何にも思い浮かばない…そんなときに試してほしいアイデア出しの方法4つを紹介
新しい仕事の企画や創作物を作るうえで重要な「アイデア」。考えようとすればするほど何も思いつかない…という経験をしたことがある方は多いのではないでしょうか?今回は、そんな新しいアイデアを探している人に試してほしい、アイデア出しの方法をご紹介します。ぜひ自分に合った方法を試してくださいね。
アイデアが思い浮かばないのはなぜ?
仕事の企画書を作るとき、趣味のイラストを描くときなど、物事をゼロから始める際には「アイデア」が必要不可欠!しかし、いざ新しいことをはじめようとしても、なかなかアイデアが浮かばないですよね。
実は、アイデアが思い浮かばないのには、ちょっとした理由があるんです。まずは、アイデアが浮かばない理由をみてみましょう。どれも普段アイデアを考えるうえで、ついやってしまいがちなことばかりですので、チェックしてみてください!
イメージが漠然としている
アイデアが浮かばない理由としてよく挙がるのが、イメージが漠然としているというもの。例えば、仕事でポスターを制作することになったとします。そのとき、頭の中で描いているイメージが「かわいい」といった漠然としたものだと、実際に作り始めた際にデザインが書き起こしにくいでしょう。
「かわいい」の一言にも、具体的なモノや雰囲気などのさまざまなニュアンスが含まれており、何をもって「かわいい」イメージなのかは人それぞれ。膨大な情報からピンと来るものを探さないといけないため、アイデアが浮かぶまでに時間がかかりやすいのです。
だからこそ、アイデアを考える際にはイメージのブラッシュアップが大切!そのポスターに書く情報や内容は何か、ターゲットとしている相手はどんな人かなど、ポスターを作るうえで必要な情報をまとめてみましょう。
関連資料に目を向けていない
アイデアがなかなか浮かばないのには、関連情報をチェックしていないのも大きな理由といえるでしょう。アイデアはゼロであっても、考えたいアイデアの内容に関する情報はインターネットや本、雑誌などのさまざまなメディアに掲載されています。
関連資料に書かれている情報は、新しいアイデアを生み出す種になるもの。アイデアが浮かばないときには、ぜひ参考にしてみてください。例えば、夜の風景の絵を描きたい場合には、さまざまな国の夜空や夜景の写真を鑑賞してみるといったように、関連資料から着想を得てみましょう。
一度で完璧なアイデアを考えようとしている
アイデアを考える際に、一度で完璧なものを生み出そうとしていませんか?とくに仕事で新しい企画を求められた場合には、締め切りギリギリまで考えてもいいアイデアが浮かばず、時間だけがどんどん過ぎていく経験をしたことがある人も多いはず。
前提として「自分を含めた全ての人を納得させられる完璧なアイデア」というのはありません。だからこそ、アイデアを考える際には「不採用でもOK!」という気持ちで、質よりも数を揃えてみましょう。アイデアのテーマや大まかな構想さえ決まれば、内容をしっかり練るのはあとからでも大丈夫ですよ!
才能なんて関係なし!仕事や創作で使えるアイデア出しの方法4つ
ここからは、おすすめのアイデア出しの方法をご紹介します。自分に合ったアイデア出しを試せば、いつもより良いアイデアが浮かんでくるはずですよ。
①イメージを膨らませたいなら「マインドマップ」
頭の中の漠然としたイメージを具体化させたいときにおすすめなのが、「マインドマップ」。イギリスの心理学者が発案した方法で、やり方はメインとなる1つの単語を中心に関連キーワードを放射線状に書き出していくだけ。
浮かんだイメージを言語化することで頭の中が整理できるので、新しいアイデアにつながりますよ!思いついたキーワードをとりあえず全部書き出してみましょう。
②アイデアの種を作りたいなら「単語クロスワード」
アイデアを一気に複数個作れる方法として、筆者が実践しているのが「単語クロスワード」。やり方は特定の単語を1つ決めたら、違う言葉を適当に組み合わせるだけです。先に紹介した「マインドマップ」の要素もふくまれているので、やり方に慣れてくると、一度で複数のアイデアが出せるようになるでしょう。
- 紙に出したいアイデアの数だけ「文具×〇〇」と書く
- 「〇〇」の欄に、関連性の有無を問わず適当な単語を書き込んでいく(例:お茶、ランチ、和菓子 など)
- それぞれの欄に書いた単語に関する言葉・表現を隣に書いていく。(例:文具→ペン・ノート・おしゃれ など お茶→緑色・香り・紅茶 など)
- 書いた単語を組み合わせ、ぴったりくる組み合わせを探す
単語クロスワードのやり方(「文具」に関するアイデアを出したい場合)
