"心の距離を縮める"一筆箋。伝えたい想いをひと切れのキャンパスに乗せて。
小ぶりなサイズの一筆箋は、ちょっとした気持ちを伝えるのにぴったりな便箋。普段は言えないような照れくさい気持ちでも、一筆箋ならコンパクトに、しかし味わい深く伝えてくれます。限られたスペースだからこそ、乗せる言葉を丁寧に紡ぎ出せる。誰かに素直な気持ちを伝えたい時には、ぜひ手にとってみて。
思いやりの言の葉を、ひとつひとつ綴って
「お元気ですか?」「ありがとう」「また会おうね」 あの人に伝えたい、言葉の数々。口に出すには少し照れくさかったり、遠く離れてなかなか会えなかったりと、積み重なった思いが出口を探しているかもしれません。
そんな胸の内を、一葉のメッセージにそっと載せてみませんか?一筆箋は、ちょっとした物を送る機会の添え状にぴったり。短すぎず、長すぎず、けれど確かに心に響く言の葉をちりばめて。一筆箋の不思議な温もりが、お互いの存在をより近く感じさせてくれますよ。
一筆箋と向き合ってみよう
一筆箋とは、短冊形をした細長い便箋のこと。通常の便箋よりも小さいサイズなので、挨拶やお礼の文面、ひと言メッセージを書くにはちょうど良いボリュームです。
例えば、プレゼントを贈る時に、相手が気に入ってくれるよう願いを込めて。また、職場でお土産を渡したり、借りていた物を返したりと、何かにつけ言葉を添えておきたくなるシーンは多いですよね。「ありがとう」も「元気でいてね」も、直接伝えるだけが全てではないはず。一筆箋を使って、一文字に自分の気持ちを宿しましょう。
渡す相手のことを思い浮かべて
一筆箋は、手軽に気持ちを伝えられるツールとして大活躍してくれます。家族はもちろん、友人から同僚、職場の上司に至るまで、どんな相手の心もほっこりと和ませてくれそう。
とはいえ、想いを託す大切な一筆箋だからこそ、マナーもきちんと心得ておきたいところです。仕事用に使う場合にはシンプルなデザインを選ぶなど、TPOを意識してくださいね。
一筆箋の姿かたちにこだわって
一筆箋には、縦書きと横書きに加えて、縦横両用のタイプがあります。縦書きタイプは、送る相手を問わずマルチに使えるところが、頼もしい存在。ただ、慣れた形で書きたいという方には、横書きタイプが馴染みやすいかもしれません。縦にも横にも使えるタイプなら、気分に合わせた使い分けもできるので、楽しみも2倍になりますね。
また、柄の有無も見逃したくないポイント。無地の一筆箋は、文字の大きさも文章の量も自由にデザインできますよ。一方で、絵柄の入ったものには、小粋な季節感や相手の好みを反映できるという強みがあります。文字と絵柄をセットにすることで、相手への想いをもっと豊かに表現してみてはどうでしょうか。
見やすさと書きやすさも忘れずに
一筆箋の書き方に、厳密なルールはありません。まず大切なのは、送る相手の顔を思い浮かべること。自然と書きたい内容に合わせて、どんな風に文字を書き連ねるか、イメージしやすくなるはず。余白はたっぷりと、まめに改行することで、読みやすさをアップさせてくださいね。
また、使う一筆箋によっては、紙の風合いとペンの相性にも気をつけて。インクのにじみにくい一筆箋を選べば、万年筆でも安心して書き込めますよ。
心の声を一筆箋にしたためよう
あなたが手渡したい気持ちは、用意できたでしょうか?さあ、あとは思いのままに。お気に入りの一筆箋に、言葉を綴っていきましょう。
レトロな雰囲気がどこか懐かしい一筆箋
こちらは柔らかな色合いの用紙に、レトロな縁取りを施した一筆箋です。ハンコを押したかのように、少し掠れたフレームがチャームポイント。受け取った相手の指先に、じんわりと温もりを与えてくれそうな雰囲気が漂っています。
シンプルテイストの2柄入りで、縦にも横にも書き出せるところが嬉しいですね。「あの人には縦書きで」、「このお土産には横書きの方がよさそう」など、その時々のシーンと自分のセンスによる使い方を楽しんで。手書きのメッセージは、プライベートはもちろん、オフィスにちょっぴり癒しを届けるのにおすすめですよ。
一筆箋 イロガミ 横罫 ラベル柄 クリーム
ミドリ
¥352(税込・参考価格)
シンプルイズベストを体現した一筆箋
突き詰めたシンプルなデザインが凛として美しい、こちらの一筆箋をご覧ください。飾り枠のついた無地タイプと横罫タイプ、方眼タイプの3種類展開。
無地タイプには色鮮やかなブルーの飾り罫が施されており、縦横両方に使えます。また、横罫と方眼には、それぞれインクの文字色に馴染みやすい罫線の色をチョイス。活版印刷による、浮き上がるようなニュアンスが味わい深いですね。
方眼タイプの一筆箋に、丁寧な文字の連なりが印象的なこちらの投稿。軽い引っかかりを感じる紙と印刷の具合が、「手で書くこと」の面白みを広げてくれます。鞄に入れて持ち運んで、いつでも一筆書き込めるようにすれば、ノートの1ページを切り取る気軽さで想いを伝えられますよ。
NOTEPAD
yuruliku
¥440(税込・参考価格)
幸福な日々を祈りたくなる一筆箋
文字と共にぱっと目に飛び込んでくるのは、優しく彩られたイラストたち。マグカップに大好きな飲み物を淹れて過ごす、穏やかな午後のひと時へトリップしたような気分に。
てのひらに呼び寄せたくなる小鳥にも、思わず口元がほころんでしまいます。そこに綴られた言葉もまた、受け取った相手の心を包み込んでくれるでしょう。
4つの柄は、それぞれ縦書きと横書きに使えるデザイン。一輪の花のように、お祝い事のギフトや差し入れに添えたくなります。また、美濃和紙の手触りが一筆箋の柔らかい雰囲気を伝えてくれますよ。
一筆箋 浅野みどり
表現社
¥440(税込・参考価格)
ひと筆、ひと言、想いを込めて
「この気持ちを目に見える形で相手に伝えたい」そんな願いを叶えてくれるのが、一筆箋です。ひと言ずつ紡いで、ペンを走らせながら文章を縫い上げる、その過程も魅力のひとつ。
受け取った相手の表情を想像してみるだけで、心が暖まっていく気がしませんか? 一筆箋はひとの想いを預かり届けてくれる、幸福の青い鳥なのかもしれませんね。