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和紙の使い道に悩んでいませんか?素敵なデザインや質感を活かす使い方アイデア5つ

日本の伝統工芸として親しまれている和紙。独特の風合いが魅力の和紙ですが、使い道に悩んでいる方もいるかもしれません。そこで、今回は和紙ならではのデザインや質感を活かすアイデアを5つご紹介します。和紙がより身近に感じられる使い方を試してみましょう。

和紙の使い道が知りたい!

和紙ってどんな素材?

紙は、日常生活においてさまざまな用途に使われる素材のひとつ。例えば文具に関しても、メモや便箋、ラッピングペーパーといった紙ものが人気を集めていますよね。

その中でも、ノートやコピー用紙に多く使用される洋紙とは異なり、独特の風情を漂わせるのが「和紙」。和紙は日本の伝統工芸であり、楮(こうぞ)、雁皮(がんぴ)、みつまたを主な原料としています。植物の表皮の内側にある繊維を使った和紙は、耐久性や保存性に優れているところが大きな特徴です。

また、日本独自の「流し漉き(ながしずき)」という手法によって、薄くても丈夫な素材に仕上がります。その特性を活かして、紙製品としてだけでなく、障子や壁紙、うちわなど幅広い用途に使われてきました。和紙とは、古くから受け継がれてきた日本の紙文化を物語る存在なんですね。

和紙の素敵な使い方

1枚の和紙があれば、メッセージを書いたりプレゼントを包んだりと、自分次第で使い道もどんどん広がります。例えば和紙を使ったレターセットなら、やわらかな紙の触り心地や文字のほのかな滲みに、受け取った相手の心もほっこり癒されそう。また、ラッピングに和紙を応用して、和風のギフトにおめかしするのも素敵なアイデアです。

さらに、和紙の余りがあるなら、その切れ端を活用してコラージュや小物作りにも挑戦してみて。強度が高く長期間保存できる和紙は、工作の材料にぴったりなんですよ。身近なアイテムの使い道に和紙を取り入れて、和紙ならではの魅力を感じてみてはいかがでしょうか。

紫原もこ
紫原もこ

一言で和紙と言っても、その種類や特徴はさまざま。「和紙についてもっと知って、自分らしい使い道を考えたい」という方は、こちらの記事をどうぞ!

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和紙のデザインや質感を活かす使い道アイデア5つ

紫原もこ
紫原もこ

和紙特有のデザインや質感に、心惹かれる方も多いはず。ここでは、和紙の使い道にぴったりな5つのアイデアを取り上げます。和紙を使ったハンドメイド作品やラッピングに活用してみてくださいね。

耳元に和紙で華やぎを

こちらは、ハンドメイドアクセサリーに和紙を使用した使い道アイデア。イヤーカフ用の丸いパーツに縁取られた和紙は、どれもしっとりと落ち着いていながら華やかな雰囲気です。耳元を和紙のイヤーカフで飾れば、さりげない和の装いがおしゃれだと注目を浴びるかも。また、ひとつずつ厳選された色と柄から、お気に入りの和紙のデザインを選ぶ時間にもわくわくします。

切ったり貼ったりと加工しやすい和紙は、ハンドメイドの材料として活躍してくれますよ。自分用にはもちろん、友人とお揃いで和紙のアクセサリー作りに挑戦してみるのも楽しそうですね。

和紙のやさしさで包んで

こちらは、和紙で作られた「ニコハルノ」のぽち袋です。パステルカラーのかわいらしいアイスクリームに、ころんとしたフォルムが楽しいマカロン、どこか懐かしい見た目の色鉛筆。「シンプルでかわいいもの」というコンセプトの通り、イラストを真ん中に据えた潔いデザインにきゅんとときめきます。

ぽち袋の用紙に和紙を使うことで、イラストがより一層やわらかな印象になっているのがポイント。メッセージカードやちょっとしたプレゼントは、和紙のぽち袋にやさしく包んで渡してみてはいかがでしょうか。

紫原もこ
紫原もこ

この他にもボーダーや水玉、季節のモチーフなど、多彩なデザインのぽち袋が揃っています。いくつも集めたくなってしまうこと間違い無しですよ。

和紙の風情を添えて

こちらの方は、「WACCA(ワッカ)」の和紙カードにシーリングスタンプとカリグラフィーをあしらい、オリジナルのネームカードにアレンジ。和紙とシーリングスタンプのシックな色味がセットのように溶け合い、カリグラフィーのきらめく文字を引き立てています。和紙の自然な風情が、贈り主の温かな気持ちをまっすぐ伝えてくれそうですね。

ヨーロッパで生まれたカリグラフィーが和紙にすっと馴染んでいる様子を見ていると、「文化に国境はないんだ」と思えてきませんか?さまざまな種類の和紙を活用して、カードやタグを作るのもおすすめの使い道ですよ。

和紙を便箋にまとわせて

こちらも、「WACCA(ワッカ)」の和紙を活かした素敵なアイデアです。封筒ではなく和紙で便箋を包むという、発想力に富んだ使い道。紙もの好きさんは、特にお手本にしたくなるのではないでしょうか。

水色のマーブル模様がたゆたうように描かれた和紙は、眺めているだけで安らぎを与えてくれるかのよう。その和紙を開けば、メッセージの書かれた深い青色の便箋が現れます。紙と紙の色の繋がりまで意識したこだわりに、手紙を読む相手もきっと嬉しくなりますね。また、淡いピンクのリボンも特別感を高めてくれるチャームポイントです。

和紙の使い道を自分らしく工夫するなら、質の高い和紙を日常使いできるWACCAのアイテムをチェックしてみましょう。

アート作品も落ち着いた雰囲気に

最後に、和紙を用いた水引アートをご紹介します。こちらの方は、「金水引」という水引に似ている花を作成したそう。ちょこんとした黄色い花が、なんともかわいらしいですよね。

ちなみに、水引の部分には伊予水引、背景には土佐和紙を用いているんだとか。和紙のアート作品には、和紙でしか表現できない儚い情緒がありますよね。繊細な素材で繊細なものを作る、といった経験は、日本の文化に思いを馳せるきっかけにもなるのではないでしょうか。

ぜひチャレンジしてみてほしいアイデアです。

自分らしい和紙の使い道を見つけよう

和紙は伝統的な素材のひとつとして、古くから人々の生活を支えてきました。丈夫で使いやすい和紙の用途は、実に多種多様。文字を書くことに限らずハンドメイドやラッピングに使うことで、和紙の魅力を五感で味わえます。

和紙は「普段使いするには敷居の高い紙もの」と思われるかもしれませんが、その手触りと同じようにやさしく、どんな使い道にも応えてくれますよ。ぜひ、とっておきの和紙の使い道を考えてみてくださいね。

紫原もこ
紫原もこ

今回注目した和紙の使い道とあわせて、文具にも和紙を取り入れてみませんか?こちらの記事では、和紙で作られたおすすめの文具を取り上げています。

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