「エコな文具」でSDGsに取り組んでみない?サステナブルな素材でできたアイテム5つ
私たちの生活に切っても切り離せない文具。日常的に多用するアイテムだからこそ、環境に優しいエコなものをセレクトしたいと思っている方も多いのではないでしょうか。そこで今回は、サステナブルな素材でできたエコな文具を5つご紹介します。
エコな文具を使うことは、私たちにできるSDGsの取り組み
2015年に国連総会で採択された国際目標である「SDGs(持続可能な開発目標)」。このSDGsをきっかけに、さまざまな企業で商品製造時のCO2の排出量を削減したり、リサイクルできる素材を採用した製品を開発するなど、環境に配慮した取り組みが行われています。
もちろん、企業だけでなく私たち一人ひとりにできるSDGsの取り組みも存在します。その中の一つとして挙げられるのが、地球環境に配慮した素材で作られたアイテムやパッケージレスのアイテムなどの「エコな製品をセレクトすること」。
なかでも私たちの暮らしに欠かせないアイテムである文具は、使う頻度も多く、サステナブルな素材で作られたものも多いことから、日常にエコなアイテムを取り入れたいときにはぴったりの存在です。そこで今回は、サステナブルな素材でつくられたエコな文具を5つご紹介します。
この先の未来を私たちで守る。サステナブルな素材でつくられたエコな文具5つ
エコという点だけでなく、デザイン性の高さにも注目してアイテム選びをしました。おしゃれなアイテムであれば、使うたびに気分が上がるだけでなく、使い切ったあとにももう一度その文具が欲しくなるはず。お気に入りのエコな文具を手に入れて、長期にわたってSDGsの取り組みに貢献しましょう!
リサイクル素材を使用して作られたアーティスティックなノート
最初にご紹介するのは、フランスのブランド「PAPIER TIGRE(パピエ ティグル)」の「THE TRACKS」。
「TRACK」の名前のとおり、陸上競技場のトラック・走路をイメージした表紙がおしゃれなノートです。アート作品を思わせるデザインで、持っているだけで自分のおしゃれ度がアップしたような気分になりそうですね。
サステナビリティを重要視するPAPIER TIGREのノートブックシリーズは、リサイクル素材を使用して作られているのが特徴。環境への配慮とデザイン性を同時に追求できる願ってもないアイテムです。
気になるノートの中身はドット方眼タイプで、イエロー、グレー、ホワイトの3種類のページに分かれています。ページのカラーごとに用途を使い分けてもいいのではないでしょうか。
また月間スケジュールのページも付いているので、予定やタスクを書き込んだりと便利に使えます。
文具のなかでも、書きおわると新しいものが必要になる消耗品的な要素が強いノート。そんなアイテムこそ、環境に配慮したものを選びたいところです。ぜひ、新しいノートの候補にしてみてくださいね。
A5サイズノートブック「THE TRACKS」
PAPIER TIGRE
¥1,815(税込・参考価格)
再生ガラスから作られたおしゃれなペーパーウェイト
続いてご紹介するエコな文具は、ぽってりとしたフォルムが愛らしいペーパーウェイト。「資源を無駄にせず、環境になるべく優しく暮らしを繋いでいく。」という想いから、再生ガラスを使用して職人が一つひとつ手作りしたとっておきのアイテムです。
使われている素材は、牛乳瓶・ラムネ瓶・コーラ瓶の廃瓶。着色は行わず、廃瓶そのままの色で作られています。かつて人々を潤し、暮らしの傍らにあった瓶たちが姿を変えて再び手元に戻ってきたと考えると、よりいっそう愛着が湧きませんか?
