海外にポストカードを送ろう！宛名の書き方から送り方、おすすめのカードまでご紹介

皆さんは、海外にポストカードを送った経験はありますか？海外と聞いて、難しそうに感じる方もいるかもしれません。しかし、宛名の書き方や送り方がわかれば、誰でも気軽にポストカードを送ることができます。海の向こうの大切な人に、お気に入りのポストカードを送ってみましょう。

日本から海外へ。ポストカードに想いを託そう

様々なイラストや写真にメッセージを添えて送ることのできる、ポストカード。雑貨屋はもちろん、観光地のお土産屋さんや美術館のミュージアムショップでも見かけることが多いのではないでしょうか。 観光名所のポストカードは旅の記念になるだけでなく、思い出を共有するツールにもぴったり。

また、相手のイメージや好みにあわせて、絵画作品のポストカードを選んでみるのもワクワクしますよね。 遠く離れた相手にも、ポストカードなら自分の言葉と想いの両方を伝えることができます。海外にいる大切な人に、自分の代わりとしてポストカードに会いに行ってもらいませんか？

海外に送るポストカードの書き方って？

海外にポストカードを送る際にまず気をつけたいのは、国内郵便とは書き方が異なるという点です。縦横の向きや住所・氏名の書き順など、基本的な情報ほど、慣れた方法で記載しがち。 宛先の書き方を間違えてしまったせいで、せっかくのポストカードが届かなかったら悲しいですよね。

宛名の書き方に気をつけよう

宛名を書く前に、ポストカードのメッセージ欄と差出人欄・受取人欄、切手の位置をそれぞれ確認しておきます。 宛名を書く位置や切手を貼る場所が日本国内のルールと異なる点には、特に注意したいですね。大きな違いとしては、以下の3点が挙げられます。

国際郵便の宛名の書き方

• 差出人の名前・住所が上、受取人の名前・住所が下
• 切手の位置は右上
• 航空便の場合は「AIR MAIL」と記載

差出人・受取人の宛名の位置関係は日本と逆になっているので、気をつけたいところです。 航空便であることを示す「AIR MAIL」の一言も、普段書く機会の少ないポイントだけに忘れないように。シールやスタンプを使えば簡単に記入できて、デコレーションも楽しめますね！

また、原則としてポストカードの宛名は、全て英語で書きましょう。送る先の言語で書くと、相手にも喜ばれるかも。 自分の住所を書く際、「マンション」などの外来語はそのまま英単語に変換しますが、一方で「〇〇区」といった日本語については「〇〇ーku」とローマ字表記でも大丈夫です。

あて名の書き方

住所の書き方を確認しよう

差出人と受取人それぞれの住所・氏名にも、特定の書き方や表現があります。日本郵便のサイトに海外向けのポストカードの書き方について具体例が記載されているので、参考にしてくださいね。 なお、海外向けの郵便物では、差出人・受取人の住所を縦ではなく横向きに書きます。

建物名・部屋番号や番地名から書き始めたら、最後の国名は必ず大文字表記にしてください。単位の小さいものから大きいものの順に沿って記載することが、書き方のポイントです。 ここで、改めて住所を記載する順番をチェックしておきましょう。

差出人

1. 名前・苗字
2. アパートなど建物名・部屋番号
3. 番地・地区名
4. 市区町村名、都道府県名
5. 郵便番号
6. 国名（大文字）

受取人

1. 名前・苗字
2. アパートなど建物名・部屋番号
3. 住所番号、街路名
4. 都市名、地方名、州名
5. 郵便番号
6. 国名（大文字）

氏名の書き方もチェックしよう

海外向けの郵便物では、名前・苗字という順番で宛先を書きます。また、ポストカードを送る相手の性別や既婚・未婚の違いに応じて、「Mr.」や「Mrs.」といった適切な敬称をつけましょう。 念のため、差出人欄には「From」、受取人欄には「To」と記載しておくことをおすすめします。

さらに、差出人よりも受取人の住所・氏名を大きめに書いて目立たせるように意識してください。 海外に郵便を送る時の住所・氏名については「縦ではなく横書きで、順番が日本とは逆になる」と覚えておくといいですね。そして誰から誰に宛てて送るものなのか、パッと見てわかりやすくする工夫も大切です。

海外にポストカードを送る方法って？

海外にポストカードを送る方法や必要な切手の料金についても、国内郵便とは勝手が異なります。また、配達にかかる日数や差出の可否は、送り先の国や地域の事情に左右されることも。 国際郵便を送る方法をマスターして、無事にポストカードが届くように準備しましょう。

国際郵便のルールを把握しよう

ポストカードは、航空便か船便で送ることができます。ただ船便だと届くまでに時間がかかるため、基本的には航空便がおすすめです。切手の料金は世界共通で、航空便が70円、船便なら60円となっています。郵便の種類や重量といった条件に左右されないところが簡単で、わかりやすいポイント。

またポストカードのサイズは、長辺が14〜23.5cm、短辺が9〜12cmの範囲内に収まるものを使いましょう。 いざポストカードを送るという段階でサイズや料金について不安がある場合は、郵便局の窓口で確認してもらうと安心ですね。

