箱を使った簡単なラッピング方法まとめ。基本の包み方からおしゃれなアレンジまで
プレゼントの箱をラッピングしたいけど、どうしたら良いかわからない…もっとおしゃれに包みたい!と思ったことのある方は多いのではないでしょうか?そこで今回は、箱を使ったラッピングの基本の包み方やおしゃれなアイデア、簡単なラッピングのコツなどについてご紹介していきます。ぜひ参考にしてくださいね。
意外と簡単!箱を使ったおしゃれなラッピング
贈り物をするとき、袋で包むのは簡単だけど箱を自分で包むのは難しそう…と考えていませんか。しかし、ちょっとしたコツとアイデアで、箱ラッピングは簡単におしゃれに仕上がるんです。もらった方の心がときめくような、おしゃれで簡単な箱ラッピングに挑戦してみませんか?
基本的な箱のラッピング方法
まずは、基本的な箱のラッピング方法を解説します。シチュエーションに合わせて使い分けてくださいね。
斜め包み
かしこまった贈り物には、フォーマルな斜め包みがおすすめです。箱ラッピングの基本的な包み方の種類で、正方形や長方形の箱に向いています。ラッピングのコツは、ペーパーが浮かないように押さえながら包むこと。斜め包みは、きちんと感のあるおすすめのラッピング方法です。
- 包装紙の対角線上の右下部分に、箱を置きます。箱の右下が少しはみ出るように置くのがポイントです。
- 左側が2~3cm程余るように、手前の包装紙を箱にかぶせます。
- 左側の包装紙を入れ込みながら、箱に沿うように折ります。
- 奥側の包装紙を入れ込みながら、箱を倒すように折り込んでいきます。
- 右側の包装紙を入れ込みながら、左側と同じ要領で折ります。
- 最後に奥側の包装紙を箱に沿わせて折り、対角線を目安に余っている部分を内側に折り込みます。
- 包装紙の合わせ目にテープやシールを貼ったら出来上がりです。
簡単な斜め包みのやり方
キャラメル包み
キャラメル包みも、基本的で簡単な包み方のひとつ。その名の通り、キャラメルの個包装と同じ包み方で、正方形や長方形の箱に適しています。最もポピュラーで簡単な包み方ですよ。今回ご紹介する包み方は祝儀。仏事の場合は合わせが左上になるので、手順に注意してくださいね。
- 包装紙の真ん中に箱を置きます。包装紙と箱が平行になるように置きましょう。
- 左側を中央に向かって折り、次に右側が上になるように包みテープで留めます。右側の端が中心に来ない場合は、内側に折り込んで調整しましょう。
- 開いている部分の上部を、下に向かって折り込みます。
- 箱に沿うように両端を折り込み、下部を折り上げます。最後の折り込みが中央になるように調整しテープで留めます。
- 反対側も同じように包んだら、出来上がりです。
簡単なキャラメル包のやり方
スクエア(正方形)包み
スクエア(正方形)包みは風呂敷包みともいわれており、箱を動かさずに包める簡単なラッピング方法。正方形や長方形の箱に向いている包み方です。ラッピングの際に上下を動かせないお菓子や小物、割れ物などのラッピングに適していますよ。
- 正方形の包装紙の中央に、箱を置きます。
- 下側の包装紙を折りあげ、次に左側の包装紙を折り込みます。このとき包装紙の端が箱の対角線になるように調整しましょう。
- 右側も同様に折り込み、テープで留めます。
- 最後に上部を折って、端を箱の対角線になるように調整します。
- 中央をテープやシールで留めたら、出来上がりです。
簡単なスクエア(正方形)包みのやり方
筒包み
筒包みは、円柱の箱を包むときに便利で簡単なラッピング方法です。筒包みのコツは、タックを寄せた部分が見えないように大きめのシールで貼ること。透明のテープやシールではタックの端が見えてしまうので、気を付けてくださいね。筒包みは、ワインボトルラッピングの底部分などにも応用できますよ。
