手紙に香水をまとわせて印象的に。香り付けの方法や注意したいポイントもご紹介

手紙は、書き手の思いや温もりがまっすぐ伝わるアイテムです。いつもの手紙に相手の心を動かす工夫を加えたいと思ったら、香水を活用するのがおすすめ。今回は、手紙に香水で香り付けする方法をご紹介します。手紙から漂ういい香りで、相手をリラックスさせてみませんか？

開封したらふわっと香る。香水で香り付けした手紙を送ろう

手紙は文字やインクの色、便箋の柄などから書き手の個性が伝わるものですよね。ビジネスとプライベートそれぞれに合うアイテムを使い分けて、手紙を書く時間を楽しんでいる方も多いはず。

特にプライベートな手紙は自由度が高いので、遊び心のある仕掛けを忍ばせるのにぴったり。今回ご紹介する仕掛けは"香水"。手紙に香水をまとわせて香り付けすると、より個性的で相手の印象に残る手紙を届けられますよ。

香水を使った手紙の香り付け方法

直接手紙にスプレーする

手紙に香水を吹きかける方法は一番お手軽ですが、付け方を間違えると便箋にシミができたり、文字が滲んでしまったりする可能性があります。以下の注意点を意識すれば、いい匂いが漂うきれいな手紙に仕上がりますよ。

手紙に香水をスプレーするときの注意点

• 手紙を書く前に香り付けする
• 便箋と距離を取ってスプレーする
• 大量に付けすぎない

文字の滲みを防ぐには、香水を付けるタイミングが重要です。必ず手紙を書く前にスプレーして、乾かしてから書き始めてくださいね。なお便箋に向けてスプレーするよりも、空中に吹きかけた香水に便箋をくぐらせる方法がおすすめです。

便箋全体に香水を付けるのが心配なら、端に少量の香水をスプレーしてもいいですね。きつい香りにならないよう、控えめに付けることを心がけましょう。

ティッシュペーパーやコットンにスプレーして密封する

シミや滲みを気にせず香り付けしたい場合は、ティッシュペーパーやコットンに香水を含ませる方法がおすすめです。手紙と一緒に密封できる袋に入れて1日置くと、香水の匂いが手紙に移ります。直接スプレーするよりも香りが長持ちしますよ。

香水で作った文香を同封する

文香とは香料を包んだ紙袋のことで、平安時代から手紙と共に文香を送る習慣があったそうです。現在ではさまざまなタイプの文香が販売されていますが、手持ちの香水を使って手作りすることもできますよ。

コットンと折り紙を使った文香の作り方

1. コットンを折り紙で包めるサイズに切る
2. コットンに香水をスプレーする
3. 香水が乾いたら折り紙で包む

コットンにスプレーする香水の量が多いと、折り紙に染み出す可能性があるので要注意。使う折り紙は相手の好みに合う柄や季節を感じる柄を選ぶと、より素敵な文香になりますよ。

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あの人にどんな香りを届ける？香水を選ぶときのポイント

相手の好みに合う香りを選ぶ

相手の好きな香水や香りの種類が分かっているなら、それを選ぶのが一番です。反対に、相手の苦手な香りも事前にリサーチしておきましょう。好みに合わない香りが届くと、不快に感じてしまうかもしれません。

香りの効果で選ぶ

香りを嗅ぐことでリラックスしたり、集中力が高まったりした経験はありませんか？香りは心身にいい影響を与えることが知られています。相手にどんな気分になってほしいか考えてみると、ぴったりの香りを選べるはず。

香水の素材は花や果実、樹皮などがあり、さまざまな素材を組み合わせることで豊かな香りが生まれます。以下では、代表的な3種類の香りとその効果をご紹介。ほかにも香りの種類はたくさんあるので、この香りはどんな効果があるのかな？と調べてみるのも面白いですよ。

香りの種類と効果(一例)

• フローラル系(バラ・イランイランなど)･･･リラックス
• シトラス系(レモン・グレープフルーツなど)･･･集中できる・リフレッシュ
• ウッディ系(ヒノキ・サンダルウッドなど)･･･イライラやストレスの緩和

例えば仕事が忙しくてお疲れ気味の人には、リラックス効果があるフローラル系の香水。勉強に打ち込んでいる人には、気分がシャキッとするシトラス系の香水といった選び方ができます。香りを通して、相手に思いやりやエールを伝えられたらいいですね。

香水の匂いに合わせて選んでみて。おすすめレターセット

【フローラル系】手書き風の花柄がかわいいミニレターセット

まずご紹介するのは「MATOKA」のミニレターセット。ブランド名は円満、穏やかといった意味を持つ"円か"から取っているとのこと。名前の通り、送る側も受け取る側も心穏やかになれるデザインが魅力的です。

フローラル系の香水にぴったりなのは、こちらの4種類ある花柄のアイテム。花の絵から甘い香りが漂う、癒やしの手紙に仕上がりますよ。ミニサイズのレターセットなら、ちょっとしたメッセージを綴って気軽に送れますね。

【シトラス系】リフレッシュ効果抜群なレモンのレターセット

シトラス系の香水をまとわせるときは、みずみずしいレモン柄のレターセットを使ってみてはいかが？明るいけれど鮮やかすぎない色合いなので、大人でも使いやすいですよ。

夏の暑い時期や、仕事に追われてクタクタなときにレモン柄の手紙が届いたら、気分が爽やかになって元気が出そう。相手の健康を気遣う言葉や応援メッセージを記して、シトラスの香りと共に送ってみて。

【ウッディ系】森林の清々しい空気が漂うレターセット

深みがあって甘すぎないウッディ系の香水には、落ち着いたデザインのレターセットがお似合い。大きな木の下に人や動物が集まっているイラストは、まるで物語のワンシーンのようです。気分に合わせて、2種類の絵柄を使い分けられます。

封筒は、森の中にいるような安らぎを感じるデザインです。木々を飛び交うツバメたちの声が聞こえてきそう。家や職場で過ごすことが多い人に「森林浴気分を味わってね」という思いを込めて、手紙を送ってみてもいいですね。

香り付きの手紙でサプライズを届けよう

香水を上手に活用することで、いつもの手紙が特別なものになりますよ。言葉では伝えきれない想いを香りに託せば、受け取る人の心を動かせるでしょう。相手が驚いている顔や笑顔を想像しながら、手紙に香り付けしてみてください。

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