届け先の状況を知っておこう

ポストカードを送る国・地域によって、届くまでの日数が変わってくるので注意しましょう。 国際郵便だと、配達の日時指定はできません。航空便の減少などの影響で、大幅に遅延する場合もあります。日本郵便のサイトの目安表から届け日を予想することは可能なので、参考にしてみてくださいね。

また、国の情勢によっては郵便そのものが受け付けてもらえないというケースも起こり得ます。このため、ポストカードを送る先の郵便事情を前もって確認することはとても大切です。 国際郵便のルールと海外情勢に気をつけて、確実にポストカードを受け取ってもらいましょう。

海外に送りたくなる、珠玉のポストカードたち

夏の風物詩でお見舞いを。「金魚柄のはがき箋」

朱色と金色で艶やかに描かれた金魚たちに、夏の涼を感じる1枚です。青絵付けの鉢の中、ひれを揺らめかせて泳ぐ姿はとても優雅。 絵を眺めているだけで、本物の金魚が目の前に現れたかのような気分を味わえるでしょう。 海外にいる相手にも、きっと日本の夏景色を体感してもらえるはずですよ。

ポストカードの素材には、越前和紙を使用。丁寧に紙漉きされた和紙ならではの質感が、金魚の絵の趣きをより一層高めています。 和のテイストを意識するなら、筆ペンを使って暑中や残暑のお見舞い文を添えてみてはいかがでしょうか。

また、こちらのシリーズでは四季折々のデザインが展開されています。 春の桜に夏の向日葵、秋の紅葉、冬の椿など花の模様だけでも実に彩り鮮やか。日本の四季の美しさが溢れんばかりに詰まっています。国境をはるばる越えて、季節の定期便を届けるのも粋ですね。

心に映る風景を共有したい「イラスト入りはがき箋」

凛とした空気感に満ちた西淑さんのイラストに、ぐっと目が引き寄せられます。何気ない日常の風景や、そっと思い描いたワンシーンを遠く離れた相手と共有したい。そんな願いに応えるように、海の向こうへと気持ちを運んでくれるでしょう。

どのイラストも細やかな筆づかいで描かれており、一つひとつに物語が潜んでいるよう。柔らかな色の重なりも、魅力のひとつです。 どこか懐かしく感じられる雰囲気は、性別や世代を問わず、受取り手の心を和ませてくれますよ。

西淑さんのイラスト入りポストカードは、動物や植物、季節の風景などバラエティ豊かに展開されています。 シリーズで集めながら、「今回はどのカードを送ろうかな」とワクワクするひと時を過ごしてみてはどうでしょうか。

頭文字に込めた意味は？「アルファベットポストカード」

優しいタッチでアルファベットにユーモアを含ませた、とっておきのポストカードです。26文字もの思わず笑みが溢れるイラストを集めました。親しみやすい水彩のデザインは、大人だけでなく子どもにも喜ばれるでしょう。 イニシャル由来のアルファベットを選んで送ってみてもいいかもしれません。

また、アルファベットに特別な意味を込めて送るも良し。「この文字に隠された意味がわかるかな？」と挑戦状風のメッセージをしたためてみては。 さらに趣向を凝らすなら、ある単語に繋がるように1枚ずつ送るという遊び心を含ませても素敵です。 ポストカードの自由な楽しみ方を満喫してくださいね。

季節の花のギフトを受け取って。「リース柄ポストカード」

季節ごとの花をメインに据えたリースは、消しゴムはんこ作家の芳仲麻子さんによるデザイン。 春は菜の花の黄色が目を引き、夏の朝顔が爽やかさを感じさせます。繊細に描かれた麦の穂は、まるで実りの秋を呼び起こすかのよう。朱の鮮やかな蓮の実には、寒い冬を乗り越えるための温もりが宿っています。

一つひとつのモチーフを手作りすることで、他にはない味わい深さが生まれています。インクの濃さやかすれも、魅力を引き立たせる個性。季節に合わせるのはもちろん、オンリーワンの贈り物として受け取ってもらいたいポストカードです。ナチュラルな雰囲気はインテリアにもぴったりですね。

併せてご紹介したいのが、TOUCH&FLOWのポストカードファイルです。16枚のポストカードをコンパクトサイズにまとめて収納でき、大切なコレクションを守ってくれます。 集めたとっておきのポストカードたちが、このファイルの中で出番を待ち望んでいることでしょう。

ポストカードを送って海外と心を繋ぎませんか？

写真・イラストと一緒に、ちょっとした近況を伝えるのにぴったりのポストカード。国内に留まらず、海外にも送ってコミュニケーションの輪を広げていきたいですよね。 海外にポストカードを送る場合、国際郵便のルールに則った書き方をしなければなりません。

とはいえきちんと準備すれば、簡単に海外にポストカードを送ることができますよ。 種類豊富なポストカードの中でも、日本の四季が丁寧に表現されたものや、気持ちの暖かくなるイラストのものがおすすめです。 海外で暮らす大切な人へ。選りすぐりのポストカードを送って、心を通い合わせてみませんか。

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