本を開く楽しみの一つに。読書の秋に使いたいブックマーカー特集。

今年も「読書の秋」がやってきました。わくわくしたりドキドキしたり、ちょっと胸を締めつけられたり。時には忘れられない言葉を見つけて、心に留めておきたくなるかもしれません。ブックマーカーと一緒に、自由な旅に出てみませんか？

秋の夜長、ブックマーカーを読書のお供に。

夜の帳が下りる頃、涼やかな風と共にどこからか聴こえてくる虫たちの合唱。こんな秋の夜は、いつもと違う世界に飛び込んでみたくなりませんか？旅行鞄が見つからなくても、電車の切符がなくても大丈夫。たった1冊の本があれば、どんな場所にも自由に出かけることができるでしょう。

夢中になって読み進めたページには、そっと自分の足跡を残したくなるものです。そこで今回は、読みかけの本に挟んでおきたいブックマーカーをご紹介します。

本と「私」を繋ぐのは、ブックマーカー

つい読む手が止まらなくなる時間にも、どこかで区切りをつけて、次の機会へ。「今日はここまで」という目印になってくれるのが、ブックマーカーです。大切な本のページを折ったりしなくてすむよう、ブックマーカーに記録係をお任せしましょう。

どんなブックマーカーを使う？

手と本に直接触れるブックマーカーだからこそ、素材にはこだわりたくなりませんか？軽くて薄い紙製なら、本を傷つける心配がなくバリエーションも豊富です。

一方で、長く愛用できるパートナー探しには、金属製や木製、革製がおすすめ。実用性に精巧なデザインを添え、本を開いても閉じても楽しめる仕様に。使い込むほど素材の味わいが深まり、読書録をつけているかのような気分になれますよ。

どうやってブックマーカーを使う？

ブックマーカーには、ページに挟みこむタイプだけでなく、しっかり留めておけるクリップ型もあります。「いつの間にかブックマーカーが外れてしまっていた！」というハプニングが起こりづらいと助かりますよね。

また、ちょっとしたメモやアイコンマーカーとしてマルチに使えるブックマーカーにも注目。湧きあがる本の感想をすぐ書きつけたい時には、うってつけですよ。自分の読書スタイルに合わせて、使い心地の良いブックマーカーを選びましょう。

物語の水先案内人と出会おう

ワイヤーが指差す先を辿って

思わず「この発想はなかった」と驚いてしまう、クリップ型のブックマーカーをご覧あれ。使い方はごくシンプルで、裏表紙にクリップを挟み、ワイヤーの先端を読んだページにセットするだけです。

1冊を読み終えるまで、クリップを付け外しする必要はなし。くるりと丸まったポインターが、読書の再スタート地点をわかりやすく教えてくれます。

カラーリングは4色展開。シルバーやゴールドのクリップは、どんな書籍にもしっくり馴染んでくれるでしょう。

落ち着いた印象のブラックは、ミステリや推理小説に挟むと探偵アイテムのように見えてくるかも。また、鮮やかなレッドクリップはお気に入りの作家のエッセイに重ねて。こんな風に、本のジャンルと色の組み合わせで遊んでみても面白いですね。

ねずみはチーズの夢を見る？

かじられてしまったのか、穴の空いたチーズ。犯人探しに目を光らせると、見つけたのは1匹のねずみ。そのデザインからいくらでも物語が生まれてきそうな、わくわくと胸の高鳴るブックマーカーです。

真鍮製のチーズとシルバーのねずみは、どちらも柔らかく繊細な雰囲気に。しっぽにあしらわれたパールが、ねずみをお澄ましモードに魅せています。

閉じた本から覗くねずみは、「早く続きを読みにおいで」と誘っているかのよう。ほどよい重さと厚みがあるので、しっかりページをマークしてくれます。

ブックマーカーとしてはもちろん、本棚や机にちょこんと置いて微笑ましいオブジェとしてもおすすめですよ。

狙いを定めて、ダーツを投げて

ブックダーツは、読みかけの本のしおりにもスケジュール帳のふせんにも変身する、お役立ちアイテム。矢印がピンポイントで道を教えてくれるので、「どこまで読んだっけ」と記憶が迷子になることもないはず。印象に残ったフレーズや大切な予定にもダーツを打ち込んでおけば、さらに心に刻まれます。

薄くてかさばらないダーツは、真鍮・ブロンズ・ステンレスの3種類から選べます。3色ミックスのタイプなら、色ごとに使い分けることでさらにマーキングがはかどりそうですね。ブックダーツで一つひとつ丁寧に、言葉を拾い集めてみませんか。

本にも手帳にも、ちょこっとマーキング

本だけでなく、手帳やノートに挟んでおきたくなるのが、こちらのブックマーカー。ヨーロッパの街角で見かけるような看板をイメージし、細やかに掘り抜かれた「くらし柄」が目を引きます。

軽いステンレス製のマーカーながら、ページをしっかり押さえてくれるので決して邪魔にならない、控えめな優等生です。

1番の魅力は、柄の部分をテンプレートとしてアイコンが描けること。カフェ巡りの予定にはカップ、旅行の計画にはカバン、といった風に目で見て楽しい手帳づくりを叶えてくれますよ。天気・お花・ネコのモチーフもあり、全て揃えたくなる柄ばかりです。

挟んで、留めて、本の世界へ導いて

読書の秋の訪れに、ふと思い立って手にした1冊。読み切れなかった時には、とっておきのブックマーカーを挟み込みましょう。素材の個性や遊び心あるデザインが、紙と文字の上で存在感を放ちます。

「続きはまた今度」と呟いて本を閉じれば、ブックマーカーとの再会が待ち遠しくなるはず。本の世界と現実を結ぶ鍵として、今年の秋はブックマーカーを手にしてみてはいかがでしょうか？