おすすめ「ツイスビーの万年筆」5つ!特徴をチェックしてお気に入りの1本を手に入れよう
独特の書き心地や美しいデザインで人気が高い万年筆。さまざまなブランドがあるなかで、今回は台湾の万年筆ブランド「ツイスビー」に注目しました。ツイスビーならではの魅力とともに、おしゃれで使いやすいおすすめの万年筆をご紹介します。
台湾の万年筆ブランド「ツイスビー」の魅力
万年筆は日本でも人気の高い筆記具のひとつで、世界中のメーカーから多彩なモデルが登場しています。一方で「使い方が難しそう」「価格が高い」といったイメージがあり、なかなか万年筆に手が出せない方もいるかもしれません。
そこで、万年筆の初心者におすすめしたいブランドが「ツイスビー(TWSBI)」です。
ツイスビーとは、台湾の三文堂筆業有限公司が2009年に立ち上げたブランド。プラスチックや金属製品の製造で長年培ってきた技術を活かし、機能性とデザイン性を兼ね揃えた筆記具を生み出しています。
ちなみに「三文堂」のアルファベット表記は「San Wen Tong」で、その頭文字を反対から読むと「TWS」。これに中国語で「筆記具」を意味する「BI」を付け加えた「TWSBI」が、ブランド名になったんだそう。
ツイスビーの万年筆には、おすすめしたくなる魅力がたくさん詰まっています。
いいとこどりのクリアなボディ
ツイスビーの万年筆でぱっと目を引くのは、なんといってもクリアなボディ。
ペン先で綴る文字だけでなく、本体の軸越しにゆらめくインクの色を楽しめるなんて、わくわくしませんか?「万年筆の中身ってこんな構造だったんだ!」と、じっくり観察するのもおすすめの楽しみ方。
また、透明軸のおかげでわざわざ万年筆のパーツを外さなくてもインクの残量がすぐわかります。スタイリッシュなボディは機能面もばっちりで、まさにいいとこどりのデザインです。
使いやすさへのこだわり
ツイスビーの万年筆は、使い心地にもとことんこだわっています。
ボディは耐久性に優れ、長く愛用するのにぴったり。また、インクの容量が大きく一度補充すれば長持ちするところも特長です。一般的な吸入式の万年筆が1ml前後といわれているのに対し、ツイスビーの場合は約2mlもインクが入ります。
さらにスチールのペン先がなめらかに滑るので、書くことに集中したい方にもおすすめ。
そして、ツイスビーの万年筆は付属キットで分解し、洗浄することもできます。輸入元である株式会社酒井が分解の手順を動画で公開しているので、取扱説明書と併せてチェックしてみてください。
お財布にやさしい価格
万年筆のなかでも、ペン内部にインクを吸入するタイプは価格が高くなる傾向です。しかし、ツイスビーの万年筆は吸入式ながら比較的手が届きやすい価格に設定されています。
万年筆を使い慣れてきて「本格的な1本が欲しい」と思い始めた方には、ツイスビーのアイテムがおすすめですよ。
ツイスビーでおすすめの万年筆
機能とデザイン、そして価格まで優等生なツイスビー。豊富なラインナップから、特におすすめの万年筆モデルをご紹介します。
気品漂う「ダイヤモンド580」
最初にご紹介するおすすめの万年筆は「ダイヤモンド580」です。
ツイスビーのダイヤモンドシリーズは「長時間筆記しても疲れない最高のフォルムをローコストで」実現するために開発された、ツイスビーのフラッグシップモデル。
本体の軸にはクリスタルカットが施され、中身のインクがきらきら輝いて見えます。また、ボディにはガラス以上の透明度を持つというポリカーボネイト樹脂を使用。
さらにレジンでコーティングすることで傷がつきにくくなり、まさに“ダイヤモンド”のネーミングにふさわしい万年筆となっています。
クリアなボディに大容量のインクを吸入できるところはもちろん、気品漂うデザインも魅力的。
