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【4月】季節を表現するカジュアルな時候の挨拶22個。例文を参考に手紙を書いてみよう

新年度が始まる4月に、大切な人へ手紙を送ってみませんか?「手紙」と聞くと、どうしても難しく考えてしまうかもしれませんが、春らしい手紙を書くのはとても簡単。この記事では4月の手紙に使えるカジュアルな挨拶や季語をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

新年度を告げる4月の手紙。春らしい時候の挨拶を添えてみよう

咲き誇る桜の花に見守られ、新しい年度が始まる4月。入学や就職などに伴い、新しいステージで生活が始まる人も多い時期ですよね。そんな始まりの季節である4月だからこそ、あなたが送る手紙は大切な人の新生活における心の支えとなってくれるはず。

しかし手紙と聞くと、顔を合わせた会話やSNSとは違い、どこか堅いイメージを持つ人もいるかもしれません。どんな書き出しや挨拶を書けばいいのか、言葉遣いは間違っていないか…など、4月の手紙を書いている間にさまざまな疑問がでてくるでしょう。

しかし、4月に送るカジュアルな手紙の場合は、ちょっとしたポイントを押さえるだけで簡単に手紙の書き出しや挨拶が書けるようになりますよ。ここからは、そんな4月のカジュアルな手紙で使える挨拶を例文とともにご紹介します。

4月のカジュアルな手紙に合う季語・時候の挨拶

西野由樹
西野由樹

桜やお花見、入学式など…4月を連想させる言葉や表現は実にさまざま。表現が多彩である分、どのタイミングでどんな表現を使えばいいのか分からなくなるかもしれませんね。それでは早速、4月のカジュアルな手紙に合う季語や時候の挨拶の例を一緒に見ていきましょう。

【4月上旬】カジュアルに使える季語・時候の挨拶

4月上旬は、全国各地で開花がピークを迎え、お花見シーズンが到来する時期です。そのため、4月上旬に送るカジュアルな手紙やメールの書き出しも、例文のように「桜」や「お花見」などの季語に絡めた表現にすると、より春らしい挨拶になるでしょう。

西野由樹
西野由樹

お花見に関連する時候の挨拶を書く場合には、手紙を送る相手が住む地域の開花状況をチェックしておきましょう。相手が住む地域でまだ桜が咲いていないのにも関わらず、「満開の桜」や「お花見には行きましたか?」などの表現を使うと、相手が不自然に感じる場合があります。

なお、春とはいえど、4月上旬はまだ冬の寒さが残っていることから、日によって寒暖差がある時期でもあります。そのため、手紙を送る相手が体調を崩していないか手紙の書き出しで伺うのも良いでしょう。地域差によって、お花見に関する挨拶文が書けない場合にも使える表現です。

    【4月上旬】カジュアルに使える季語・時候の挨拶の例文
  • 桜の便りが各地から届く今日このごろ、○○さんはお花見にはお出かけになりましたか。
  • 春爛漫、お花見シーズンとなりましたね。○○さんはもうお花見にはお出かけになりましたか。
  • 入学シーズンとなり、そこ此処に新入生の姿をみかけるこのごろですが、お元気にお過ごしでしょうか。
  • 新年度を迎え、貴社には一層ご清栄のこととお慶び申し上げます。
  • 4月とはいえ暖かかったり寒かったりの日々ですが、風邪などひいてませんか。
  • 陽春の候、○○様におかれましては、ますますご健勝のこととお慶び申し上げます。

【4月中旬】カジュアルに使える季語・時候の挨拶

4月中旬は桜が見ごろを終え、春らしい暖かな日が増えていく時期。それゆえに、カジュアルな手紙やメールで使える季語も「葉桜」や「陽春」「春風」など、春の過ごしやすさがうかがえる言葉が多い傾向にあります。

盛りを迎えた桜が、葉桜へ移り変わる時期はあっという間。そんな桜の様子を、新生活を始めて慌ただしくなる人々や世間の動きに絡めるのも素敵ですね。「お変わりないでしょうか」「元気でお暮しでしょうか」といったような、相手の健康や暮らしをうかがう文章を添えれば、より思いやりのある手紙やメールの書き出しになりますよ。

また、例文の1つに使用している「おぼろ月」は、昼と夜の気温差が激しい春に見られる、ほのかにかすんだ月のことです。そのため、4月中旬~下旬のカジュアルな手紙であれば、「おぼろ月」を使った挨拶文を取り入れるのも良いでしょう。