③目標が決まっているなら「マンダラート」
アイデアの大まかなテーマが決まっているのであれば「マンダラート」もおすすめですよ。主に目標達成までの課題発見と思考整理の方法として採用されていますが、アイデア出しにおいても自分の視野を広げるきっかけになります。
- 紙に3×3で構成される9つのマスを書き、中心にメインとなるテーマを書く
- メインテーマを取り囲むように、残りの8マスに関連キーワードをそれぞれ書いていく
- 新しく3×3のマスを書き、8マスに書いた関連キーワードのうち1つを中心に書く
マンダラートのやり方
④複数人で意見を出し合うなら「アイデアしりとり」
他の人と一緒にアイデアを出していくのであれば「アイデアしりとり」にチャレンジしてみましょう。やり方は基本的に普通のしりとりと一緒。最後に「ん」がつかないように注意しながら、みんなで単語を繋げていくだけです。
ある程度しりとりで単語が繋がったら、あとはそれぞれの単語からアイデアを考えていきます。全く関連性のない言葉から、思いがけない面白アイデアが浮かぶかもしれませんよ。
日常生活で気軽に実践。アイデアが思いつきやすくなるコツ
過去の成果に目を向ける
新しいアイデアは、過去の成果物から生まれることもあります。以前の会議でどんな話題が上がっていたか、過去に採用や不採用になった企画にどんなものがあったかなど、過去の成果物を普段からこまめにリサーチしてみましょう。
周囲を見渡してみよう
アイデアの種は案外近くにあるもの。普段から身の回りにあるものや、周囲で起こった出来事に目を向けてみましょう。関連性がなさそうに思えて、思わぬユニークなアイデアに繋がることもありますよ。
あえてその場所を離れてみよう
アイデアを考えるのに集中して、椅子に座ってずっと書類とにらめっこ…という頑張り屋な人もいるかもしれません。そんなときこそ、あえて一度その場所を離れて、ふらっと外をお散歩してみましょう。
街にあるさまざまなものを眺めたり触れたりするのは、アイデア出しにおいてよい刺激になります。ふとした瞬間にアイデアがひらめくことがありますよ!
気になったキーワード・表現を記録する
普段何気なくしているSNSの閲覧やインターネットサーフィンも、情報収集の絶好のチャンス!気になったキーワードや表現があれば、積極的にメモを取っておきましょう。たくさんのキーワードを記録したメモは、アイデア出しに行き詰ったときのよきパートナーになってくれますよ。
考えをすっきり整理!アイデア出しで便利なアイテムたち
アイデアを出すのに便利なアイテムがあったら良いですよね。ここからは、持っていればアイデア出しがうまくいくかもしれない、考えを整理するのに便利なアイテムをご紹介します。
ポップなカラーでアイデアに遊び心を。ビバリー/まるみのfusen
「ビバリー」の「まるみのfusen」は、まるみのある角がかわいらしい付箋。落ち着きのあるおしゃれなパステルカラーで、自宅やオフィスなど場所を問わず使いやすいでしょう。4種類のカラーが展開されているので、アイデアの内容やジャンルに合わせて色を変えるのも素敵ですね。
40枚のしおりがセットになっているので、たくさんアイデアをまとめられます。ノートに貼りやすいプチサイズからちょっとしたメモ書きに最適なMサイズ、たっぷり文字が書き込めるLサイズまでサイズのバリエーションも豊富。さまざまなアイデアのまとめ方に活用できますよ。
まるみのfusen
ビバリー
¥751(税込・参考価格)
素敵な資料をコレクション。Noritake/スーパーバインディングノートブック
「スーパーバインディングノートブック」は、イラストレーターのNoritakeが実際に使用していたアイデアノートをもとに、改良を加えて制作されたバインディングノートです。A5サイズの真っ白なページには、メモやポスター、はがきなどを貼り付けることができますよ。
浮かんだアイデアをまとめるノートとしてはもちろん、スクラップブックとして気になったキーワードや参考資料などを貼り付けるのもおすすめ。「素敵!」と思った情報をたっぷりコレクションしたくなりますね。
スーパーバインディングノートブック
Noritake(ノリタケ)
¥1,320(税込・参考価格)
気楽に、楽しく。あなたらしいアイデアを探してみよう!
新しいアイデアを出すのは大変だけど、自分らしいアイデアが浮かんだときにはそれ以上の面白さを感じられますよね。ぜひ今回ご紹介したアイデア出しの方法を参考に、あなたらしいアイデアを探してみてください!
こちらでは、アイデア出しにおすすめのノートをご紹介しています。今回ご紹介したアイデア出しの方法をまとめるために、新しいノートを手に入れてみては?