Suuuh編集部で「自由丁」へ。1年後の自分に手紙を綴りました
日々を過ごす中で、感じることや思うこと、悩みなど、わたしたちの感情は日々生まれては消えてを繰り返していきます。そんな気持ちについて深く向き合える場所こそが「自由丁」。Suuuh編集部員がそれぞれ、1年後の自分に手紙を書いてみました。
「自由丁」ってどんな場所?
「自由丁」とは、東京は蔵前駅から徒歩3分ほどで到着するこちらのお店。文字がびっしり書き込まれ、立てかけられた黒板が印象的な店構えです。
自由丁は「未来の自分へ手紙が送れるお店」。店内には手紙を書くことに向き合える環境が用意されています。1年後の自分に宛てて、特別な手紙をしたためられる空間です。
また、未来の自分へ手紙を書くだけでなく、自由に素直な気持ちで楽しめる仕掛けが充実しています。記事の後半では、手紙を書くこと以外の楽しみ方もご紹介。ぜひ余すことなく自由丁の魅力を感じてくださいね。
\自由丁で未来の自分宛に手紙を綴った体験を、Suuuh編集部がpodcastでお話してます!/
\未来の自分宛に手紙を綴って1年後・・手紙が届いたことをpodcastで話しています!/
5種類から選ぶ、未来の自分への手紙の書き方
自由丁では、手紙を書きやすいようにテーマが用意されているんです。1年後の自分に手紙を書くことにした私たち…まずは、みんなでテーマを選ぶことから。
テーマ内容は?編集部員それぞれの思いを乗せました
5種類のテーマは自由に選ぶことができます。私たちも、価値観や近況、今の気持ちに照らし合わせて、ぴったりなテーマを探りました。
夢に向かう、新しい朝の自由丁
4月は仕事でも私生活でも、節目となる季節ですよね。「夢に向かう、新しい朝」というテーマが4月からの新生活にぴったりだと感じて選びました。1年後の自分にはどんな新しい出来事が待っているかな?
自分と語る、暖かい昼下がりの自由丁
春の柔らかな日差しは自分の心をほぐしてくれるようで、そんな様子と「暖かい昼下がり」のイメージがぴったり。1年後の自分にも、自分の心に素直に語る時間を大切にして欲しくてこちらのテーマを選びました。奥底の本当の気持ちを大切にしていきたいな。
答えを探す、綺麗な夕暮れ時の自由丁
やりたいことやなりたい自分なんてそんなにすぐには分からなくて。そんな悩み続ける自分の気持ちを、大事にしてあげたいんです!そう思ってこのテーマに決めました。1年後の私が答えを見つけていてもいなくても、この手紙は宝物になるはず。
余韻に浸る、静かな夜の自由丁
自由丁を訪れる2週間ほど前にひとり旅行をしたのですが、それが本当に楽しくて…!訪れた際にもその旅行の余韻に浸っていた私にはぴったりのテーマだと思い、こちらを選びました。1年後に手紙を読んだ私がその時の余韻を思い出してほっこりしてくれたらいいなあ。
過去と未来に想いを馳せる、特別な日の自由丁
1年後というと、私にとっては30歳を迎える年。20代を駆け抜けた私から、きっと今とは違う景色を眺めるであろう未来の私に向けて、エールを送りたい!そんな思いからこのテーマを選びました。
手紙を書く心の準備が整い、いざ執筆開始!初めこそスムーズに書けるかな…と不安な気持ちがあったものの、ご覧の集中力。ちなみに編集部員の残り2名は、左奥に用意されているテーブル席でしたためました。
手紙を書きやすくする工夫の数々
5つのテーマにはそれぞれ、自分の気持ちを掘り下げる助けになるような質問が用意されていました。未来の自分に宛てた手紙といっても、いざ書き始めるとなると何から書けばよいのか…と迷う方にも、言葉を引き出しやすくなる工夫が込められています。
自分への質問リスト
「いつ、どこで、どんな気持ちでこの手紙を書いていますか?」 「最近のあなたは、どんなことに幸せを感じますか?」 など、自分の思いや価値観を探るヒントをくれる質問がありました。
お茶orコーヒー付きでリラックス
それぞれのテーマごとに違ったお茶かコーヒーを選べます。ゆったり、のんびりした良き時間に。
店内には筆記具が充実していたり、他の方が書き残していった過去の自分に向けた手紙を読むこともできました。手紙を書くための環境が整っているな〜と、居心地の良さをじんわりと、随所に感じました。
好きな筆記具を選べる
鉄ペンや万年筆、色鉛筆にボールペンなど種類も豊富。自分好みの書き心地を選ぶことで、さらに自分らしさを表現できます。
手紙には絵や文章を書いたり、紙をちぎって貼り付けてみたり、その時の気持ちを自由に表現してみましょう!
