バレットジャーナルの「キー」どうしてる?便利なアイデアを実例と併せてチェック
人気の手帳術である「バレットジャーナル」を、上手に使いこなすポイントとなる「キー」。あなたはどのような使い方をしていますか?この記事では、バレットジャーナルをもっと使いこなすためのキーの書き方アイデアをご紹介します。ぜひ参考にしてくださいね。
世界中で人気の手帳術「バレットジャーナル」とは?
バレットジャーナルとは、アメリカのクリエイターであるライダー・キャロル氏が考案した手帳術です。タスクやイベントなどを箇条書きすることで、思考が整理されて集中力や向上心を高める効果があります。バレットジャーナルの「バレット」とは、箇条書きの頭に置く「・」のことなんですよ。
まずは、バレットジャーナルを構成する基本コンテンツをご紹介します。
- INDEX(インデックス):全てのページの目次
- Future Log(フューチャーログ):半年から1年の大まかな予定
- Monthly Log(マンスリーログ):1ヶ月分のスケジュール
- Daily Log(デイリーログ):1日分の予定やタスクなど
バレットジャーナルの基本コンテンツ
バレットジャーナルは、これらを「ラピッドロギング(迅速な記録法)」という方法で書き出していくのが特徴です。ラピッドロギングの方法はシンプルでルールは以下の2つだけ。
- 箇条書きで書く
- 箇条書きの頭に、記号(キー)を付ける
ラピッドロギング
この「キー」と呼ばれる記号の使い分けによって、その内容の種類が一目で分かる仕組みになっているんです。ここからは、そんなバレットジャーナルの要となるキーについてご紹介します。
基本の「キー」を見てみよう
バレットジャーナルは、ただタスクを書き出すだけではありません。翌日以降に延期したものなど、タスクの進行状況を表すキーがあり、タスクの進捗状況を追える仕組みになっています。このようにタスクの移行作業を行うのが、バレットジャーナルの特徴の一つなんです。
- 「・」タスク(やること)
- 「×」タスク完了
- 「>」タスク移動(延期の時期が明確なこと)
- 「<」タスク移動(延期の時期は未定だが、いずれ実行すること)
- 「◯」イベント(その日の予定)
- 「ー」メモ
- 「*」重要、優先順位の高いもの
- 「!」ひらめき、アイデア
- 「目のマーク」調べること
基本のキー
この「タスクの移行作業」を行うことで、やるべきことの優先順位を整理でき、目の前のタスクに対する集中力や実行力が高まるんですね!
「キー」の使い方のポイント
公式ガイドで推奨されている基本のキーは、シンプルで機能的なもの。でも、自分にとって分かりやすいようにアレンジしてもOKなんですよ。ポイントは、キーの数を必要最小限に抑えること。
バレットジャーナルは迅速に記録できることが特徴なので、キーが多すぎて分類に迷ってしまうのはあまり良くありません。使わなくなったキーは、定期的に整理しておくと管理もしやすくなりますよ。
みんなの「キー」のアイデアを見てみよう
Instagramに投稿されているみんなのキーや、様々なキーを使ったバレットジャーナルを見てみましょう!きっとあなたのバレットジャーナルのお役に立てるはず。
アイデア①シンプルな「キーページ」でキーを管理
キーは、バレットジャーナルのタスク管理の要となるもの。でも、覚えていられるのは使用頻度の高い3〜5個くらいではないでしょうか。でも、あらかじめキーをリスト化した「キーページ」を作成しておけば、いざバレットジャーナルを書くときに迷わなくて◎。
こちらの方は、タスクのキーに「□」のチェックボックスを採用しています。それに合わせて、「タスク完了」や「タスク持ち越し」は□を塗り潰したり、上から記号を書き足したりするキーにアレンジ。□はチェックボックスとして元々馴染み深い記号なので、覚えやすくておすすめです。
アイデア②「TODO」のみを集めたページ作り
こちらの方は、「TODO」のみを集めたページを作成。スッキリとまとまりがあって、その日にやるべきことが一目瞭然ですね。先ほどご紹介した方と同じように、TODOにはチェックボックスを採用しています。完了したものは黒く塗り潰し、延期したものには矢印が記されています。
このように、チェックボックスをキーにする使い方は人気があるんです。公式ガイドに推奨されているバレット「・」より、私たちに馴染みがあるからかもしれませんね。
アイデア③バレットジャーナルに手帳を活用
バレットジャーナルはノートに1から作っていくのが基本スタイルですが、このように手帳を活用するのも真似しやすくておすすめです。いつも持ち歩くスケジュール帳にキーを活用してタスク管理をすることで、効率的に行動していくことができますよ。
こちらの方は、ToDoリストやWISHリスト、1週間の献立などを全て1ページに収めています。手帳のウィークリーページと隣り合わせにすることで、タスクとスケジュールを瞬時に見比べることができてとても便利ですよ。
アイデア④可愛いオリジナルのキーを活かして
こちらの方は、オリジナリティーのある一味違ったデザインのキーを使っています。タスクを「○」、完了は「●」で表し、キャンセルや進行中のキーがあるのも面白いですね。また「□」は休日を表し、「■」が仕事を表すのも個性的な例です。
さらに、「食料買い出し」や「おうち会議」など、可愛い形のキーもたくさん。どれもシンプルで、さっと書きやすいデザインなのがポイントです。自分のライフスタイルにぴったりフィットした、とても素敵なキーですね。
アイデア⑤ちょっとしたアクセントで、さらに見やすく
こちらは、タスクの詳しい時間帯を付箋でノートに貼り付けたアイデア。黒い文字ではなく茶色いペンを使うことで、明るい印象もありますね。
また、さりげなくマスキングテープでデコレーションしているのもポイント。タスクを並べるだけだと寂しい印象になってしまうバレットジャーナルですが、付箋や色ペン、マスキングテープなどを使うと明るく見やすくなりますよ。
あなたのライフスタイルに合う「キー」の使い方を見つけよう
バレットジャーナルの「キー」について、様々な書き方アイデアをご紹介しました。まずはこの記事でご紹介したようなキーを参考に、どんどん実践を積み重ねて使いやすいように改良していくのがおすすめです。ぜひ自分にぴったりのキーの書き方を見つけて、バレットジャーナルをもっと充実させてくださいね。
ペンとノートさえあれば始められるバレットジャーナル。そんなバレットジャーナルと相性の良いペンを特集した、こちらの記事もおすすめですよ。