結婚式の"友人代表スピーチ"で手紙を贈る人へ。おすすめの便箋と書き方をご紹介

結婚式で、友人代表としてスピーチを頼まれることもあるのではないでしょうか？祝福を形にして残したいなら、スピーチを手紙にまとめる方法がおすすめです。今回は、結婚式のスピーチにおすすめの便箋を選りすぐりました。スピーチの書き方や例文も、併せて参考にしてください。

結婚式の"友人代表スピーチ"にふさわしい便箋って？

大切な人の結婚式に招待され、さらに友人代表としてスピーチをお願いされたら…新郎新婦の末永い幸福を祈って、お祝いの気持ちを直接届けたくなりますよね。

そんなスピーチを手紙形式にすれば、読み上げた後にそのまま新郎新婦へと手渡すことができます。スピーチする側の真心はもちろん、新郎新婦側の感動も、手紙が思い出に刻み込んでくれますよ。

また、結婚式の友人代表スピーチで手紙を贈るとしたら、想いを込める便箋には特にこだわりたくなるはず。便箋の形式やデザイン、宛名の書き方など、注意すべきマナーがあるのかどうかも気になるところです。友人代表のスピーチで使用する便箋のマナーや、おすすめのアイテムを一緒に見ていきましょう。

手紙の便箋のマナーについて

結婚式の友人代表スピーチで贈る手紙の便箋を選ぶにあたって、厳密なルールやマナーはありません。しかし、結婚式という特別なシーンに適したアイテムを選ぶことが祝福を伝えるポイント。便箋のデザインや色、形に至るまでじっくり吟味して、“世界にひとつだけのスピーチ”を新郎新婦に贈りましょう。

便箋の色は、ウエディングドレスをイメージさせる白色がおすすめです。また、淡いパステルカラーの色調なら、華やかな結婚式の雰囲気に馴染んでくれますよ。花やレースといった品の良いモチーフも、結婚式にぴったりです。

さらに便箋の色やモチーフについては、新郎新婦の好みに合わせて選ぶのも素敵なアイデア。友人の立場だからこそわかる、大切な相手にちなんだエッセンスを便箋のあちこちにちりばめてみてはいかがでしょうか。宛名については一般的な手紙と同じように、新郎新婦の名前を書いておけばOKです。

祝福する気持ちを手紙に込めて。おすすめの便箋をご紹介

メッセージを重ねたくなるレターセット

「MATOKA（マトカ）」の「CHARME（シャルム）」は、デザイン一つひとつに心ときめくレターセットです。マットな質感の便箋に、すずらんやチューリップ、バラといった愛らしい花が縁取られた姿は、まるでアンティークの食器のよう。また、便箋は小ぶりなサイズながら、6枚入りなのでしっかりと結婚式でのスピーチを書き込めますよ。

便箋には丁寧な型抜きが施され、繊細な花の線画を柔らかく引き立たせています。また、飾り枠と罫線にあしらわれた金の箔押しが、さりげない輝きを添えてくれますよ。新郎新婦の好きな花や、モチーフの花言葉をもとに、どの便箋で書くのかを決めるのも素敵ですね。

箔押しの柄に面影を忍ばせるレターセット

こちらは、小花柄をフラワーシャワーのように上へ下へとちらした、「midori（ミドリ）」のレターセットです。お祝いの文字を優しく包み込んでくれるデザインと色味は、結婚式にぴったりではないでしょうか。

和紙に似た優しい風合いの便箋を手にすれば、緊張もほぐれ、落ち着いてスピーチ文を読み上げられるかも。また、封筒には便箋とおそろいのモチーフが箔押しされています。便箋と封筒のどちらからも、新郎新婦の幸福を祈る気持ちがじんわり滲んで伝わるでしょう。

色違いのレターセットの中から、かすみ草柄で新婦に祝辞のブーケを贈るのもおすすめ。末永い平穏を感じさせる葉柄の便箋なら、新郎に向けても喜ばれそうです。

花嫁にベールを捧げるようなレターセット

こちらは、トレーシングペーパーの封筒が印象に残る「SUCRE（シュクレ）」のレターセット。金色で箔押しされた線画が、記念すべき結婚式の日に喜びをもたらしてくれます。また、新郎新婦に縁のあるモチーフの便箋と封筒を選べば、スピーチで話したいエピソードもたくさん思い浮かびそう。

便箋の色をふんわりと溶かしこむ封筒の透け感が、このレターセットの大きな魅力です。トレーシングペーパー越しに、新郎新婦の未来が順風満帆であるようにと願って。スピーチの手紙を通じて、暖かな思いやりがきっと2人にも伝わるはずですよ。

結婚式の“友人代表スピーチ”にふさわしい手紙の書き方って？

結婚式の友人代表スピーチは、基本的に以下のような構成をイメージすると書きやすくなるでしょう。

友人代表スピーチの構成

1. あいさつ
2. スピーチする側の自己紹介
3. エピソードを交えた新郎・新婦の紹介
4. お祝いと結びの言葉

それぞれ、30秒から2分程度で読める文章の長さを意識してください。また、新郎新婦の長所を招待客に伝えるために、とっておきのエピソードも用意しましょう。

スピーチの書き方で最も気を付けたいポイントが、忌み言葉です。別れを連想する言葉や、不吉な言葉、数字は使わないよう心がけます。さらに「たびたび」「しばしば」など同じ言葉を繰り返す重ね言葉は、再婚を想起させるとして避けたい表現。スピーチが完成したら必ず読み返して、忌み言葉を使っていないかチェックしてくださいね。

結婚式の“友人代表スピーチ”で使いたい例文

ここでは、結婚式の友人代表スピーチで使える例文を集めました。基本的な挨拶表現や結びの言葉は、きちんと把握しておきたいポイントです。

また、スピーチ本文では定型文を把握した上で、新郎新婦とのエピソードを盛り込んでいきましょう。例文を参考にして、自分なりのお祝いメッセージを考えてみてくださいね。

あいさつ

• 「〇〇さん、△△さん、この度は、ご結婚おめでとうございます。 ご両家並びにご親族の皆様にも、心よりお喜び申し上げます」

スピーチする側の自己紹介

• 「〇〇さんとは、高校1年生の時にクラスで隣の席になり、話しかけてくれたことがきっかけで仲良くなりましたね」

新郎もしくは新婦の紹介

• 「〇〇さんは、部活では副部長として、部長の私をいつも気遣ってくれましたね。その関係は、お互いに進路が離れてからも変わりませんでした。〇〇さんの優しさと温かい人柄が、△△さんの心にも伝わって今日のご結婚に至ったのだと思います」

結びの言葉

• 「〇〇さん、これからは△△さんとふたりで幸せな家庭を築いてくださいね。△△さん、私の大切な友達の〇〇さんをどうかよろしくお願いします。おふたりの幸せを心よりお祈りして、私のスピーチとさせていただきます」

手紙の便箋に心からの祝福を込めて

結婚式で行うスピーチは、手紙にしたためることで目に見える形で新郎新婦にプレゼントできます。”友人代表”という嬉しい役割を任せてくれた新郎新婦に感謝を示すなら、便箋からとことんこだわりたいですよね。

文章の長さや表現といったマナーに気を付けつつ、特別な1日にふさわしいスピーチを書き上げましょう。言葉と手紙による祝福の二重奏で、忘れられない結婚式になるはずですよ。

結婚式に限らず、大切な人へ手紙を送る機会がある際には素敵な便箋を選びたいもの。便箋選びに困ったら、ぜひこちらの記事を参考にしてみてください。

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