アレンジは思いのままに。「レターブック」でデコレーションの幅を広げてみない?

一冊に個性豊かな紙が詰まっている「レターブック」。便箋として使うのはもちろん、ノートや日記のデコレーション、ラッピングやインテリアにも活用できる便利なアイテムです。今回は、「レターブックの魅力って？」「どんな風に使うの？」と気になっている方に向けて、レターブックの活用方法やおすすめアイテムをご紹介します。

切ったり貼ったり包んだり。レターブックで何つくる？

最近、紙ものが好きな人たちから注目されている「レターブック」をご存じですか？レターブックは、さまざまなデザインの紙が一冊にまとめられていて、めくるたびに違う柄が現れる楽しいアイテム。名前に「レター」とあるので手紙を書くとき専用のアイテムかと思いきや、形を変えて幅広い用途に使えるのが特徴です。

こんな使い方も！レターブックの素敵な活用法

ノートを自分好みにデコレーション

レターブックを使い始める第一歩としておすすめなのが、ノートのデコレーションです。こちらの方は、「オサムグッズ」のレターブックを貼り付けて、ページをかわいく飾っています。レトロでポップなデザインは、目にするたびに癒やしと元気をもらえそう。

レターブックは、好みのサイズや形に切って使える自由度の高さが魅力です。ページの主役として大きく使うもよし、ワンポイントとして添えるもよし。たくさんの柄の中から、これだ！と思う一枚を選んで切り取ってみましょう。毎日違う柄を使えば、デコレーションに変化が出るので飽きることなく楽しめますよ。

テーマに合った紙で日記を彩る

レターブックは、日記をおしゃれにアレンジしたいときにも大活躍。こちらの方は、果物柄のレターブックを上下に貼り付けています。ゆるく波打った切り取り方にセンスを感じますね。「果物屋さんに行った」という日記の内容と、紙のデザインを合わせているのも真似したいポイントです。

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飾り紙でオリジナルの招待状を作成

こちらの方はレターブックを飾り紙にして結婚式の招待状を作っています。飾り紙とは、封筒の内側を彩るおしゃれな紙のこと。華やかなデザインは特別感があって、ゲストへの心遣いが伝わりますね。飾り紙の色は、封筒の色とマッチして美しさが引き立つカラーを選ぶのがおすすめです。

無地のシンプルな封筒を開けたときに色鮮やかな柄が現れたら、嬉しいサプライズになるはず。飾り紙の定番は花柄ですが、送る相手に合ったデザインを選んでみてください。

手作りのお菓子をかわいくラッピング

お菓子作りが好きな方には、レターブックをラッピングに使ってみてはいかが？こちらの方は、袋の口を小さくカットした紙で留めています。

このように一工夫するだけで、手作りのお菓子がまるでお店の商品のような仕上がりに。見た目も味も楽しめるお菓子を、お世話になった人や友達にプレゼントすればきっと喜んでもらえますよ。

フォトフレームに入れておしゃれなインテリアに

デザイン性の高いレターブックは、インテリア雑貨としてもぴったり。この方のように、お気に入りの紙をフレームに入れて飾ると、部屋のおしゃれ度がぐっと上がります。

フレームに入れてあるのは、「北欧100枚レターブック」。一緒に飾られているムーミンのポストカードも相まって、北欧の家のようにあたたかい雰囲気が作られていますね。レターブックをそのまま楽しみたい！と思っている方は、ぜひ額に入れて飾ってみて。

眺めても使っても楽しい！おすすめレターブック

カラフルなイラストが目を引く「北欧レターブック」

最初にご紹介するのは、見る人をハッピーにする愛らしいデザインを多く生み出しているスウェーデンのデザイナー「BENGT&LOTTA」による北欧デザインのレターブック。北欧らしい鮮やかな色合いと自然モチーフが魅力的です。

紙全体にイラストが並んでいるページもあれば、無地のページや罫線付きのページもあります。便箋としても、デコレーションアイテムとしても使いやすいのが嬉しいですね。筆者は、大小のシロクマが整列しているページに心惹かれてしまいました。クマ好きの友人にプレゼントしたら喜ばれそう。

可憐なデザインの「PARISレターブック」

こちらは、"芸術の都"パリのデザインを存分に楽しめるレターブック。デザインを手がけた「Season Paper Collection」は2012年に生まれた比較的新しいブランドですが、上品な手描きイラストの文具が多くのフランス人に支持されているそう。ちょっとくすみのあるカラーにフランスらしさを感じますね。

モチーフは植物や動物、人や幾何学模様などバリエーション豊か。紙の種類も白、クリーム色、クラフト紙と3種類あり、一枚一枚異なる表情を楽しめます。フランスに憧れている筆者としては、部屋に飾ってフランスのおしゃれな雰囲気を取り入れたいところ。

一冊まるごとパン一色。「かわいいパン レターブック」

食パン、コッペパン、ロールパンなど…ありとあらゆるパンが勢ぞろいした、その名も「かわいいパンレターブック」。複数の作家さんが手がけているため、ページによって異なるタッチのパンが載っているのが特徴。見ているとお腹が空いてくるリアルなパンや、クスッと笑えるイラストのパンがありますよ。パン好きにはたまらない一冊ですね。

レターブックには、手紙の折り方やパン袋の作り方まで載っています。パン柄の袋に本物のパンを入れて手土産にするのも、遊び心があって喜ばれそう。ノートのページや裏表紙にパンを貼ったり、大きな食パンに数字を書き込んでカレンダーにしたりと、柔軟な楽しみ方ができますよ。

芸術品のような果物がそろった「くだものレターブック」

こちらのレターブックには、18世紀〜20世紀に描かれたクラシカルな果物が収録されています。りんごやレモン、サクランボといった身近な果物も、あらためて見るとかわいさや形の面白さに気付くはず。1枚ずつ綺麗に切り取れるので、画像のように壁に貼って飾るのもおすすめです。

1ページにつき1種類の果物が載っていて、全体像だけでなくみずみずしい断面も描かれています。細部まで描き込まれた絵は、まるで果物の標本のよう。紙の色も茶色やピンク、赤など個性的で、めくるたびに「次はどんなページだろう」とワクワクします。便箋として使えば、他にはないユニークな手紙を送れますよ。

レターブックで、心躍るデコレーションタイムを。

レターブックの魅力を知っていただけましたか？紙ものや工作が好きな方は、ぜひお気に入りのレターブックを選んで、暮らしに取り入れてみてください。ページを開けば、バリエーション豊かな紙たちがデコレーションの世界に連れていってくれますよ。