カッターの刃の折り方をおさらい!簡単に折るコツや注意点もあわせてご紹介
カッターの刃の正しい折り方を知っている方は、あまりいないのではないでしょうか?この記事では、カッターの刃を折るタイミングの目安やカッターの刃の折り方、注意点などをご紹介します。「最近カッターの切れ味が悪くなってきた…」とお悩みの方は、ぜひ参考にしてくださいね。
カッターの刃の折り方って知ってる?
日常のさまざまなシーンで、出番の多いカッター。しかしカッターの刃を折るタイミングの目安や刃の折り方を知っているという方は、少ないのではないでしょうか?
そこで、カッターの刃の安全な折り方を3つご紹介します。それぞれのメリットやデメリットを知って、自分に合った折り方で切れ味の良いカッターに仕上げましょう。
カッターの刃を折る時期の目安について
まず気になるのが、カッターの刃を折るタイミング。カッターの刃の寿命の目安は、「画用紙やケント紙を約2kmカットした頃」と言われています。その判断が難しい場合は、カットしてみて切った断面が綺麗かどうかみてみましょう。
また、切れ味の実感でカッターの刃を折るタイミングを決めるのもおすすめです。
知っておくと便利!カッターの刃の折り方3つ
カッターの刃を折る道具「刃折処理器」を使う
カッターの刃の折り方の一つは、刃を折るために作られた専用の道具「刃折処理機」を使うこと。安全で簡単に速く折れるため、おすすめのカッターの刃の折り方です。使い方は簡単。折りたいカッターの刃を刃折処理機の溝に入れて、折り線に合わせて折るだけ。
この折り方のメリットは、なんといっても安全にカッターの刃を折れること。また刃折機の内部に折った刃がたまっていくタイプであれば、毎回折るたびに刃を処理する手間もかかりません。しかし、この方法には「刃折処理機がないと刃が折れない」「折った刃がたまると重さが出てしまい持ち運びが難しくなってしまう」といったデメリットがあります。
とはいえ、刃折処理機をひとつ持っていれば、手軽にカッターの切れ味を戻すことができるのはうれしいポイントです。折った刃がたまる重さも、ひどく重いほどではないため、極端に心配する必要はないでしょう。
ペンチを使う
カッターの刃の折り方として、ペンチを使う方法もあります。ペンチはご家庭に一つはある方が多いのではないでしょうか。折り方は、カッターの刃を折りたい折り線まで出して、ペンチで刃先をつかんで折るだけ。
ペンチを使えば刃をしっかりと支えて折るため、折った刃が飛んでいってしまうリスクを下げられます。また、刃に触らなくても安全に折ることができるのは魅力的でしょう。一方デメリットとしては、折った刃の処理が毎回必要なこと。そもそも、ペンチがないとこの方法は使えないため、持っていなければ購入しなければいけません。
ペンチはカッターの刃を折る意外にも、さまざまなシーンで使い用途のある道具です。この機会に一つ購入しておくのもおすすめですよ。
カッターについたキャップの溝を使う
刃折処理機やペンチといった道具がないときは、カッターに付属しているキャップの溝を使って折りましょう。折り方は、キャップの溝にカッターの刃先を入れて折るという方法です。この折り方を覚えておけば、外出先などでも手軽に行えますよ。
折った刃が飛んでいく可能性があるのは、覚えておきたいデメリットです。この折り方を活用するときは、安全面に十分配慮してくださいね。周りに人がいない環境で行うと安心です。
キャップの溝を使って刃を折ると、折った刃の処理が毎回必要になります。そのため、刃を捨てる場所がないときには行わないようにしましょう。また、当たり前ですが、使っているカッターに溝のあるキャップが付属されていなければ刃を折ることはできません。
カッターに付属しているキャップの溝を使う方法を知っていれば、カッターによってはすぐに刃を折ることができます。ぜひこの機会に覚えておきましょう。
カッターの刃を折るときの注意点
軍手を着用する
カッターの刃を折るときは、思わぬ怪我をしてしまう恐れがあります。素手で作業することは避け、軍手や滑り止めつきの「耐切創手袋」を使って安全を確保してカッターの刃を折るようにしましょう。
作業環境に注意する
カッターの刃を折るときは、作業環境に気を配ることが大切です。ペンチやキャップを使って折るときでも、折る作業に慣れていないと、刃が予想外の方向に飛んでいってしまう恐れがあります。作業をするときには、周りに人やペットがいないか、よく確認してから行うようにしましょう。
折った刃の処理について
折った刃は、そのまま捨てると怪我につながる危険性があります。カッターの刃を折ったら、折れた刃ははならずガムテープなどで包んでから捨てましょう。また、刃物は地域によっては捨て方に指定があります。前もって確認をしておくと安心ですよ。
便利なカッターアイテム
安全にカッターの刃が折れる「刃折器」
カッターのパイオニアである「オルファ」の「刃折器」は、簡単・安全にカッターの刃を折ることができるすぐれもの。刃を折ることに慣れていない方にも、おすすめのアイテムです。
使い方はとても簡単。折りたいカッターの刃を本体に入れてレバーを押すだけ。折った刃は内部にたまっていくので毎回の処理がいらず、あとでまとめて処理できます。また、さまざまな大きさのカッターに対応できるので、カッターをよく使う方はぜひ使ってみてはいかがでしょうか。
刃折器
オルファ
¥1,370(税込・参考価格)
携帯しやすく見た目も◎MILANのカプセルカッター
こちらはスペインの文具メーカー「MILAN」の「カプセルカッター」です。カラフルで丸みのあるデザインがかわいらしく、女性の手にもなじむコンパクトなサイズ感。
カプセルカッターの刃は丈夫なセラミック製です。出し入れできる刃にはロック機能が付いているので、安全に持ち歩くことができますよ。普段使いはもちろん、ちょっとしたDIYなどでも活躍してくれるアイテムです。
カプセルカッター
MILAN
¥1,430(税込・参考価格)
刃の上手な折り方を覚えて、カッターを快適に使おう
今回は、カッターの刃の折り方をご紹介しました。「最近カッターの刃の切れ味が悪くなってきた…」と感じたときには自分に合った折り方で、作業環境に配慮しながら安全に折るようにしましょう。
デザインや機能性を兼ね備えたカッターは他にもたくさんあります。こちらの記事でお気に入りのカッターを見つけてみませんか?