ほんのり赤みのあるローズゴールドのパーツが、ホワイトカラーにやさしく馴染んだ姿はずっと眺めていたくなる美しさです。
ダイヤモンド580 ホワイトローズゴールドII
TWSBI(ツイスビー)
¥20,900(税込・参考価格)
「ECO」で万年筆にもっと親しんで
続いて、エントリーモデルとして人気の万年筆「ECO」をご紹介します。
「ECO」という名前は、気軽に手にしやすい価格を意味する「economic」に由来するんだそう。
ボディ後部にある尾栓を回すとペン先からインクを吸い上げられるようになっていて、万年筆ならではの使い心地を味わえます。また、ペン先の種類は極細字から太字までと幅広く、好みの字幅を選べますよ。
「ECO」には多彩なボディカラーが揃っているので、お気に入りのインクや文具とコーディネートするのもおすすめ。
こちらの「ダークサファイア」は濃い青色に見えて、実は半透明になっています。光にかざして、天然石のようなきらめきを探してみて。
ECO ダークサファイア
TWSBI(ツイスビー)
¥7,700(税込・参考価格)
「ECO-T」はグリップの形に注目!
ECOの派生モデル「ECO-T」は、従来の六角形から丸みを帯びた三角形に衣替えしたキャップが目印です。
グリップ構造にくぼみを作り、指がしっかりフィットするように改良。正しい持ち方が自然と身につくうえに、すらすらと書きやすくなっています。
万年筆で書く練習を始めるのにおすすめしたい1本です。
こちらは「エッグプラント」という色で、野菜のナスを意味する言葉。確かに、瑞々しい紫色が新鮮なナスを連想させます。
他ではなかなか見ることのないカラーバリエーションが揃っているのも、ツイスビーの魅力です。
ECO-T エッグプラント
TWSBI(ツイスビー)
¥7,700(税込・参考価格)
「バキューム 700R」に好きなインクをたっぷり入れて
「バキューム」シリーズは、プランジャー式を搭載した万年筆です。
簡単な操作でインクを大量に吸入できるので、普段からよく万年筆を使う方には特におすすめ。また、たっぷりのインクによって、クリアなボディが色づく様子を長く楽しめます。
「カイヤナイトブルー」とは、鉱石にちなんだネーミング。日本語で藍晶石(らんしょうせき)とも呼ばれるカイヤナイトは、海底から空を見上げたときに映る、透き通った青色にも似ています。
包み込むようなやさしい色合いで、持ち主の心に寄り添ってくれますよ。
バキューム 700R カイヤナイトブルー
TWSBI(ツイスビー)
¥26,400(税込・参考価格)
「Kai」が魅せる、ひと味違うツイスビーの表情
最後に、おすすめの万年筆として「Kai」をご紹介します。
ひと目見て「これってツイスビー?」と思った方もいるのではないでしょうか?ツイスビーの特徴であるクリアなボディとは異なるデザインが、かえって新鮮です。
角度によって表情を変えるマーブル模様や、深い青色とゴールドのコントラストに、視線も心も引き寄せられます。
ただ美しいだけでなく、大容量のインクを吸入できたり、ペン先を4種類から選べたりと、使いやすさにも抜かりなし。
万年筆が好きな方へのプレゼントにしても素敵ですね。
Kai
TWSBI(ツイスビー)
¥36,300(税込・参考価格)
ツイスビーでおすすめの万年筆を使ってみない?
台湾生まれの筆記具ブランド「ツイスビー」には、魅力溢れる万年筆が揃っています。書き心地を追求しながら、ここにしかないデザインにもこだわった万年筆は、初心者にもおすすめです。ぜひお気に入りの1本を手に入れてくださいね。
台湾は、おしゃれでかわいい文具雑貨屋がたくさんあっておすすめの国なんです。Suuuh編集長のお土産話を参考に、台湾旅の計画を立ててみませんか。