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初心者におすすめの画材って?道具の種類やおすすめグッズを用途別にご紹介

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使う道具の種類によって違った表現を楽しめるのが、アナログイラストの醍醐味です。しかし、画材の種類は豊富にあるため、イラスト初心者はどの画材が自分に合うのか分からなくなってしまうかもしれません。そこで今回は、初心者におすすめの画材について解説します。

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画材は作品作りの大切なパートナー

いつもの通り道でふと素敵な景色やポスターを見つけたとき、漫画や絵本などの好きな作品に触れたときなど…「イラストを描いてみたいな」と思う瞬間はいつも唐突。しかし、特にイラスト初心者の場合は、描き方が分からないと諦めてしまうかもしれませんね。

そんなあなたの気持ちを傍で支えてくれるパートナーといえるのが、多彩な種類の画材たち。真っ白な紙の上で、ペンや鉛筆は繊細な線でカタチを作り、絵の具はアナログイラストの世界を鮮やかに彩ってくれます。

道具の種類によって、得意・不得意があるのも画材の個性。早速、初心者が扱いやすい画材をチェックしていきましょう。

初心者が扱いやすい画材ってどんな種類があるの?

西野由樹
西野由樹

まずは、初心者が扱いやすい画材について解説していきます。後半にはおすすめアイテムを紹介しているので、ぜひチェックしてくださいね。

「用紙・ノート」は作品作りの基礎

アナログイラストを描く基礎となる用紙やノートは、料理でいう「皿」のようなもの。色や素材によって、画材の発色や出来上がったイラストの風合いなどが少しずつ変化します。大判サイズであればのびのびとイラストを制作できますし、持ち運びが簡単なミニサイズならいつでもスケッチが楽しめますよ。

無地のノート

手軽にイラストを描いてみたい人は「無地のノート」から始めてみるのがおすすめ。手頃な価格でゲットできるのはもちろん、保管場所にも困りにくいでしょう。特に、模写や色鉛筆を使ったアナログイラストを描きたいときに最適ですよ。ただ、ノートの紙の材質によっては、万年筆やマーカーペンのインクが裏抜けしてしまう場合があるので注意しましょう。

スケッチブック

本格的なイラストや色塗りを体験したいなら「スケッチブック」がおすすめです。ノートよりもページ1枚1枚に厚みがあるので、絵の具やインクが裏抜けしにくいところが魅力。耐久性もあるので、描いた作品を長く保管したい場合にも適しています。

また、スケッチブックには水彩画用の「水彩紙」や、鉛筆やペンでの模写・スケッチに便利な「ケント紙」など、画材や用途に合わせた種類があります。そのため、自分がどんなイラストを描きたいかに合わせて、紙の種類にもこだわってみましょう。

西野由樹
西野由樹

スケッチブックと間違われやすいものに、「クロッキー帳」があります。
クロッキー帳の方が紙が薄いので、鉛筆でのデッサンやスケッチに使うのがおすすめ。インクや絵の具を使うと裏抜けしたり、描いた後の紙にシワができてしまったりする場合があるので注意しましょう。

「鉛筆・ペン」はデッサンから色塗りまで自由自在

イラストのカタチを表現する際に必要な道具が鉛筆とペン。どちらも主に線画や色塗りに使われる画材ですが、種類によって描いた時の質感や得意分野が違います。自分の好きな描き心地と風合いで選んでみましょう。

鉛筆

学生時代にお世話になった人も多いであろう「鉛筆」。実は画材としても高いコストパフォーマンスを誇っています。削ったらすぐに使えるうえ、使った後のお手入れがいらないので、初心者にもおすすめです。また、軽い書き心地で線が描けるため、絵の練習でも活躍してくれるでしょう。

色鉛筆

多彩な色がたくさん並ぶ「色鉛筆」は、淡い発色が魅力的なアイテム。鉛筆特有の滑らかな書き心地も兼ね備えているので、イラスト初心者にも扱いやすいでしょう。力の入れ方や色の重ね方、合わせ方一つで多彩な表現ができるので、自分好みの風合いを探す楽しみも味わえますよ。絵本のように優しいタッチの絵を描きたいときにもおすすめです。

アルコールマーカー

鮮やかな色味のイラストを描きたいなら、「コピック」を代表とする「アルコールマーカー」がおすすめです。主に色塗りに使われるもので、発色がきれいなのはもちろん、絵の具に比べて乾きが早く、描いた後の紙がふやけてしまう心配がありません。マーカーによってペン先の形状が違うので、色を塗る部分の広さに合わせて使い分けると良いでしょう。

「絵の具」はさまざまな色塗りの表現を楽しめる

イラストに色を塗りたい!というときに、力になってくれるのが「絵の具」。単体で鮮やかに発色するのはもちろん、複数の色を混ぜてオリジナルカラーを作れるところも魅力です。

水彩絵具

「水彩絵具」は、水に溶かして使うタイプの絵の具の1つであり、例としてポスターカラーが挙げられます。透明感のある質感を生かして水彩画にも採用されていますよ。水の量を調節すれば、淡く優しい色味を活かしたぼかし・にじみなどの表現も楽しめます。

アクリル絵具

多彩な風合いの色塗りを楽しみたいなら「アクリル絵具」がおすすめ。水彩絵具と同様、基本的に水に溶かして使いますが、水に溶かさずにそのまま紙へ乗せることもできるのが特徴です。また、紙だけでなく、キャンバスや木材・石などといった、様々な素材にも絵が描けます。

【用紙・ノート編】初心者におすすめの画材を紹介!

