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あなたを綴る一冊に。日記を書くことで得られるメリットや書き方をご紹介

あなたを綴る一冊に。日記を書くことで得られるメリットや書き方をご紹介

何気なく過ぎていく日々を日記に綴ってみると、自分と向き合うきっかけになります。楽しかった思い出や辛かった出来事も、あなたの今までの経験は、未来のあなたを作るもの。そんな、日記を書くことのメリットや書き方、継続の仕方を解説します。

日記を書くことでどんな効果があるの?

メリット1:文章力が向上する

日記を書く時は「自分の書きたいこと」を、自分の言葉で書きますよね。言葉選びや文章の構成を毎日考えることは、自分の綴る文章と向き合う時間にもなり、書いてるうちに自然と文章力が身に付いてくるメリットがあるのです。

しかし、最初から文章力の向上を意識して日記を書いてしまうと、継続するモチベーションが保てなくなる場合も。難しく考えず、最初は書きたいことを簡単に思いのままに書いてOK。少しずつ、より伝わりやすい文章になるように意識して書いてみましょう。

メリット2:思い出を振り返られる

どんなに楽しかった思い出も、記憶はいつか薄れてしまうもの。SNSに書き込むのも良いですが、人から見られる文章なので、自分の書きたいことを100%書けない時もありますよね。日記のメリットは、楽しかったことや言われて嬉しかったことを人の目を気にせず書き残しておけるところです。

旅行など記憶に残りやすい思い出は覚えていることも多いものですが、「上司から褒められて嬉しかった」「帰り道の桜が満開になった」など、日常の何気ない感情は時間が経つと忘れてしまいがち。そんな経験も日記に書いておくと、見返した時に自分を応援してくれる存在になるかも。

メリット3:気持ちを吐き出してスッキリできる

楽しかった思い出はもちろん、悲しかったことも日記に書いてみましょう。自分にとって「どう悲しかったのか」「何に怒ったのか」「どんな気持ちになったか」と書き出してみると、抱え込んでいた気持ちを吐き出すことが出来ます。手を動かせば、ありのままの感情が次々と溢れてくるかもしれません。溜め込まずに、気持ちをスッキリさせましょう。

メリット4:客観視できるようになる

日記を読み返すと、改めて自分の行動や考え方を振り返ることができます。その時はひたすらに気持ちを吐き出しただけだったとしても、「こういう時はこう考えるんだ」「こんな気持ちになったんだ」と、のちに自分のことを見つめ直すことができます。

一か月ごとに簡単にまとめなどを作ると、より振り返りやすく、効果的です。同じような出来事が起きた時も、冷静に行動できるようになったり、怒りを回避できるように。

メリット5:達成感がある

継続して何かを続けることは、必ず自分に自信を持たせてくれます。日記のメリットは、文字が形に残るので達成感を感じられるところ。1冊のノートを書き終えると充実感と達成感が得られて、継続することが苦手な方も、自分が物事を続けられるという経験が自信につながりますよね。

効果的な日記の書き方は?

出来事を感想と一緒に書く

日記のメリットを発揮させるための重要なポイントは、「出来事とその感想を一緒に書く」こと。読み返したときに、自分がどんな気持ちになったのかまでを振り返るために、感想が必要なのです。その感想を書き残すことにこそ意味があり、後から自分を見つめ直すことができます。

こちらの方はライフログとしての日々の記録とともに、その日に感じたことを添えています。1週間ごとに読み返しやすく、効果的なまとめ方ですね。たくさん書き込む必要はなく、気負わずに続けられそうです。

嬉しかったことは積極的に書く

楽しかったことや、人から言われて嬉しかったことを積極的に書き残すメリットは、感謝の気持ちをずっと覚えていられること。日記は、元気がないときや辛いときにも「あの時はこんな嬉しいことがあったよ!これをエネルギーに今日も頑張ろう」と元気づけてくれる相棒のような存在になるのです。

また、上司や家族から傷つくようなことを言われて落ち込んでも「前はこんなことを褒めてくれたな」「ちょっとした気遣いが沁みたな」と感謝の気持ちを思い出すことができて気持ちを切り替えられるように。精神的に余裕が出て、プラス思考になれるはず。

辛かったことや悲しかったことも書く

「悲しかったことをわざわざ書き残しておきたくない…」なんて思う方もいるかもしれません。しかし、悲しかった思いや辛かった経験を書くことは、自分を理解するために大切です。実際に手を動かして文字に起こすことで、モヤモヤしていた気持ちも落ち着きますよ。

日記を習慣づけることで、その日に感じたこと、思ったことを自然とアウトプットできるようになります。お気に入りのマスキングテープやシールがある方、イラストを描くのが好きな方は、この方のようにまずはノート作りを楽しんでみても良いかもしれません。

アイディアや目標を書く

日々思いついたことや目標など、頭の中で考えていても、ちょっとしたことなどは忘れてしまいます。せっかく思いついたアイディアなら、ぜひ日記に書き留めましょう。すぐに実行せずとも、思いがけない場面で活躍することがあるかもしれません。

こちらの方は、毎年ウィッシュリストを作成しているそう。ゆっくり一息つきながら、やってみたいことや買いたいもの、見たい映画など些細なことから書き込んでいきましょう。ウィッシュリストの完成が近づくにつれて、自分の理想像が浮かび上がってくるかもしれません。

感銘を受けたことを書く

本を読んでいいなと思ったフレーズや、ドラマや映画でいいなと思うセリフに出会うことがありませんか?こんな生き方をしたいな、こんな人生になったらいいなと思うことがあれば、日記に書き残しておきましょう。

こんな風に、読書の感想を日記に綴ってみてはいかがでしょうか?本の内容を振り返りながら文章に起こしていくうちに、思考も整理できておすすめ。作中の好きな言葉にもいつでもアクセスできるようになります。

日記を継続するには?

ペンやノートをお気に入りのものにしよう

日記を継続するためには、ペンやノート選びからこだわるのがおすすめです。お気に入りのアイテムを1日の終わりに使うことは、きっと癒しの自分時間に。万年筆などちょっと贅沢なアイテムも素敵ですよね。「せっかく買ったから…」と毎日続ける励みになりそうです。

様々なインクを日記で試しに使ってみたり、カラフルなペンやシール、マスキングテープなどを揃えるのも良いですね。

夜の習慣が難しければ、朝がおすすめ

人によって生活リズムは違うもの。眠い目を擦って、無理に夜に書く必要はありません。朝の方が時間がある方は、朝に書くことを習慣にしても良いですね。また、日中に持ち歩いて、スキマ時間にその都度書くのもおすすめ。

1行からでも気軽に書こう

「たくさん書こう!」と決めて意気込むと、なかなか続けられません。日記は続けてこそ意味があるものなので、気負わずに1行からでも気軽に書きましょう。日記は自分だけのものなので、あまり具体的なルールに縛られずに自由に書いてみて。

日記に想いを綴って、自分と向き合ってみよう

日記を書くことのメリットや、書き方について解説しました。さあ、必要なものはノートとペンだけ。いつか過去の自分を振り返った時、笑顔で再会できることを楽しみに、日記を綴ってあなたの人生をポジティブに変化させませんか?