注目してほしいのは、再生ガラスが魅せる柔らかな表情。デスクに置いたり、日の当たる窓辺に飾ったりして沢山愛用したいと思える魅力があります。ペーパーウェイトとしてだけでなく、オブジェとしても気軽に使えるので、プレゼントにもぴったりではないでしょうか。
Recycled Glass Paper Weight
attache
¥2,200(税込・参考価格)
大地の石を主原料として活用したスイス製の純白ボールペン
こちらは、「大分県の森フォレスト」が手掛ける「HITOTEMA ストーン」。大地の石を主原料として活用したスイス製のエコなボールペンです。
ジュエリーカットが施された真っ白なボディーは「スイス中央アルプスの雪に覆われた鋭い峯」、金色のクリップ部分は「金色の太陽の光」をイメージして作られたものなんだとか。
このことを知った上で愛用すれば、美しい地球の風景をこれからも守りたいという気持ちがさらに高まりそうですね。
こちらのアイテムは、日本のさまざまなメーカーの替え芯に対応している点も魅力。文具のなかでも、ボールペンはインクを使い切ったら買い替えという印象を持っている方もいるかもしれませんが、インクを詰め替えることで長く使用できるというのはゴミの削減にも繋がります。
日常での使用頻度が高い文具こそ、エコな文具に変えたいところ。初めてエコ文具デビューするという方は、仕事でもプライベートでも無くてはならないボールペンから、エコな暮らしを始めてみてはいかがでしょうか。
HITOTEMA ストーン
HITOTEMA
¥2,200(税込・参考価格)
人気の北欧デザインがうれしい。リサイクルレザーを使ったペンシルケース
こちらは革の加工時に発生する、破片であるリサイクルレザーを使ったペンシルケース。フィンランドで、高品質なリサイクル素材を使用して製品のハンドメイドを行う「PRIVATECASE(プライベートケース)」のアイテムです。
水や汚れに強いリサイクルレザーを使用しているので、カフェでの勉強時や屋外での作業時にも安心して使えるのが魅力。エコなだけでなく、使いやすさも重視されているのがうれしいですよね。
文具のなかでも、ペンシルケースは特にデザイン性の高さも捨てきれないところですが、こちらはシンプルでおしゃれな北欧デザイン。中央にブランド名の「PRIVATECASE」のマークが箔押しされているのもポイントです。
カラーは、イエロー、ブラック、コルクなどの5種類から選択できます。ちなみにコルクは、9~10年ごとに木を傷つけずに手で丁寧に切り取られたもの。植物由来で、サステナビリティのあるものをお探しの方は、ぜひ視野に入れてみてくださいね。
リサイクルレザー使用 ペンシルケース
PrivateCase
¥1,980(税込・参考価格)
絶妙な透け感にときめく。リサイクルPVCを使用したステーショナリーケース
最後にご紹介するエコ文具は、「マークス」の「ストレージイット ケース」。プラスチックの一種であるPVC(ポリ塩化ビニル)のなかでも、リサイクルPVCを使用して作られたステーショナリーケースです。
3つの内ポケットや、マチがあることから収納力も◎。ノートやボールペンなどといった使用頻度の高い文具一式を収納してもいいですし、スマホやイヤホンなどの必需品たちをしまっておくのも便利ですね。
マイルドな透け感は、開封せずに中身が確認できるだけでなく、デザインにも一役買ってくれています。ブルー、ピンク、ホワイトなどのとろんと柔らかなカラーリングは、使うたびに心も穏やかになりそうです。
プラスチックは、資源の枯渇や海洋汚染などに繋がるとも言われている素材。価格もお手頃なものが多く、使い勝手も抜群なことから人気の素材ではありますが、エコを意識するとなかなか手を出しにくいことも。そんなときには、こちらのアイテムのようにリサイクルされたプラスチック製品をチェックしてみましょう。
ストレージイット ケース A4
マークス
¥1,210(税込・参考価格)
これからの地球を考えて、環境に配慮したエコな文具を選ぼう
毎日使う文具をエコな文具に変えるだけで、私たちも気軽にSDGsの取り組みに参加できます。これからの地球を考えて、まずは身近な文具から、皆でエコなアイテムを選んでみませんか?
環境に配慮した製品は、エコマークや再生紙使用(R)マークなどの有無で簡単に見極められることも。エコマークのある文具を詳しく知りたい方は、ぜひこちらの記事もご覧ください。