おすすめのプラチナ万年筆5つ。人気のモデルから魅力的な一本まで、選び方を紹介
国内の万年筆メーカーのなかでも有名な「プラチナ万年筆」。種類が豊富なので、どれを選べばいいのか迷う方もいるかもしれません。そこでこの記事では、プラチナ万年筆の選び方とおすすめのモデルをご紹介します。お気に入りの1本を選ぶ参考にしてみてくださいね。
プラチナ万年筆の魅力とは?
プラチナ万年筆といえば、日本の有名な老舗筆記具メーカーです。1991年の創業以来、独自技術を活かして革新的な筆記具を作り続けてきました。
特に社名にも入っている「万年筆」は、人気の高いアイテム。
ペン先の素材や字幅などの種類が豊富なので、自分好みの書き味を見つけられますよ。また、ボディや軸のデザインにもこだわりがつまっています。
さらに高級感あるモデルだけでなく、リーズナブルな値段で手に入るシリーズも展開されています。すでに万年筆を愛用している方はもちろん、初めて使う方にもおすすめのブランドです。
プラチナ万年筆の選び方
プラチナ万年筆のアイテムは、どれも魅力的でおすすめしたくなるものばかり。ここからは、プラチナ万年筆に興味がある方に向けて、選び方のポイントをご紹介します。
使いやすさで選ぶ
万年筆を使う目的やシーンは人それぞれ。だからこそ、自分にとって使いやすい機能やデザインをチェックすることが大切です。
例えば、落ち着いたデザインが魅力の「プレジール」シリーズは、オンオフ問わず日常使いにおすすめです。また、「プロシオン」シリーズはステンレス製のペン先ながら、やわらかい書き味で好評です。
さらにプラチナ万年筆では「スリップシール機構」を独自開発。ペン先を完全気密構造でカバーし、インクが乾きにくいよう設計しています。多くのモデルに採用されているので、万年筆を特別なときだけ使いたい方にもおすすめです。
ペン先の太さで選ぶ
万年筆は、ペン先の太さによって文字の幅も変わります。
字幅にこだわるなら、プラチナ万年筆の「プレジデント」がおすすめ。超極細から極太まで、6種類のペン先から好きな字幅を見つけてみてください。
価格で選ぶ
プラチナ万年筆には、幅広い価格帯の万年筆が揃っています。
プラチナ万年筆のなかでも「プレピー」や「プレジール」はリーズナブルな値段で、ボールペンのように気軽に使えるところが魅力。初心者が万年筆に慣れるのにちょうど良く、人気のモデルです。
また「プロシオン」や「#3776 センチュリー」も万年筆としては比較的安価ながら、上質な使い心地を味わえますよ。本格的に万年筆を使いたい方におすすめです。
素材やデザインにこだわる
素材やデザインにこだわるなら、プラチナ万年筆の「美巧」や「出雲」シリーズはいかがでしょうか?
どちらのモデルにも、蒔絵や金箔、漆塗りといった伝統工芸の技法が惜しみなく施されています。高級感漂う見た目は、まるで芸術作品のよう。とっておきの1本として、大切に使い続けたくなります。
おすすめのプラチナ万年筆
プラチナ万年筆の多彩なラインナップから、おすすめの5本をご紹介します。全て見終わったら、きっとプラチナ万年筆のとりこになってしまいますよ。
夜空を流れる淡い光のような「Little Meteor」
最初にご紹介するのは、プラチナ万年筆の「Little meteor(リトルメテオ)」です。
洗練された八角形のボディと、くすみがかったパステルカラーがぱっと目を引くデザイン。ただおしゃれなだけではなく、置いたときに転がらない利便性も兼ね備えています。
また、コンバーターとカートリッジの両方に対応。プラチナ万年筆独自のスリップシール機構を搭載しているので、インクの乾きを心配せずに使えますよ。
ニブに刻まれているのは、星のしるし。“小さな流星”を意味する名前にふさわしく、さりげない遊び心にときめきます。「Little meteor」で願い事を綴ってみるのも素敵ですね。
Little Meteor(リトルメテオ)
プラチナ万年筆
¥1,430(税込・参考価格)
好奇心を刺激する「キュリダス」
続いてご紹介するのは「キュリダス」。
キャップ式ではなくノック式の万年筆です。ノックでペン先を繰り出す機構と、好奇心を意味する“CURIOSITY”という単語にちなんで命名されたそう。
ひと押しノックするだけで使えるので、なにかとメモを取ることの多いビジネスシーンにもおすすめです。キュリダスで、ひらめいたアイデアも逃さず書き留めましょう。
ノック式だとインクの乾燥が心配ですが、ペン先の気密性を高めることで課題に対応。また、キャップがない分クリップの位置を調整して持ちやすいように配慮しています。
キュリダス PKN-7000
プラチナ万年筆
¥6,330(税込・参考価格)
万年筆に親しむなら「プレジール」がおすすめ
リーズナブルなのに本格派の万年筆として人気なのが「プレジール」です。
美しい曲線を描くボディは、ずっと触れていたくなるほど。擦り傷に強いパール加工を施すことで耐久性が高くなり、輝くような質感も生まれています。
インクを手軽に変えやすいカートリッジ式で、初心者にもおすすめ。また、スリップシール機構を搭載したモデルなので、しばらく使わなくてもインクが乾きにくいのもポイントです。
豊富なカラー展開から、自分らしい1本を選ぶのが楽しくなりますよ。
プレジール PGB-1000
プラチナ万年筆
¥2,620(税込・参考価格)
手元で上品に輝く「プロシオン ラスター」
「プロシオン」の名前は、こいぬ座の恒星である“プロキオン”に由来します。日常生活で「キラリと輝く万年筆」をコンセプトに、書く喜びを感じられる工夫が詰まった1本です。
ペン先には、柔軟性に優れた五角絞りを採用。また、アルミ材のボディは重すぎず軽すぎず、程よい重量感で手に馴染みます。
こちらも、スリップシール機構を搭載していて、いつでもさらりとした書き味に。シンプルながら上品なカラーリングが揃い、自分用としてはもちろんプレゼントにもおすすめです。
プロシオン ラスター PNS-8000
プラチナ万年筆
¥7,300(税込・参考価格)
「#3776 センチュリー」を愛用の万年筆に
最後にご紹介するのは「#3776 センチュリー」です。
こちらは、日本最高峰である富士山の標高にちなんで名付けられたシリーズ。機能性とデザイン性を両立した品質で、高い人気を誇ります。
キャップにはインクの乾燥を防ぐスリップシール機構を組み込み、ペン先もインクの流れがスムーズになるように設計しています。
また、シンプルなフォルムだからこそ持ちやすく、長く使い続けるのにおすすめ。鮮やかな色や個性的な柄も、持ち主の心をとらえて離さない魅力のひとつです。
#3776 センチュリー シャルトルブルー PNB-15000
プラチナ万年筆
¥17,600(税込・参考価格)
おすすめのプラチナ万年筆で書く楽しみを体感して
プラチナ万年筆は、独自技術によって書き心地を追求した万年筆シリーズを豊富に展開しています。使う目的に合わせて機能やデザインをチェックすることが、選び方のポイント。今回ご紹介したおすすめのモデルも参考に、自分にぴったり合うプラチナ万年筆を探してみませんか。
お気に入りの万年筆と出会えたら、大切に使い続けたいですよね。こちらの記事で、万年筆の正しい保管方法をチェックしましょう!