西野由樹
西野由樹

ここからは、初心者におすすめの画材をピックアップしてご紹介します。

気軽にどこでも絵を描ける。Arrtx/画用紙

「Arrtx」の画用紙は、18cm×18cmのコンパクトな正方形。バッグにすっぽり入るので、お出かけ中に絵が描きたくなったときも便利です。

また、圧口紙なので、万年筆やアルコールマーカー、絵具などのインクを使う画材で絵を描きたいときにもおすすめ。デッサンから水彩画、漫画や絵本のイラストまで、多彩な表現を楽しめます。

画用紙
画用紙

Arrtx

¥1,299(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

カラフルな紙でイラストを色付ける。月光荘画材店/スケッチブック0F

「月光荘画材店」が手掛ける「スケッチブック0F」は、心躍るカラフルな表紙がおしゃれな画材です。小さなドット系が薄く入った「ウス点」、絵具にも対応できる「特アツ」、ページがカラフルになっている「イロ」の3種類が展開されています。模写やスケッチはもちろん、水彩画やポスター作りにもおすすめです。

スケッチブック0F(ウス点・イロ・特アツ)
スケッチブック0F(ウス点・イロ・特アツ)

月光荘画材店

¥330(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

滑らかな書き心地にうっとり。ツバメノート/プレーン

こちらは、昭和22年から多くの文具好きに愛されてきた「ツバメノート」の無地タイプです。目に優しいクリーム色の「フールス紙」は、筆記性の高さにこだわって作られている上質な紙。インクによる裏写りが起こりにくいので、ペンで線画を描くときや万年筆を使う際におすすめですよ。

PLAIN プレーン
PLAIN プレーン

ツバメノート

¥473(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

【鉛筆・ペン編】初心者におすすめの画材を紹介!

手軽にイラストを楽しもう。ミドリ/MD鉛筆ドローイングキット

「ミドリ」の「MD鉛筆ドローイングキット」は、すぐに削って絵が描けるよう、鉛筆とキャップ、シャープナーがセットになった画材です。「描く」を楽しむことをコンセプトとしているだけあって、セットになっている4本の鉛筆はそれぞれで芯の柔らかさが異なります。

1本1本で違った色の濃さや書き心地が堪能できるので、模写やスケッチをしながら、鉛筆の奥深さを体験できるでしょう。アナログイラストをとことん楽しみたい方におすすめです。

MD鉛筆ドローイングキット
MD鉛筆ドローイングキット

ミドリ

¥1,100(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

様々なトーンの色を心行くまで堪能。トンボ鉛筆/色辞典 第一集

「色辞典 第一集」は、「トンボ鉛筆」が手掛ける色鉛筆ブランド「色辞典」シリーズの1つ。自然界の色を再現した多彩なカラーがセットになっています。「書く」と「描く」の両方に対応した柔らかい芯を採用しているので、力の入れ方1つで濃淡もグラデーションも簡単に実践できますよ。

色辞典 第一集
色辞典 第一集

トンボ鉛筆

¥3,465(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

アルコールマーカーの王道。コピック/チャオ

「コピックチャオ」は、アルコールマーカーの定番ブランドである「コピック」から登場したエントリーモデル。広い部分をしっかり塗れるミディアムブロード(=四角形のペン先)と、細かい部分に対応できるスーパーブラシ(=筆のようなペン先)という、2つのペン先がついた2WAY仕様になっています。

鮮やかな発色に加えて、色を重ねると絶妙な濃淡が出せるのがおすすめポイント。乾かないうちに複数色をなじませればグラデーションも作れるので、絵具にも負けない幅広い表現が楽しめるでしょう。

コピックチャオ 36色
コピックチャオ 36色

コピック

¥8,910(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

【絵の具編】初心者におすすめの画材を紹介!

小さなパレットでどこでも一緒。呉竹/透明水彩セット フィス

「呉竹」の「透明水彩セット フィス」は、14色の水彩絵具がセットになった画材です。絵具が固形になっているので、そのまま外へ持ち運んで色塗りをすることもできますよ。水を含ませた筆で固形絵具をなでるだけで描き始められるので、水彩画初心者にもおすすめです。

透明水彩セット フィス KG301-1
透明水彩セット フィス KG301-1

呉竹

¥2,259(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

鮮やかな発色が創作意欲を掻き立てる。Ohuhu/アクリル絵の具

「Ohuhu」のアクリル絵の具は、布や木材などといった様々な素材のカラーリングを楽しめる画材です。1本の内容量が12mlとコンパクトなので、箱やポーチに入れて持ち運びやすいところも◎。ビビッドな色味とマットな質感は、アナログイラストを魅力的に演出してくれるでしょう。

アクリル絵の具 24色
アクリル絵の具 24色

Ohuhu

¥2,566(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

キラキラ絵の具がイラストを輝かせる。呉竹/顔彩耽美 スターリーカラーズ

「顔彩耽美 スターリーカラーズ」は、「呉竹」が手掛ける固形水彩絵具です。角度によってキラキラと輝く姿は、まるで金属や宝石のよう!単色で描くのはもちろん、絵具が乾いたイラストの上に重ねれば、華やかなラメがをアクセントに添えられます。箔押しのように、華やかな雰囲気のイラストを描きたいときにおすすめしたいアイテムです。

顔彩耽美 スターリーカラーズ
顔彩耽美 スターリーカラーズ

呉竹

¥930(税込・参考価格)

Photo by item.rakuten.co.jp

お気に入りの画材で自由にイラストを描いてみませんか?

「画材」と一言で表しても、一つひとつ違った個性を持っています。だからこそ、様々な画材との出会いの中で、自分の手になじむパートナーを見つけられたときの嬉しさは格別です。今回ご紹介したおすすめの道具を参考にしながら、お気に入りの画材を探してみてください。

西野由樹
西野由樹

こちらの記事では、水彩色鉛筆について特集しています。絵具より気軽に扱えるので、塗り絵にもおすすめですよ。

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