思わず眺めていたくなる。デスクに映える、おしゃれなガラスのペーパーウェイト5つ

多種多様なデザインがあるペーパーウェイトは、ただ紙を固定するだけでなく、オブジェとして「見る」ことも楽しめるアイテム。今回はガラス製のものに焦点をあてて、きらきらと透き通る美しいペーパーウェイトをご紹介します。

ガラスのペーパーウェイトの魅力

心がほっと落ち着く静かな水辺を彷彿とさせる、透明感たっぷりなガラスのペーパーウェイト。便利な文具でありながら、私たちに癒やしを与えてくれるのが魅力です。デスクの上に置いておけば、慌ただしい毎日のオアシスになってくれるでしょう。

そんなガラスのペーパーウェイトは、19世紀半ばに誕生しました。一番初めに作られたのは、「ミルフィオリ（千の花）」というデザイン。ドーム状のガラスの中に小さな花が沢山咲いているような、繊細で美しいペーパーウェイトです。

誰もが知る有名ブランド「Baccarat（バカラ）」や、「Saint Louis（サン・ルイ）」でも多く作られていたそうで、コレクターが多く、寝室にたくさん飾って愛でる人もいました。ガラスのペーパーウェイトの魅力は、昔の人も知っていたんですね。

思わず眺めてしまうガラスのペーパーウェイト

クラゲたちと海中散歩をしている気分

こちらは、「DETAIL（ディテイル）」の「JELLYFISH」というペーパーウェイト。海の中をフワフワとクラゲが浮遊する姿がなんとも芸術的ですよね。ガラスの中にクラゲと一緒に小さな気泡が入っていて、まるで海の中のワンシーンを切り取ったようなデザインです。

長方形のトールタイプは、紫色のクラゲがフワフワと泳いでいるようなデザイン。長くて細い触手は薄い紫色をしていて、繊細な部分までガラスの中に美しく閉じ込められています。じっと眺めていると動き出しそうなリアルさで、一緒に海中散歩をしているような気持ちになりますね。

スクエアタイプは、愛らしい茶色のクラゲがのんびりと浮遊しているようなデザイン。光を浴びると、その自然な色味がより魅力的に輝きます。仕事の合間に目を向ければ、疲れた心をクラゲたちが海の中にゆったりと連れていって、安らぎを与えてくれそうです。

氷のようなペーパーウェイト

こちらは、ガラス作家の船山理也子さんが手掛ける「Snow Cube」というペーパーウェイト。その名の通り、「カードの上に氷が置いてある！」と驚いてしまいそうなほど氷にそっくりですよね。溶けそうで溶けない氷のペーパーウェイトは、デスクの上にあるとちょっとしたサプライズになるかも。

手作業で作られているため、同じものは一つとしてありません。手に取って美しい気泡を眺めたり、太陽の光を反射させてキラキラと輝く姿を楽しんだりと、時間が経つのを忘れてしまいそうです。

また、グラスに入れて水を張って花を生ければ、涼しげなフラワーアレンジメントにもなります。動物のオブジェ集めが趣味の筆者は、ペンギンなど寒いところの動物たちと共演させてインテリアのアクセントに使いたくなりました。

ストーリーを感じる色味と形に心が温まる

こちらは「HIGHTIDE/ハイタイド」のオリジナルブランド「attache/アタッシェ」が手掛ける再生ガラスのペーパーウェイト。なんと素材は廃瓶で、牛乳やラムネ、コーラなどの廃棄される予定だった空き瓶から生まれました。形を変えて、また私たちの生活に潤いを与えてくれているんですね。

光を浴びて落ちるシルエットは、ガラスの色を美しく反映して紙の上を彩ります。やわらかな透明感に、思わずはっと視線が奪われそう。どこか懐かしさを感じる、アンティーク調なデザインがおしゃれです。

手のひらにちょこんと座るサイズ感もたまらないですよね。この姿になる前は、どこでどんな風に使われていたのかなぁ…と、ストーリーを想像するだけで愛着が湧いてきます。

ガラスの中で躍動する気泡に見とれる

こちらは、「DETAIL（ディテイル）」の「グラスペーパーウェイト」。まるで水の中へ飛び込んだときに出る泡のように、ポコポコと大小たくさんの気泡が美しい球体の中に閉じ込められています。勢い良く上空に向かっていこうとする気泡が、時間を止められたよう。そんな不思議な感覚が癖になり、ずっと眺めていられます。

このペーパーウェイトは、全部で4種類のデザインがあります。一つひとつ手作りで作られているため、世界に一つだけのものを手に取る特別感も味わえます。

デスクの上やリビングルーム、寝室...どこに置いてもおしゃれなインテリアになります。窓からの光を浴びたこのペーパーウェイトの輝きに朝から癒やされそうですね。

水の中で広がるような美しい色彩にうっとり

こちらは、ガラス作家の荒木桜子さんによる「まりも 山毬（やままり）」。その名の通り、水底に住むマリモをイメージして作られています。水彩絵の具を水の中に垂らしたような、ふんわりと優しい色彩にうっとりとしますよね。

角度を変えると、違う表情を見せて心を和ませてくれます。水の中で揺らぐマリモを包み込むような、その柔らかな曲線は手で触れたくなる優しさを感じさせます。視覚的にも癒され、つるんと丸い形は触れても穏やかな気持ちになりますよ。デスクの上にこのペーパーウェイトを置いて、忙しい日々にゆとりをもたらしませんか？

触れて眺めるガラスのペーパーウェイト

同じガラス製のペーパーウェイトでも、その形や色は様々。お部屋や手元に置いておきたくなるような、お気に入りは見つかりましたか？光を通してきらきらと輝くその姿は、まるで日差しを反射した水面のよう。目に付くところに置いておけば、きっとあなたを癒してくれますよ。他にもいろいろなペーパーウェイトを見てみたいという方は、こちらの記事もチェックしてみてください。

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