大人がときめくペンケース特集。見るたび、使うたびに引き込まれる魅力をご紹介

ペンケースは、文具を収納する日常に欠かせないアイテム。毎日使うからこそ、こだわって選びたいですよね。今回は、使うたび心ときめく、日々のお供にしたくなる、そんなペンケースをセレクトしました。お気に入りのペンケースが手元にあれば、いつもの作業も「よし、やるぞ！」とヤル気を引き出すスイッチになるかも。

こだわりの詰まったハイセンスなペンケースたち

高級感のある編み目「oriami」のニットペンケース

ポリエステルの糸を編んで作った、「oriami」のニットペンケース。山折り谷折りになるよう編み込まれた形は、まるで折り紙のようなシルエット。ニットのような伸縮性もあるので、筆記用具の出し入れも、ノンストレスで滑らかに行なえます。

細かく編みこまれた光沢のある糸と、細く輝くファスナーの組み合わせは、カジュアルながらも大人な引き締まった雰囲気。素材の柔らかさと、折り目が生み出す規則正しい模様は絶妙なバランス。ぜひ一度手にとって、触れてみていただきたいアイテムです。

深みある経年変化「トラベラーズカンパニー」のブラスペンケース

無垢な状態の真鍮をプレス加工して作られた、「トラベラーズカンパニー」のブラスペンケース。筆者は真鍮の持つ落ち着きある輝きが特に好きで、手に取った時のひんやりとした触り心地には、思わず引き込まれてしまいます。

真鍮素材のペンケースなら、ぜひ汚れや傷を気にせずに使っていただきたいです。使い込むと金古美のようなアンティークな雰囲気を身に纏います。長く愛用することで、素敵な表情を見せてくれますよ。

温もりを感じる。木・竹を使ったペンケース

選べる2種類の木材「タクミクラフト」の木製ペンケース

流れるような木目が美しい、飛騨の家具メーカー「タクミクラフト」の木製ペンケース。角のない優しい丸みは、その木目の良さを引き立てます。本体とフタには磁石が埋め込まれているので、フタがしっかりと密着し、持ち歩きの際も安心です。

木材は、メープルとチェリーの2種類。メープルはすべすべとした乳白色で、耐久性に優れています。赤みがかった木色のチェリーは、使い込むほどに飴色に経年変化し、深みのある印象に。シンプルなのに味のある、職人のこだわりが詰まった木製ペンケースです。

シックなナチュラル雑貨「モノッコ」の竹製ペンケース

「モノッコ」のペンケースは、竹の風合いを活かした筒状のスタンドタイプ。竹は、丈夫で軽く美しい天然素材。昔から、暮らしの道具や工芸品などに多く使われてきた素材です。

デスクの上に立てておくことでペンスタンドにも。縦に走る竹の模様からは、自然の優しい雰囲気と力強さを感じます。デスクにすらりと佇む自然素材の造形物は、凛とした表情をみせてくますよ。

使い込むほどに味わい深くなる。革製のペンケース

三角フォルムも口を開ければ四角に変身。コロッとキュートな「ポット」

「ポット」はしっとりとした柔らかな手触りが魅力的な、大人仕様のペンケース。昔ながらの「なめし工程」で作られた最高品質の栃木レザーを使用しており、ヌメ革でありながら柔らかな質感を実現しています。

コロンとした三角のフォルムが特徴的ですが、ファスナーを開けるとフラットなトレイ型に変身。中身が全部見えるので、小さくなった消しゴムや取り出しにくい定規などもスムーズに取り出せます。

落ち着いたアースカラーに金古美のアンティークなファスナーが上品な雰囲気を纏っています。コンパクトな見た目から大きく広がる、スマートさと使い勝手の良さを兼ね備えたペンケースです。

しなやかで優雅な「ヒノン」のペンケース

持つ人の品格を上げてくれるような、優雅な装いの「ヒノン」のペンケース。革に元々あったシワや傷などをあえて残したリファインドエンボスレザーを使用しており、その味わい深い表情は、ふと目に留まった景色を上質なものにしてくれます。

鞄の中で邪魔にならない、スリムでコンパクトなサイズ感。小さいペンケースですがホック式で大きく開くので、ストレスなく中身を取り出せます。内側には滑らかなシルキーセミスムースレザーを使用し、ペンも傷付きにくい工夫がされています。

内側が優しいアクセントカラーになっているのもポイント。見えない部分にも繊細なこだわりを感じます。サックスブルーやミルクティベージュといった女性らしいカラーに品を感じる、大人の女性にぴったりなペンケースです。

ミニマルな大人のペンケース「モカ」

ミニマルでコンパクトなスタイルにこだわった、持ち歩きに便利な「モカ」のペンケース。お気に入りの筆記用具が1～2本だけあれば良い、できればあまり物を持ちたくない…そんな必要最低限の使い方を叶えることをコンセプトに作られました。

継ぎ目のない一枚革で作られた、シンプルで耐久性のある仕上がり。より永く使うために、ぜひオイルを塗ってしっかりお手入れしていただきたいです。自分色に育てることで、より愛着も沸いてくるはず。

使うほどに愛着の湧くペンケースを見つけて

筆者は子供の頃、たくさん入る大きなペンケースが好きでした。しかし大人になった今、お気に入りのペンを大切に包んでくれる上質なものに魅力を感じます。素材や作り手のこだわりを知れば、より味わい深さを感じるはず。あなたのパートナーになるような、心ときめくペンケースに出会えることを祈っています！