【義理の両親への手紙】書き出し、結びの例文をご紹介。正しい書き方で想いを届けよう
普段お世話になっている義理の両親に、感謝や気遣いを伝えたいと思ったら手紙を書いてみませんか?基本的なマナーを守りつつ、親しみが感じられる文章を書くことで義理の両親との心の距離がさらに縮まりますよ。今回は、義理の両親へ送る手紙の正しい書き方や例文をご紹介します。
義理の両親に手紙で想いを伝えてみませんか?
日頃から子どもや孫のことを気に掛けてくれている義理の両親とは、良い関係を保ちたいですよね。近況を報告したり、贈り物をもらったときは感謝を伝えたりして、こまめに連絡を取り合っている方も多いことでしょう。
メールで手軽にメッセージを送ってもいいですが、時間を取って手紙を書くと義理の両親に一層喜ばれますよ。丁寧な手書きの文章から、義理の両親への気遣いやもっと親しくなりたいというメッセージが伝わるはず。
これまで義理の両親に手紙を書いたことがないと、書き方に悩んでしまうかもしれません。そこでこの記事では、義理の両親に手紙を書くときのポイントを解説します。書き出しや結びに使える例文もご紹介するので、参考にしてみてくださいね。
義理の両親に喜ばれる手紙の書き方
親しみと敬意がこもった文章を書く
義理の両親は目上の方なので、手紙の基本的な構成を守って書くことが大切です。ただ、あまりに堅苦しい文章だと心の距離が縮まりません。親族としての親しみが感じられる文章を心がけましょう。
手紙の書き出しは、季節に合わせた挨拶から始めるのが基本です。ビジネスで使われる漢語調ではなく、やわらかな口語調で書くと◎。義理の両親に呼びかけるときは「お義父さん・お義母さん」より「お父さん・お母さん」のほうが親しい印象になりますよ。
自分や家族の様子を伝える
義理の両親にとっては、子どもや孫の近況を知ることができるとうれしいもの。「最近はこんな仕事をしています」「週末に子どもの運動会がありました」など、日常の出来事を書くのがおすすめです。家族の光景が目に浮かぶ手紙は、笑顔で読んでもらえるはず。
相手の健康を気遣う言葉を含める
義理の両親には、いつも元気でいてほしいという願いをこめたメッセージを送りましょう。手紙の結びに「お体に気を付けてくださいね」「体調を崩さないようご自愛ください」といった一言を記すと親切です。手紙の最後まで義理の両親への心配りを忘れずにいたいですね。
手紙の書き出しや締めの言葉に使える時候の挨拶は、こちらの記事で紹介しています。義理の両親を気遣える、やさしい表現が充実しているのでぜひご覧ください。
関連記事
義理の両親へ宛てた手紙の例文
ここからは、義理の両親への手紙にぴったりな書き出しや結びの例文をご紹介します。特別なときだけでなく、普段から気軽に手紙を書いてみてくださいね。
季節感を取り入れた書き出し
春夏秋冬それぞれに合った挨拶から書き始めると、目上の方にふさわしい手紙になります。季節の花が咲いたことや、日差しの変化といった四季の移ろいを一言二言で表現してみましょう。
- 桜が見頃を迎えて、気持ちよくお散歩できる季節になりましたね。お父さん、お母さんはどこかお花見に行かれましたか。
- 照りつける日差しの強さに、夏の到来を感じる頃となりましたね。お二人とも夏バテしていないですか。
- 吹きつける風が冷たくなってきましたね。そちらはそろそろ初雪が見られる時期でしょうか。
例文
感謝を伝える書き出し
家にお邪魔したときや贈り物をもらったときなど、義理の両親に感謝を伝える機会は度々訪れます。「ありがとうございます」の言葉と共に、楽しかったことやうれしかったことなどを具体的に伝えると◎。感謝の手紙は、義理の両親との絆をぐっと強めてくれますよ。
- 先日は、息子と一緒にお家にお邪魔して、楽しい時間を過ごさせていただきました。温かくもてなしてくださり、ありがとうございました。息子はお父さんとキャッチボールをしたり、お母さんの料理を食べたりできたことがうれしかったようです。
- この間は一日娘の面倒を見ていただき、ありがとうございました。急な仕事でどうしようかと焦っていましたが、お母さんが快く預かってくださって大変助かりました。
- いつも新鮮なお野菜や果物をたくさん贈ってくださり、ありがとうございます。早速みかんを頂きましたが、とても甘くて美味しかったです。子どもたちもおやつに喜んで食べていました。
