね。あなたにとって一生ものになる、素敵な万年筆をみつけましょう。

こだわりを大切に。一生ものの万年筆の選び方

部品交換や修理が可能なものがおすすめ

一生ものの1本を選ぶときは、部品交換や修理が可能な万年筆がおすすめです。一生ものとして長く愛用すれば、部品が壊れたり修理が必要になったりすることもあるでしょう。定番の万年筆は愛用者も多いので、部品が生産中止になる可能性も低く、修理の受付をしているものも多いです。

また、有名で息の長い文具メーカーやブランドはより安心して使えます。歴史が長いということはそれだけ安定して続くということですから、特に初心者にはおすすめの万年筆ともいえるでしょう。

作りや素材にも目を向けて

長く愛用するものだからこそ目を向けたいのが、頑丈さです。パーツが外れにくいかどうか、丈夫な素材を使用しているかどうかをチェックしましょう。

例えば、金属軸は頑丈ですが酸化しやすいため、定期的なメンテナンスが必要な素材です。また、セルロイドやエボナイトは丈夫な素材ですが紫外線に弱いので、お手入れが重要になってきます。

このように、万年筆に使われている素材の特徴を知っておけば、自分の使い方にあう一本を見つけられるでしょう。

「好き」を大切に。デザインにもこだわって

もちろん自分自身が好きなデザインにこだわるのも、一生ものの万年筆を選ぶ大切なポイント。好きという気持ちで選んだ1本は、使っていて楽しく自然と大切に扱うので長持ちしますよ。

毎日使いたくなる。一生ものにおすすめな万年筆

漆塗りのような美しいボディ。手触りが魅力な万年筆

最初にご紹介するのは「笑暮屋（えぼや）」のエボナイト万年筆、方舟（はこぶね）シリーズの「深海/しんかい」。黒エボナイトをベースにした深みのある青のマーブル模様は、まさに深海を思わせる美しさです。

清らかで流れるような筆記、手に持つと静かな水面のように落ち着いた気持ちになる。そんなイメージで作られた方舟シリーズは、高級感と素材へのこだわりを兼ね備えた、一生ものにふさわしい1本です。

21金のペン先。抜群の書き味に魅了される万年筆

こちらは、世界の伝統的な喫茶文化をテーマとした「セーラー万年筆」の「クリスマスティー」。ドライピールなど柑橘系がミックスされた紅茶「クリスマススパイス」と一緒に楽しむ茶器や、お菓子などをイメージして作られた上品な万年筆です。

ベースはセーラー万年筆の定番モデル「プロフェッショナルギア」。洗練された現代的デザインと21金のやわらかでなめらかな書き心地に、うっとりすること間違いなしです。毎日使いたくなるような、使い心地のよい一生ものにぴったりな万年筆ですよ。

大人なカラー展開。使いやすいコンパクトボディの万年筆

コンパクトボディにこだわりたい方におすすめなのが、「セーラー万年筆」の「プロフェッショナルギア スリムミニ」。セーラー万年筆の定番モデル「プロフェッショナルギア」の、胴が細く軽いスリムなタイプです。

モロッコ雑貨のイメージから生まれた大人っぽく使いやすいカラーバリエーションは、手帳のデザインに合わせて選べると人気。プレゼントとしてもおすすめな、持ち歩き用として使える万年筆です。

インクの鮮度を保つ。機能性に優れた美しい万年筆

一生ものの万年筆は、インクにもこだわりたい。そんな方におすすめなのが「プラチナ万年筆」の「シェイプ・オブ・ハート イヴォワール」です。スリップシール機構を搭載しており、インクの蒸発を防ぎ鮮度を保ち続けます。

ペン先のハートの穴（ハートピース）や先端のジルコニアなど、大人の女性におすすめ。インクがセットになっているので、大切な方へのプレゼントとしても喜んでもらえそう。一生ものにふさわしい、美しい万年筆です。

インクを楽しむ。14金ペン先の本格派スケルトン

万年筆インクを楽しみたいという方におすすめなのが、透明なボディが美しい「パイロット」の「カスタム ヘリテイジ92」。後部の尾栓を回しながらインクを吸引する動作は、万年筆の醍醐味でもあります。

透明なボディに吸われた好きな色のインクが、書くたびに揺れる姿に心が躍る一本。14金のペン先やスクリュー式吸入など、ユニークなのに本格派なところが一生ものにしたくなる万年筆です。

使うほどに愛着の湧く万年筆を見つけよう

一生ものの万年筆は、こだわりをもって選ぶことが大切です。宝飾品のようで実用的、使うほどに愛着が湧く。そんな一生使える万年筆を、ぜひ探してみてくださいね。

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