過去の自分に宛てた手紙たち
他の方が書き残していった、過去の自分への手紙が展示されていました。思わずウルッと来る瞬間も…。
手紙を書いた後は、シーリングスタンプで個性豊かな仕上がりに
好きな色をカスタマイズ
未来の自分への手紙を書き終えたら、シーリングスタンプで封をします。実は私たち、シーリングスタンプ初体験。色とりどりのワックスや専用の道具を前に、ドキドキがやみません…!
編集部が選んだ色はこちら
シーリングワックスは1つ仕上げるために4粒必要とのことで、それぞれが思い思いのカラーリングを楽しみました。一番上から時計回りに、ミヒロ、エンネ、チハル、ミリ、マリのセレクトです。
キャンドルストープにスプーンを乗せて、あたためながらワックスを溶かしていきます。
十分に溶けたら、丸形になるよう意識しながら、封筒にそーっと落として…(ドキドキ…)。
ぐっ…! (このあとは10秒ほど、ワックスにスタンプを乗せた状態で待ちます。)
個性あふれる、大満足の出来上がりに
こちらがSuuuh編集部員の出来栄えです!
右上から時計回りに、ミリ、エンネ、チハル、マリ、ミヒロの手紙です。一人ひとりの作業を全員で見守ったのですが、それぞれが完成するごとに「かわいい〜!」と感動の嵐。
一体どんな風合いに仕上がるのか…。スタンプを押し終わるまで緊張の時が流れましたが、最終的には全員もれなく大満足。他メンバーのスタンプを褒めつつも、皆自分の出来栄えを一番に気に入っていることと思います。(笑)
手紙を書く以外の楽しみ方も
最後に、手紙を書く以外の楽しみ方も簡単にご紹介。
自由丁オリジナルレターセット
レターセットは、店頭でもホームページからでも購入できます。 お店で手紙を書く時間がない方は、自宅やお気に入りのカフェで自分の素直な気持ちと過ごしてみてはいかが?
繋がる本棚
お店にある大きな本棚には、これまでに自由丁を訪れた方がメッセージカードと共に残した本がぎっしり。こちらは500円で自分が持ってきた本と交換できます。本を通してご縁を繋いでいく…なんて素敵なんでしょう!
素直な気持ちと過ごせる場所
自由丁の店内には、言葉やイラスト、詩やエッセイなど…自分の素直な気持ちと向き合うための、様々なヒントが散りばめられています。
1年後の自分は一体何を思い、考えているんだろう…と、未来の自分自身に会いに行くかのように手紙を綴る経験は、今までに味わったことのない不思議な感覚でした。自分の素直な気持ちと前向きに向き合える、とっておきの場所「自由丁」。
友人や家族と訪れても、きっと特別な時間になること間違いなし。ぜひあなたも、未来の自分に手紙を書いてみませんか?
自由丁のある蔵前には、実は素敵なカフェが盛りだくさん。未来の自分への手紙を書き終わったら、休憩がてら素敵なカフェに立ち寄ってみるのもおすすめです!