例文
近況を報告する文面
手紙で家族みんなが元気に過ごしていることを伝えれば、義理の両親を安心させることができます。子どもたちのかわいい言動や、成長を感じたエピソードなどを含めてもいいですね。配偶者について述べるときは、名前にさん付けで書くと丁寧な印象になります。
- 私たちは変わらず元気にしています。〇〇さんは新年度からプロジェクトの責任者になったそうで、大変だけどやりがいを感じると言っていました。
- △△は先月で1歳を迎え、一人で歩けるようになりました。まだ足取りが不安定なのでハラハラしながら見守っていますが、歩くことが楽しいようでいい笑顔を見せてくれています。
- 最近△△がお絵かきにはまっていて、よく私や〇〇さんの似顔絵を描いています。先日は「おじいちゃんとおばあちゃんのお顔も描く!」と言って、写真を見ながら一生懸命描いていました。手紙に同封しますので、ご覧いただけるとうれしいです。
例文
相手を気遣う締めの言葉
義理の両親は年齢を重ねるごとに、健康面の心配が出てくるかもしれません。暑さや寒さが厳しい時期、季節の変わり目といったタイミングで手紙を送って、体調を気遣いましょう。手紙の結びにやさしい言葉が添えられていると、読み終わった後も心が温かくなるはず。
- 連日の猛暑で、家の中にいても熱中症になることがあるようです。お父さん、お母さんもどうぞご自愛ください。
- 気温が上がってきたとはいえ、朝晩はまだ寒い日が続きます。お風邪を召さないよう、温かくしてお過ごしくださいね。
- 最近はインフルエンザが流行っているそうなので、体調を崩されませんようお気を付けください。
例文
贈り物について触れた締めの言葉
贈り物と一緒に手紙を送るときは、締めの言葉でそのことに触れるといいですね。贈り物をどんな想いで選んだかを記せば、義理の両親に一層喜んでもらえるでしょう。
- 先日、家族で北海道へ旅行に行ってきました。美味しいチーズとワインを見つけたのでお贈りします。お二人で晩酌なさるときに召し上がってください。
- 〇〇さんからお母さんは梨がお好きだと聞きましたので、地元で採れた梨をお贈りします。お父さんとご一緒に召し上がってください。
- 庭のミモザが満開になったので、娘と一緒にリースを作ってみました。明るい色と香りを楽しんでいただけたらうれしいです。
例文
義理の両親へ送りたいおすすめレターセット
義理の両親への手紙は、文章だけでなく使うアイテムも吟味して選びたいところ。ここからは、義理の両親の心を掴む素敵なレターセットをご紹介します。
手すきで作られた和紙のレターセット
ご紹介するのは「アタシェ」の和紙グリーティングカード。佐賀県で300年以上の歴史を持つ「名尾手すき和紙」を用いたカードです。職人が手間暇をかけて作り上げた和紙は、ふんわりとした質感がありつつ丈夫なのが特徴的。
カードに透かし模様の飾り枠が入っているため、上品できちんとした雰囲気があります。また義理の両親に特別感のあるメッセージを送りたいときは、万年筆で書くのがおすすめ。インクが滲みにくい紙なので、万年筆の文字が綺麗に仕上がりますよ。
封筒には紙の端材をすき込むことで、複雑な色合いが生まれています。ホワイトとブルーという対照的な2色から、義理の両親に気に入ってもらえそうな色を選んでくださいね。
名尾和紙グリーティングカードセット
アタシェ
¥748(税込・参考価格)
美しい風景が立ち上がるレターセット
こちらは「MATOKA」のレターセット。風景を意味する「ランドスケープ」という名前の通り、湖や夕焼けといった自然の景色が描かれています。綺麗な風景を見るのが好きなお義父さん、お義母さんに送りたくなりますね。
封筒に施されたミシン目加工のおかげで、ペリッと気持ちよく開けられるのもユニークなポイント。便箋の上部を折って入れると、開封したときに立ち上がるよう設計されています。封筒に描かれた空と相まって、立体的な風景が出てくるのはうれしいサプライズになりそう。
ランドスケープ レターセット
MATOKA
¥462(税込・参考価格)
手紙を通して義理の両親と心を通わせよう
義理の両親へ送る手紙の書き方や例文をご紹介しました。いざ手紙を書くとなると緊張するかもしれませんが、難しく考え過ぎずに自分の気持ちを綴ってみましょう。敬意と親しみが表れた手紙は、義理の両親の心にきっと届きますよ。