    【4月中旬】カジュアルに使える季語・時候の挨拶の例文
  • 桜の盛りも過ぎ、あっという間に葉桜の季節になりましたね。
  • 春眠暁を覚えずと言いますが、ついうたた寝してしまいますね。お変わりなくお過ごしでしょうか。
  • お出かけにはぴったりな春日和が続くこのごろ、みなさまお元気にお過ごしでしょうか。
  • 葉桜のみぎり、お健やかにお過ごしでしょうか。
  • 夜のおぼろ月に、春の風情を感じる季節となりましたね。

【4月下旬】カジュアルに使える季語・時候の挨拶

ゴールデンウィークが近づく4月下旬。新生活の慌ただしさがひと段落してくる時期なので、カジュアルな手紙やメールでは、新生活を迎えた相手の様子をうかがう文章にするのがおすすめです。新生活は何かと落ち着かないことが多いので、「新しい生活には慣れましたか?」「お変わりなくお過ごしですか?」といった文章を添えれば、あなたの心遣いがきっと相手に届くでしょう。

また、4月下旬は大型連休が近いので、親しい相手への手紙やメールであればゴールデンウィークの予定について聞いてみるのもGOOD。手紙を読んだ相手が「大型連休は何しようかな?」と考えるきっかけにもなりますし、手紙の返事も書きやすくなりますよ。

また、手紙を送る相手が北海道や東北地方をはじめとした北の地域に住んでいる場合、4月下旬が桜の見ごろにあたる場合があります。その場合は「お花見には行きましたか?」といったように、お花見に関する言葉や文章を取り入れるのもOK。

    【4月下旬】カジュアルに使える季語・時候の挨拶の例文
  • 新年度の慌ただしさも落ち着いたころでしょうか。皆様お変わりなくお過ごしですか。
  • 大型連休が待ち遠しいこのごろ、お元気でお過ごしでしょうか。
  • 4月も半ばを過ぎましたが、新生活にはもう慣れましたか。
  • ゴールデンウィークが近づいてきましたが、ご予定はいかがでしょうか。
  • 桜前線も北上し、そちらはそろそろお花見のシーズンでしょうか。

4月のカジュアルな手紙に合う結びの挨拶

手紙は、書き出しの文章だけでなく「結びの挨拶」も重要!4月のカジュアルな手紙であれば、出す時期に合わせた春の表現を取り入れると良いでしょう。また、書き出しの挨拶と内容を揃えると、手紙の文章全体に統一感が出せますよ。

4月上旬に送るカジュアルな手紙であれば、満開の桜になぞらえて、相手の新しい門出や新生活が素晴らしいものになることをお祈りする文章にすると素敵です。また、これからお花見に行く人へ送る手紙なら「飲みすぎないようにしてくださいね」というような、親しい間柄ならではの一文を添えるのも良いですね。

そして4月中旬や下旬に送るカジュアルな手紙の場合は、暖かい春の気候になぞらえて、穏やかな毎日を送れるようにお祈りする文章を添えると良いでしょう。親しい人への手紙なら「ゴールデンウィークには一緒に遊べるといいですね」のように、また会いたいという気持ちを結びの挨拶にすると、より親しみのある手紙になりますよ。

    4月のカジュアルな手紙に合う結びの挨拶の例文
  • 桜花爛漫の好季節、素晴らしき門出を迎えられますよう、心よりお祈り申し上げます
  • 新生活が実り多きものとなりますよう祈っています。
  • 暖かい春とはいえ、冷え込む日もあります。健康にだけは気を付けて頑張ってください。
  • 麗春のみぎり、お健やかに過ごされますようお祈りしております。
  • ゴールデンウィークには一緒にお出かけできると良いですね。
  • 穏やかなる春をお迎えになりますようお祈り申し上げます。

素敵な時候の挨拶を使って、4月らしい手紙を書いてみませんか?

新生活を始める人が多い4月。あなたの心がこもった手紙は、送った相手の心をほっこりあたためてくれるでしょう。ぜひ、今回ご紹介したカジュアルに使える季語や挨拶の例文を使って、4月らしい手紙を書いてみませんか?

西野由樹
西野由樹

こちらの記事では、春らしい花モチーフの文具を紹介しています。4月の手紙を書く際に使ってみてはいかがでしょうか?

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