大人の「絵日記」の始め方。楽しくおしゃれに続けられる書き方のコツをご提案
なんだか懐かしい響きがする「絵日記」。夏休みの宿題で描いた記憶がある…という方も多いのではないでしょうか。そんな絵日記は、大人になった今こそおすすめしたい習慣のひとつ。文字や写真とは異なる「自分らしさ」を表現できる絵で、今日のことを自由に記録してみませんか?
大人が絵日記を描くメリット
絵日記をおすすめしたい理由のひとつに、「習慣化しやすい」ということがあります。文章だけの日記とは違い、絵日記はイラストを使い自由に表現できるもの。その日の出来事や自分が感じたことなどを直感的に描けるので、文章に悩む必要がなく続けやすくなるんです。
さらに、絵日記を続けることで記憶力や表現力のアップが見込めます。自分の目で見たものを一度頭でイメージしてからイラストにする作業をくり返すことで、自然と記憶力が上がるんだとか。また、「どんな線や色を使おう?」と悩むことで自然と表現力も磨かれていきますよ。
普段の生活のなかで絵を描く機会が少ない人にとって、絵日記を描くのは新鮮な作業。心のリフレッシュやストレス発散の効果も期待できます!
みんなが描いてる大人の絵日記
絵日記を描くうえでルールは特にありません。でも、自由度が高いからこそどんな風に描いたらいいのか分からない…と始めは戸惑ってしまうことも。そんな方は、これからご紹介する素敵な絵日記を参考にしながら、ぜひ自分らしい絵日記の書き方をイメージしてみてください。
毎日の出来事をイラストにするミクロ絵日記
手帳のマンスリー部分に小さくその日の出来事や印象に残ったものを、イラストで綴った絵日記です。特に何もない日は、ダラダラしている自分をそのまま描いているのも真似したいアイデア。絵日記のために無理に何かをするのではなく、特に何もなかった日もありのまま描くのも大人が絵日記を続けるコツです。
こちらの方は、ブラック一色でミクロ絵日記を描いています。ページ全体に統一感があり、大人っぽい印象が素敵ですね。いろんな色を使ってページをカラフルに仕上げるより、ハードルが低く長く続けられそうなところも◎。ミクロ絵日記は限られた小さなスペースに書くので、イラストを描くのがちょっと苦手…といった方でも比較的始めやすく、楽しく続けられそうです。
その日の印象的な出来事を一面に
こちらは、ミニスケッチブックを使った大人の絵日記です。ノートの一面に家族で畑を眺めている姿が描かれていて、ほっこりと温かい気持ちになりますね。こんな風に、ノートの見開き1ページを大胆に使うのもおすすめですよ。また、絵日記を描くのは毎日でなくても大丈夫。お休みの日だけ、特別な出来事があったときだけ、など、無理しないのも長く続けるコツですよ。
絵日記は1つの出来事について描くイメージがありますが、その日に感じたことや美味しかったものなど、複数の事柄について描いてもOKなんです。こちらの方は、最近お気に入りのヘアスタイルやおやつなどをイラストで表現しています。華やかなハンドレタリングやシールも相まって、とてもかわいい1ページに。思わず後から見返したくなります。
テーマを決めて書いていく大人の絵日記
絵日記に何を描くか悩んでしまい、なかなかペンが進まない…という方は、テーマを固定するのもひとつのアイデア。こちらの方は、トラベラーズノートにごはんの記録を付けています。美味しそうなメニューの数々が描かれていて、文章がなくてもお店の魅力がたっぷりと伝わってきますよね。
こちらの方は、食べたものの記録を絵日記につけています。カラフルに描かれた美しいスイーツやパンは、思わず人に見せたくなるクオリティの高さ。ショーケースの中や注文したメニューを描いているうちに、「次はこのケーキを買って帰ろう」「このパンがすごく美味しかった」と思いが巡り、再訪したくなりそうです。
大人の絵日記を始めたくなる文具
自分色に染められるMDノート
背表紙さえ無い、究極のシンプル。こちらの「MDノート」は、書くことにこだわって作られた上質なノートです。いくつかバリエーションがありますが、自宅でも外出先でも扱いやすいA5サイズの1日1ページ書けるタイプがおすすめ。罫線がない無地の用紙が368ページ綴られており、書き終わると1冊の本を完成させた感覚に。
ページの角にはコーナーミシン加工が施されていて、書き終わったページの角を切り離すと次のページが開きやすいデザイン。ページ下の部分には、ページナンバーや日付を書き込めるスペースがさり気なく設けられています。
温もりを感じるザラッとした手触りの用紙は、ペンを滑らせるときに心地よい音が聞こえてきます。万年筆とも相性が良く、滲みや裏抜けに強いところも◎。1ページ目から最後のページまでフラットに開き、ストレスを感じることなく大人の絵日記を楽しめます。
MDノート ジャーナル<A5> 1日1ページ 無罫
ミドリ
¥2,420(税込・参考価格)
外でも絵日記が書ける測量野帳
公園のベンチやお気に入りのカフェなど、外出先で絵日記を描きたいときに活躍するのが「測量野帳」です。ポケットに納まるコンパクトなサイズ感で持ち歩きやすく、丈夫なハードカバーは机が無い場所や立ったままでもスケッチができて◎。
大人っぽい落ち着いたカラーに、シンプルな「SKETCH BOOK」のロゴが配されたスタイリッシュな佇まい。用紙の方眼罫は主張が控えめな薄いグレーで、絵を描くときの邪魔になりません。また、パタンと180度フラットにノートが開くところも扱いやすいポイントです。
野帳スケッチ3mm方眼
KOKUYO(コクヨ)
¥264(税込・参考価格)
細かい描写もお任せ。細字のカラーペン
こちらは、絵日記におすすめの「EMOTT(エモット)」という水性カラーペン。今回ご紹介する10色セットは、鮮やかなVIVID、淡いCANDY POP、こっくりと深いRETROの3パターンから選べます。EMOTTは全40色とカラーバリエーションが豊富なので、色選びに悩む方におすすめですよ。
ペン先を「アウター」というパーツで覆うことで、0.4mmと細字の芯も潰れにくく折れづらくて◎。いつまでも細い線を綺麗に描き続けられますよ。また、耐水性顔料インクを使い、水に強く滲みづらいのも魅力的。EMOTTを使って、自分らしく彩り豊かな絵日記を描いてみてくださいね。
EMOTT 10色セット
uni
¥2,200(税込・参考価格)
自分らしい大人の絵日記を楽しもう
その日の出来事や感情を表現しやすく、見た目にも楽しい絵日記。今まで日記をつける習慣が無かった方も、イラストが苦手な方も、まずは気負わずにペンをとってみましょう!今回ご紹介した絵日記の書き方を参考にしながら、大人の絵日記を新しい習慣にしてみませんか?