スタイリッシュなデザインが気になる。幾何学模様の文具たち

円や三角形、正方形、直線など単純な図形から成る幾何学模様。その無機質でスタイリッシュなデザインは、意外とどんなインテリアや小物にも馴染みます。今回は、おしゃれな幾何学模様の文具に注目してみました。

幾何学模様とは？

幾何学模様とは、円形や三角形、直線といったシンプルな形が、不規則に並べられた模様のこと。ボーダーやドットのように法則が決まっているわけではなく、シンプルなものから複雑なものまでさまざまな模様があります。

無機質な印象の幾何学模様ですが、インパクトが強くかつ馴染みやすい模様として、ポスターやWebサイト、インテリア、建築物など多岐にわたって活用されているんです。今回はそんな幾何学模様が施された、おしゃれな文具アイテムをご紹介します。

幾何学模様の文具

ビジネスシーンにもおすすめ。幾何学模様×ドットのボールペン

こちらはスイスの老舗筆記具ブランド「CARAN d'Ache（カランダッシュ）」のボールペン。幾何学模様と水玉の組み合わせが珍しく、他にはないデザインです。柄を組み合わせた大胆な模様ですが、派手になりすぎずビジネスシーンにもおすすめ。おしゃれなボールペンは、仕事のモチベーションを高めてくれます。

カランダッシュの代表アイテムであるボールペンシリーズ「849」コレクションは、鉛筆からモチーフを得た六角の軸が特徴的。握りやすいと評判で、世界中で人気があるモデルです。

カラー展開は全4種類。どれも魅力的な色ですが、筆者のおすすめは「ピンクグラニット」。落ち着いた配色のため、普段はピンクを選ばないという方にもおすすめしたいカラーです。

レトロなカラーも魅力的。幾何学模様のステンシルレター

こちらはさまざまな柄を作り出せるステンシルレター。組み合わせたり重ねたりして、文字や柄を描けるアイテムです。幾何学模様やお花、アルファベットなどの模様がたっぷり詰め込まれています。

建築やデザインに関する本を出版している、ニューヨークの「Princeton Architecture Press（プリンストン・アーキテクチュラル・プレス）」から発売されています。

眺めているだけでワクワクしそうなアイデアノートつき。模様や文字の組み合わせ方などが詳しく載っています。洋書となり、日本語訳はありませんがイラストを見るだけで十分理解できるので心配いりません。フォントデザインに興味がある方や、絵を描くのが好きなお子さんにいかがでしょうか？イエローとオレンジの、レトロな雰囲気に心がときめきます。

三角形のフォルムがたまらない。幾何学模様の付箋

各地の作家や町工場の職人とのコラボ雑貨が人気の「倉敷意匠」からご紹介するのは、こちらの三角形の付箋です。澄んだ美しいブルーと、和風テイストな朱色の三角形の付箋がセットになっています。デザイナーは紙のアイテムを中心に制作活動をしているデザイナーユニット「drop around」。

貼るだけでバランスの面白さが生まれるという考えから、幾何学的なデザインの付箋シリーズが作られたそう。

ノートや本に貼ると、独特なリズムが生まれます。写真のように円形や細長い長方形など、他の幾何学シリーズもコレクションして並べて使っても面白いですね。シンプルながら、色も形も今までありそうでなかった付箋です。

爽やかな幾何学模様。ちょっとしたメッセージに使えるメモ

日本の老舗文具ブランド「エヌビー社」からご紹介するのは、市松模様をアレンジしたケース入りメモ。和とモダンが融合したデザインと、和紙で作られているところに制作のこだわりを感じます。2種類の柄が100枚入りと、大容量なところも嬉しいポイント。

マッチ箱のようなちょっとレトロで可愛らしいサイズのケースは、メモを使い終わった後も小物入れとして使用できます。クリップなど散らばりがちな細々としたものを入れるのに便利そう。デスクの上に置いてもオフィスに馴染むデザインでGOOD。

場所を選ばない爽やかな色合いのメモカードは、ビジネス,プライベートの両方でも活躍してくれます。お土産に添えるメッセージを書いたり、仕事の伝言メモを書いたりとさまざまな使い道ができそうです。

落ち着いたカラーの幾何学模様。大切にとっておきたいノート

北イタリア生まれの「CASTELLI MILANO（カステリミラノ）」は、高級感漂うハードカバーと、大胆で華やかなデザインが特徴のノートブランド。こちらはそんなCASTELLI MILANOが手掛ける幾何学模様のノートです。目を奪われる大胆な幾何学柄に、箔押しのゴールドがアクセントになっていてインパクトがあります。

とっさのメモ書き用や仕事用というより、バレットジャーナルや日記など、“自分と向き合う時間”のお供に選びたいノート。就寝前にノートを開き、温かいドリンクを飲みながらその日の出来事を綴る。そんな贅沢な時間の、パートナーに選びたいと感じました。

柄の展開は、暖色と寒色に分かれた全4種類。用紙は、アイボリーで目に優しいカラーです。目次としおりが付いているところも機能的で使いやすいですね。

インテリアや身の回りに馴染む、幾何学模様に注目しよう

スタイリッシュでおしゃれな、幾何学模様のアイテムをご紹介しました。筆者自身、幾何学模様が大好きで、普段使うアイテムにも取り入れています。プライベート使いだけでなく、ビジネスシーンにもぴったりな模様ですよね。意外とどんなインテリアにも馴染むところが魅力です。あなたもインパクトがあっておしゃれに魅せてくれる、幾何学柄模様の文具を取り入れてみてはいかが？