- 片方の端を1cm程折った包装紙の上に円柱の箱を寝かせて置き、折った側が上にくるように全体を巻き、テープやシールで留めます。
- 開いている部分を中心に向けてタックを寄せながら折り、中央にシールを貼ります。
- 反対側も同様に折ったら、出来上がりです。
簡単な筒包みのやり方
ラッピング初心者におすすめ。簡単でかわいい、箱の包み方
ここからは、簡単でかわいい箱ラッピングをご紹介します。贈りたいプレゼントに合ったアイデアを見つけてくださいね。
素材を活かした貼り箱と紐リボンのラッピング
最初にご紹介するのは、箱本体の素材を活かした簡単でおしゃれなラッピングアイデア。箱に色味を合わせた紐リボンと花の飾りでデコレーションして、上品な仕上がりになっています。プレゼントの箱がおしゃれな場合は、こちらのように包装紙を使わずに、そのデザインを活かすラッピングがおすすめですよ。
クラフトペーパーで包んでナチュラルなイメージに
クラフトペーパーは、ナチュラルで優しい雰囲気になるおすすめのラッピングアイテム。こちらは、プレゼントをクラフトペーパーで包みドライフラワーとメッセージカードでデコレーションしています。ドライフラワーとクラフトペーパーは相性が良いので、ぜひ箱ラッピングに使用してみてくださいね。
ラッピングペーパーにカリグラフィーを施して
こちらは、包装紙にカリグラフィーを施した簡単でかわいい箱ラッピング。カリグラフィーを施すことで、おしゃれな包装紙になるだけでなく、世界で一つだけのラッピングになります。メッセージカードを添える代わりに、包装紙に気持ちを綴るのも面白いですね。
カリグラフィーは書くのが難しそう…と思った方も多いのではないでしょうか。こちらの記事では、初心者でも挑戦しやすいカリグラフィーの種類や簡単な書き方を紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
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シーリングスタンプでクラシカルな雰囲気に
こちらは、メッセージカードをシーリングスタンプで添えたクラシカルな箱ラッピングです。シーリングスタンプで留めるだけで、大人っぽい仕上がりになりますよね。
また、包装紙はプレゼントする箱よりも一回り小さいものを帯のように巻き付けています。簡単なラッピングなので、箱全体を包む方法が苦手な方におすすめですよ。
箱をラッピングするときのコツ
最後に、箱をラッピングするときのコツを解説しましょう。コツさえ掴めば、簡単に箱ラッピングを楽しめちゃいますよ。
テープを貼りすぎない
箱ラッピングをする際は、テープを貼りすぎないようにしましょう。あまりテープがたくさん貼ってあると、外観が美しくありません。折り目や重なった部分はしっかり強めに押さえ、包装紙と箱の間に空気が入らないようにするのがコツです。
箱に合ったサイズの包装紙を選ぶ
箱に合った種類の包装紙を選ぶのも、綺麗なラッピングのコツ。包装紙を斜めに置き、箱の左下角が紙の端から2~3cm離れるように配置します。残りの包装紙を箱にかぶせてみて、全体が覆われるかをチェックしましょう。かぶせた包装紙が箱の左右3~4cmほど残ればちょうど良いサイズですよ。
箱の角に沿わせて折り目をつける
箱の角に沿わせて折り目をつけるようにすると、ラッピングが綺麗に仕上がります。包装紙を1か所折るたびに、しっかり折り目をつけてください。緩みなく仕上がるのはもちろん、箱の中身の固定にも役立ちますよ。
箱と一緒に気持ちも丁寧に包んで
箱を自分でラッピングする簡単な方法や、おすすめのアイデアについてご紹介しました。プレゼントは、中身だけでなくラッピングにも気持ちがこもります。この記事を参考にして、プレゼントを受け取った人が思わず笑顔になるような、素敵な箱ラッピングに仕上げてくださいね!