不安や悩みを整理できるジャーナリングとは?心の曇りが晴れるメソッドを解説
「書く瞑想」と言われるジャーナリングとは、いったいどんなものなのでしょうか。ジャーナリングの具体的な方法や、「ひたすら書き出す」ということから得られる効果を分かりやすくまとめました。さあ、一緒にジャーナリングを始めて、自分の心と向き合いましょう。
ジャーナリングとは何?その効果は?
「なんだか分からないけど心がモヤモヤする」とか「いつもと変わらない毎日のはずなのになぜか不安な感情だな」といった経験をしたことはありませんか?そんな時におすすめなのが、ジャーナリング。心を整理してくれる、とってもシンプルな方法なんですよ。
ジャーナリングとは
ジャーナリングとは、「書く瞑想」と言われています。方法はとってもシンプルで、一定時間、ひたすら頭に浮かんだことをノートに書き連ねていくというもの。基本的に人に見せるものではないので、丁寧な言葉を使う必要も、綺麗にレイアウトを作る必要もありません。
また、内容よりも手を動かすことを意識することがポイント。深く考えすぎず、ありのままの気持ちを言葉としてたくさんアウトプットすることが、ジャーナリングの効果を高めるために必要なのです。
ジャーナリングの効果
そんなジャーナリングの効果とは、書き出した内容を見返すことにより、自分の心の状態を客観視でき、自分自身の理解が深まることです。何に悩み不安だったのかなど今の感情の整理をすることで、未来に対してもポジティブになれるメリットがあります。
また、集中して息をハーっと吐き出すように頭の中を書き出すことにより、「今、この瞬間」に集中力を発揮して、自分自身をニュートラルにすることができます。仕事などのストレスや不安を軽減して、よりリラックスした状態になれるでしょう。ジャーナリングを習慣化することにより、集中力アップも期待できますよ。
ジャーナリングの方法とは?
「ただひたすら書く」というシンプルな方法で色々な効果が得られるジャーナリング。ここからは具体的な方法をご紹介します。「今、この瞬間」に集中するため、リラックスできる落ち着いた環境で行ってくださいね!
\編集部でも実際にジャーナリングをやってみました!/
①テーマを決める
ジャーナリングに書くことはなんでも自由ですが、テーマを決めることで自分自身をよりいっそう深掘りできます。テーマは自由で、人間関係の悩み、仕事や恋愛のこと、過去や未来のことなんでもいいのです。1日の終わりなら、今日あった良いことや感謝したいことなどもいいですよね。
②時間を決めて、テーマについて思いついたことを書く
「一定の時間を決める」というのは実は大事なポイントです。時間は3分から15分くらいが目安ですが、短くてもいいので、自分の続けやすい時間で習慣化することを目指しましょう。
決めた時間内は、とにかく頭に浮かんだことを書き出すことに集中し、走るペンを止めないように。ジャーナリングとは記録ではありません。キレイに書こうとせず、書き出したことに対してのジャッジは必要ありません。
③書いた内容を振り返る
無我夢中に書き出したことを振り返ってみることで、今まで気付かなかった新しい発見がいくつもあるはずです。自分はこんなことを考えていたのか、こんなことが気がかりだったのかと、意外に自分では気づかないことが多いもの。ジャーナリングとは、自分を客観視するのに最適な方法の一つなのです。
思ったことがうまく言葉にならなくても大丈夫!言葉にならない、ありのままの自分を受け入れて向き合うことで、前へ進む力になります。ジャーナリングとは記録ではありません。自分を戒めるためにしているわけでもありません。ありのままの自分をジャッジせず、大切にするための方法です。
ジャーナリングにおすすめのアイテム
ジャーナリングの必須アイテムとは、ペンとノートだけ。折角なら、自分と向き合う大切な時間のお気に入りを見つけてくださいね。
シンプルなノートに自由に書こう「ツバメノート」
大学ノートで有名なツバメノート。伝統的なクラシカルなデザインと品質の高さで、国内外の多くの人々に愛用されています。青い表紙のSECTIONは5mm方眼、黄色い表紙のPLAINは無地、赤い表紙のCOMFORTは横罫ノート。それぞれ好みで選べるのも嬉しいですね。
ツバメノートの紙は、万年筆で書くことを前提に作られたフルース紙です。にじまず、目にも優しいクリーム色をしているので、万年筆に限らず書くことに集中するジャーナリングにはピッタリです。価格もお手頃なので、贅沢に、思う存分書きましょう。
セクションノート・プレインノート・コンフォートノート(A5判)
ツバメノート
¥352(税込・参考価格)
ジャーナリングを特別な時間に「クレールフォンテーヌ」のノート
ジャーナリングの時間は、自分と向き合う大切な時間。そのひとときをもっと大切にしたい、上質な時間にしたいという方におすすめなのが、「クレールフォンテーヌ」のノートです。150年以上も続くフランスの老舗メーカーで、フランス人にとっては美しいノートの代名詞にもなっています。
こちらの「アージュバック」シリーズにはベラム紙という上質な紙が使われていて、書き心地がとても良いのです。丈夫な紙でインクの裏抜けも心配ないので、万年筆など普段使っているどんなペンとも相性がよく、ストレスなく書けますよ。
アージュバッグ マイ・エッセンシャル ドット罫
クレールフォンテーヌ
¥2,420(税込・参考価格)
書きごたえのある「ステッドラー」のボールペン
ドイツの老舗文具メーカー「ステッドラー」のボールペンです。ステッドラーで長く愛されている「シルバーシリーズ 製図用シャーペン」をもとにボールペンに最適化されたモデルで、洗練されたデザインや適度な重厚感が魅力です。
筆記距離は約1万m(10km)あり、日本でも愛用者の多いジェットストリームの0.7mmの筆記距離約700mと比較しても、ずいぶん長く書けることが分かります。海外メーカー独特のこってりとした油性ボールペンで、思いきりノートに書き連ねてみませんか。
ボールペン 油性 シルバーシリーズ 0.8mm 425 25F-9
STAEDTLER
¥1,980(税込・参考価格)
ジャーナリングを活用して自分を整えよう
ジャーナリングとは、自分を見つめて心や思考を整理整頓できるシンプルな方法です。 習慣化することで自分と仲良くなり、大切に感じることができるでしょう。 定期的に行うことで心の安定に繋がり、きっと健やかな日々を後押ししてくれるはず。さあ、今日からでもジャーナリングを始めてみませんか?