美しい発色に癒される。水彩色鉛筆の世界に踏み出そう
水彩色鉛筆とは、まるで水彩画のような絵が描ける色鉛筆。水彩色鉛筆を使えば、絵が優しく味わい深い仕上がりに。今回は、そんな水彩色鉛筆の使い方や素敵な作品たちをご紹介します。あなたもきっと、水彩色鉛筆を使ってみたくなりますよ。
水彩画を手軽に楽しむ。水彩色鉛筆の魅力
水彩色鉛筆は、後から水で塗ることで水彩画のような絵が描ける色鉛筆。水彩画というとちょっぴり敷居が高いけれど、色鉛筆であれば手軽に楽しめそうですよね。あなたもぜひ、水彩色鉛筆の世界に足を踏み入れてみませんか?
水彩色鉛筆の使い方
水彩色鉛筆画に必要な画材
水彩色鉛筆で絵を描くときに必要なものは、「水彩色鉛筆」「筆」「紙」の3点です。普通の筆に水を付けても良いのですが、おすすめは「水筆」。筆の中に水を入れて使うので、スムーズに絵を描けます。普通の筆を使う場合は、筆を洗うバケツも用意しましょう。
また、紙はどんなものでも良いのですが、ものによってはにじまないタイプもあるので、おすすめは「水彩紙」。水彩色鉛筆を綺麗ににじませて、水彩画のように仕上がります。
- 水彩色鉛筆
- 水彩紙
- 筆(水筆)
- (筆を洗うバケツ)※普通の筆を使う場合
水彩色鉛筆画に必要な画材
基本的な使い方は、”塗ってから溶かす”。
「乾いた水彩紙に色鉛筆で塗ってから、水筆でにじませる」という方法が、基本的な水彩色鉛筆の使い方です。たっぷりめに水を使えば、より水彩絵の具のような風合いに仕上がります。複数の色を混ぜれば、グラデーションも作れますよ。
水からスタートすれば、クレヨンのようなタッチに
「水彩紙に水を塗ってから、濡れた紙の上に水彩色鉛筆で描く」という方法なら、まるでクレヨンのような仕上がりになります。水彩色鉛筆は、しっかり濃く色が乗るのが特徴なので、ポップなイラストを描きたいときなどにおすすめの手法です。
芯から直接色を取って、淡いタッチにも
「水彩色鉛筆の芯に直接水筆をつけ、色を取って彩色する」という方法で、淡いタッチの水彩画を描くことも出来ます。固形タイプの水彩絵の具と同じ使い方なので、パレットに取れば色を混ぜて塗ることもできます。
水彩色鉛筆で描く色彩豊かな作品たち
軽やかなタッチで優しい味わいを表現
色とりどりに、優しいテイストで仕上げたこちらのイラスト。お店の名前やメニュー名とセットで、その時の料理を水彩色鉛筆で描かれています。見ているだけで思わずお腹が空いてしまうような、とても美味しそうな記録ですね。「またあの店の、あの味を味わいたい」と、美味しい記憶を蘇らせる作品です。
水彩色鉛筆や水筆は持ち運びにも便利なので、外で風景画をスケッチするのもおすすめです。もし少しずつ描き上げたいなら、帰宅後に風景を思い出しながら、水筆でなぞっても◯。あなたのペースで仕上げられます。素敵だなと思った風景は、表現豊かな水彩色鉛筆で残してみませんか?
ロゴマークやキャラクターなどのイラストにも◎
水彩色鉛筆は、ロゴマークやキャラクターのようなイラストを描くときにもおすすめ。油性色鉛筆のようにドライな使い方もできますし、後から水筆でなぞって優しく仕上げることもできます。くっきりとしたイラストにしたい場合は、紙を濡らしてから描きましょう。
こちらの方は、文字のあるロゴマークのようなイラストを描いています。背景の部分に水彩色鉛筆を使っていますが、ブルーとオレンジが重なり合い、綺麗なグラデーションを作っていますね。色同士がなめらかに混ざり合うのも、水彩色鉛筆の魅力の一つです。
繊細なグラデーションもお手のもの
水彩色鉛筆は、イラストの着色にもぴったりの画材。こちらの投稿のように、髪色や陰影の絶妙なグラデーションをリアルに表現できます。色鉛筆単体だと色の境目がクッキリと目立ってしまいがちですが、水を含ませた筆で馴染ませるだけで柔らかくなめらかなタッチに仕上がるんです。
また、塗り絵も同様に水彩色鉛筆を使ってみるのがおすすめ。塗り絵というと子どもの遊びのイメージがあるかと思いますが、アートセラピーやストレス発散、無心になって楽しめると、大人の塗り絵が流行っているんですよ。
水彩色鉛筆を始めよう。おすすめの商品2つ
アーティストの欲しいに応えた「ダーウェントアカデミー」
素材にこだわって作られた、「ダーウェントアカデミー」の水彩色鉛筆。天然の木材と良質な顔料は折れにくく、幅広い色合いを生み出します。どの色の色鉛筆もボディが黒いので、大人っぽく品があると人気です。
ダーウェントアカデミーは、1832年に設立された英国の鉛筆や色鉛筆の老舗ブランド。スキルやテクニックを上達させたいと願うアーティストたちの期待に応えた、多種多様な画材を作り出しています。柔らかく、かつ折れにくい、おすすめの水彩色鉛筆です。
ウォータカラーペンシル メタルケース 36色セット
ダーウェント アカデミー
¥3,160(税込・参考価格)
すぐに始められる「サクラ色鉛筆」
すぐに水彩色鉛筆を使ってみたいという方におすすめなのが、「サクラ色鉛筆」の水彩色鉛筆。筆と水入れ、削り器がセットになっているので、持ち運びにもとても便利。風景画をスケッチしたいという人にぴったりです。
水彩色鉛筆は油性と比べると色が薄めなことが多いですが、サクラ色鉛筆は濃いめの彩色。ドライな状態の色味を楽しむこともできます。水彩としての伸びもいいので、色々なタッチの絵にチャレンジしたいという人におすすめの水彩色鉛筆です。
水彩色鉛筆24色(EPY24)
サクラ色鉛筆
¥4,180(税込・参考価格)
水彩色鉛筆で一味違った作品を
水彩色鉛筆は、手軽に本格的な絵を描けるおすすめの文具。サッと水筆を走らせると、一気に味わい深い仕上がりになります。メッセージカードや似顔絵など、プレゼントに活用するのもおすすめ。鮮やかで優しい、透明感のある水彩色鉛筆の世界を体験してみませんか?