インクの数だけ表情を変える【透明軸】万年筆特集。おすすめモデル6本をご紹介

インクの色をダイレクトに楽しめる透明軸の万年筆は、最近じわじわと人気が出てきています。そのため、様々なメーカーからおしゃれな透明軸の万年筆モデルが展開されているんですよ。今回は、大人の手元にも相応しく、思わず使ってみたくなるおすすめの透明軸の万年筆をご紹介します。

インクの色によって表情を変える。透明軸の万年筆

美しい色や名前、ボトルで魅了される万年筆のインク。「インク沼」にどっぷりとハマっている人も多いですよね。そんな万年筆のインク好きにぴったりなのが透明軸の万年筆です。

透明軸の万年筆の最大の魅力は、ゆらめくインクの色や、中の構造が見えること。インクの残量も確認しやすくメンテナンスもしやすいので、インク好きの人はもちろん、万年筆初心者さんにもおすすめです。

ここでは、インクによって様々な表情を見せてくれる、魅力的な透明軸の万年筆をご紹介。セーラー万年筆やパイロットといった有名メーカーから展開されている、人気のモデルを6本集めました。大人が使うのにぴったりな透明軸の万年筆を、ぜひチェックしてみてくださいね。

使ってみたくなる！素敵な透明軸の万年筆をご紹介

シンプルなデザインで最大限にインクを楽しめる透明軸の万年筆

まず最初にご紹介するのは、「セーラー万年筆」の「プロフィットJr.透明感」。インクの美しさをそのまま楽しめるシンプルで洗練されたデザインは、大人の手元にぴったり。お気に入りのインクが揺らめく姿を、透明軸からいつでも楽しめます。

クリアな素材で作られたこちらの万年筆には、純正のコンバーターが付いています。購入後、すぐにお気に入りのインクを入れて使うことができますよ。使い方は簡単で、コンバーターをセットした万年筆のペン先をインクボトルに浸し、ゆっくりとノブを回すことでインクが吸い込まれていきます。

ペン先は、使いやすく汎用性の高い一般的な中文字サイズ。長い歴史があるセーラー万年筆の透明軸の万年筆は、安心の品質と手に取りやすい価格設定なので万年筆初心者さんにもおすすめですよ。

ドイツが誇る筆記具メーカーの人気万年筆

続いてご紹介するのは、「LAMY（ラミー）」の「SAFARI（サファリ）」。定番の7色のラインナップから、今回は「スケルトン」をピックアップしました。世界的にも有名なサファリシリーズは圧倒的な人気を誇り、こちらの定番カラーを何本か持っているという人も少なくありません。

軽くて丈夫な樹脂製のグリップには、誰でも正しくペンを握れるようにくぼみが付いています。キャップについている大きなワイヤー製のクリップは、厚手の上着のポケットにもしっかりとグリップしてくれます。透明なボディにさり気なく映える「LAMY」のロゴもおしゃれですよね。

1930年にドイツのハイデルベルクで設立されたラミーで作られたサファリ。手ごろな価格設定でありながら、美しいデザインと書き心地の良さによって、世界中で愛されるモデルなんですよ。

インクと万年筆で楽しくカラーコーディネート

こちらは、「パイロット」の「PRERA（プレラ）色彩逢い（いろあい）」。約12cmというショートサイズで女性の小さい手でも扱いやすく、カジュアルなデザインが人気のスケルトンボディの万年筆です。

万年筆のボディは軽くて丈夫な樹脂製で、頭冠と尾栓に透明感のあるカラーがポイントとして配色されています。本体のポイントカラーに合わせたインクを使ったり、あえて違う色のインクを入れてコーディネートしてみたり…と考えるだけでワクワクしてきますね。

本格的なスペックを楽しめる万年筆

こちらは「TWISBI（ツイスビー）」の「ECO（エコ）」シリーズから展開されている「ローズゴールド」。柔らかく派手すぎないローズゴールドの色調は、手元をパッと華やかに見せてくれます。透明軸から見えるインクの色を引き立たせるデザインで、まさに大人の女性におすすめの1本です。

こちらのペン先やキャップリング、クリップなどには、ステンレス素材の上から18Kローズゴールドのプレーティングが施されており、統一感のある見た目と高級感を感じられますよ。

インクの入れ方は回転吸入機構を採用しており、ボディの尾栓を回すことで、ペン先からインクを吸い上げることができます。本格的なスペックを持ちながら、比較的手に入れやすい価格設定がうれしいですね。いつかは本格的な万年筆が欲しいけど、なかなか手が出せない…という方にもおすすめの1本です。

ニースの「光」を表現した透明軸の万年筆

次にご紹介するのは、「Platinum プラチナ万年筆」の「#3776 センチュリー ニース」。まるですりガラスのようなボディと、キャップリングやクリップのピンクゴールドが上品で、高級感を味わえるおすすめの1本。

高級リゾート地である南フランスのニースの「光」を表現したこちらの万年筆。ニースの街を優しく包みこむ、まばゆい光や、太陽の光を受けてキラキラ輝く海面を彷彿とさせる、エレガントなデザインです。プラチナ万年筆の「#3776センチュリー」のペン先には大型14Kが使われており、筆圧への耐久性も◎。万年筆ならではの書き心地を味わえますよ。

また、インクの乾燥を防ぐ完全機密「スリップシール機構」によってキャップをしたまま2年間放置していても、使いたいときにはサラサラと書きだせるんですよ。この「スリップシール機構」が採用されていることにより、固まりやすい顔料インクもこの万年筆なら安心して使えます。

パリの薫り漂うインクの老舗から透明軸の万年筆

最後にご紹介するのは、「J.HERBIN（エルバン）」の「カートリッジインク用万年筆スケルトン」。スケルトン素材のキャップに書かれた「HERBIN」というロゴがワンポイントになっていて、スタイリッシュなデザインです。

こちらのカートリッジ専用の万年筆は、樹脂製のスケルトンボディで軽やかな佇まい。中に入れるカートリッジのインクの色によって、様々な表情を見せてくれますよ。

パリで生まれた老舗インクブランド「エルバン」のこちらの万年筆は、使えるカートリッジが全部で20色と多彩なんです。万年筆本体がリーズナブルな価格なので、数本買ってそれぞれにお気に入りのカートリッジを入れて、使い分けるのもいいですね。

インクの揺らめきを楽しめる透明軸の万年筆の魅力

インクの色を一目で楽しめる透明軸の万年筆をご紹介しました。インクの色あいによって表情を変える透明軸の万年筆は、万年筆愛用者さんにも初心者さんにもおすすめです。今回ご紹介した透明軸の万年筆を参考に、自分らしい素敵な1本を手に入れてみて下さいね。 

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