ステッカーとシールの違いって知っている?それぞれの意味や特徴を分かりやすく解説!
スマホや手帳、メッセージカードのデコレーションに役立つステッカーやシール。皆さんは双方の違いを知っていますか?今回は、ステッカーとシールの違いについて分かりやすく解説します。それぞれのおすすめの使い方についてもご紹介しているので、ぜひご覧ください。
ステッカーとシールの違いって?
ステッカーとシールを何となく異なるものとして認識していても、その違いを説明するのはなかなか難しいですよね。実はステッカーとシールにはそこまではっきりとした境界はありませんが、加工方法や素材などに違いがあるようです。
それぞれの特徴や違いを知ることで、より自分に合ったアイテムを手に入れられることもあるのでぜひ目を通してみてくださいね。
ステッカーの意味と特徴
ステッカーは、のり付けされている紙片という意味合いを持つ言葉です。「stick」=「くっつく」、「貼る」に「er」がついたもので、英語では「貼って遊ぶようなおもちゃの紙」という意味で使われます。しかし、日本ではこの認識で使われていないことの方が多いでしょう。
日本におけるステッカーの意味合いとして参考にしたいのが、印刷業界におけるステッカーの認識。印刷業界においては、ステッカーを主に「屋外で使うもの」として捉えています。
ステッカーは耐候性があり、長期間使えるものがほとんどです。日光などで印刷が日焼け・色落ちしないよう特殊な印刷方法を施したり、摩擦に耐えるラミネート加工をしたりと、高い耐久性を持っています。
また、塩ビ素材のものが一般的であること、簡単に剝がれないよう粘着力が強いこともステッカーの特徴です。
説明だけでは難しくて分かりにくいこともあると思うので、日常で使われているステッカーの例を挙げてみました。たしかに、屋外で使われているものが多いですね。
- 車やバイクに貼られているもの
- 店舗名やブランド名がデザインされ、宣伝用に使われるもの
- 建物の外の壁やガラス窓などに貼られているもの
- PCやキャリーケースに貼られているもの
日常で使われている主なステッカーたち
シールの意味と特徴
シールもステッカーと同様に「のり付けされた紙片」という意味合いを持っています。英語の「seal」には「封」や「しるし」などの意味があり、日本でも最初は封滅の用途で使われていました。
ステッカーとの違いとして印刷業界では、シールは主に「屋内で使うもの」としています。現代では封滅の用途だけでなく遊び用やデコレーション用などさまざまな使い方で親しまれています。
粘着力が強いものがほとんどのステッカーとは違い、シールは粘着力が弱いものから強いものまでバリエーションが豊かです。シール用紙にも和紙やホイル紙などさまざまな用紙があり、それぞれで風合いの違いを楽しめます。
日常で使われているシールには以下のようなものがあります。短期的な使い方をされるものが多いのもステッカーとの違いでしょうか。
- 商品に貼られている値段表示
- 封をするために手紙や封筒に貼られているもの
- 包装紙やパッケージに貼られているもの
- 工作などの遊びに使われるもの
日常で使われているシールの例
違いを知って使い分けよう。ステッカーとシールのおすすめの使い方
ステッカーとシールの違いを知ったなら、それぞれの特徴を活かせる使い方をしたいところ。ここでは、文具に対するステッカーとシールのおすすめの使い方をご紹介します。
ステッカーは文具の外側に貼る
耐候性加工をされていることが多いステッカーは、手帳やノートの表紙やプラスチック製のペンケースなど、文具の外側に貼って使うのがおすすめのアイテム。粘着力も強いので剥がれる心配もほとんどありませんよ。
ステッカー×文具をとことん楽しみたいなら、こちらの投稿者さんのようにあえて無地のデザインの文具をチョイスして、ステッカーで自分らしさを表現するのが◎。メタリックな表紙に目を引くステッカーを合わせる投稿者さんのセンスが素敵で、ぜひ参考にさせてもらいたいところですね。
お気に入りのステッカーを1枚だけ貼ってシンプルに仕上げたり、たくさんのステッカーを組み合わせておしゃれにまとめたりと、貼り方はさまざま。
一度に貼ってしまわず、お気に入りのものが見つかるたびに貼っていくのもいいですね。旅先でステッカーを手に入れてその年の手帳の表紙に貼っていくと、1年間の旅の記録が詰まった表紙ができあがるのでおすすめです。ノートや手帳の表紙だけでなく、スマホケースやPCに貼っても楽しいですよ。
ステッカーはスマホケースを自分らしくカスタマイズしたいときにもぴったりのアイテム。こちらの記事ではスマホケースの素敵なアレンジ方法やおすすめのステッカーをご紹介しています。
関連記事
シールは手帳やノートのデコレーションとして使う
シールは屋内での使用を想定されているアイテム。ステッカーと違い、一般的には耐候性や耐水性がないものが多いため、手帳やノートのページにデコレーションして使うのがおすすめです。シールは和紙製など素材の種類も豊富なので、アイテム次第でさまざまな表現ができます。
こちらの投稿者さんは、手帳のマンスリーページをシールやマスキングテープでデコレーションしています。さまざまなシールを使った温かみのあるデコレーションで、手帳を開いた瞬間に癒されそうですね。
こんなにもたくさんのシールを使っているのに統一感があってすっきり見えるのは、シールの色味やサイズが合っているからでしょうか。枠をはみだしてシールを貼ったり、マスキングテープの絵柄だけを切り抜いて使ったりと、レイアウトも使い方も勉強になりますね。
シールを使ったデコレーションは、イラストを描くのが苦手な方やデコレーションにあまり時間をかけられない方にもおすすめ。あっという間におしゃれなページに仕上がりますよ。シールを使っておしゃれな手帳を作成する方法は、こちらの記事でご紹介しています。
関連記事
ステッカーとシール、それぞれの違いを活かして楽しもう
ステッカーとシールには厳密な違いはありません。しかし屋外・屋内向けなど、使用箇所に違いがあることもあります。お気に入りのステッカーやシールは、それぞれの特徴を活かして適切な箇所で使うことで最大限に楽しめますよ。
今回は、ステッカーとシールの違いやおすすめの使い方をご紹介しました。それぞれの違いを知ったら、ますます「ステッカーやシールを楽しみ尽くしたい!」と思った方もいらっしゃるのではないでしょうか。そんな方はぜひ以下の記事もチェックしてみてくださいね。