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スタポンって知ってる?スタンプで世界に一つだけの紙素材を作ろう

最近、スタンプを紙ものに押して作る「スタポン」が注目を集めています。お手持ちのスタンプと文具を組み合わせれば、あっという間に世界に一つだけの紙素材のできあがり。この記事では、Instagramの投稿を参考にしてスタポンの作り方をご紹介します。

スタンプをポンポン、略して「スタポン」

皆さんは「スタポン」という言葉を聞いたことがありますか?

スタポンとは、スタンプをポンポン押して作る紙素材のこと。お気に入りのスタンプをシールや付箋などの紙ものに押すだけで、世界にひとつしかない素材が誕生します。

特別な道具を用意しなくても、誰でも気軽に始められるところが魅力の一つ。また、手順も簡単なので「自分で素材を作ってみたいけれど、不器用で自信がない」という方にもおすすめです。文具やもの作りが好きなお子さんと一緒に、親子でスタポンをやってみるのも楽しそう。

できあがったスタポンをどんな風に使うのかは、あなた次第。手帳デコやコラージュ、プレゼントのラッピングなど、思いついたアイデアを自由に試してみてください。

さあ、あなたもお手持ちの文具を机の上に広げて、スタポンに挑戦してみませんか。

紫原もこ
紫原もこ

スタンプを使う際に欠かせないアイテムといえば、スタンプ台です。こちらの記事では、スタポンにも活用できそうなおすすめのスタンプ台を、用途に合わせてご紹介しています。

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お手本にしたいスタポンの作り方

紫原もこ
紫原もこ

スタンプと紙ものの組み合わせによって、スタポンのバリエーションはどんどん広がっていきますよ。ここからはInstagramの投稿をお手本として、真似したくなるスタポンの作り方をご紹介します。

紙もののワンポイントに

最初にご紹介するのは、基本的なスタポンの作り方です。

こちらの方は、紙もののワンポイントとなるようにポンポンとスタンプを配置。もともとカラフルな柄や模様が入っていて可愛い紙ものが、スタポンで個性をプラスすることで、さらに心ときめく紙素材に変身しています。

今回使われているスタンプのなかで、筆者が惹かれたのは愛らしいくまさん。本を開きながら眠ってしまったり酔っぱらっていたりと、ちょっぴり間の抜けた姿もキュートだと思いませんか。また、やさしく寄り添うような女の子や男の子のスタンプたちにもほっこり癒されました。

今自分がどんなスタンプを持っていて、どの紙ものと組み合わせたら素敵だろうか。それから、押す場所はどこにしようか。そんな風にあれこれ思いを巡らせながら、スタポン遊びを思いっきり楽しみましょう。

スタポン付箋で毎日にワクワクを

続いて、スタポン付箋を作るアイデアをご紹介します。

こちらの方は、数字のスタンプを日付印の代わりに。数日ごとにインクの色を変えているところも、お手本にしたいポイントです。また、ちょこんと添えられたキャラクターのスタンプからはゆるい雰囲気が漂い、知らないうちに入っていた肩の力を抜いてくれそう。

さらに、付箋の端っこには星や斜めボーダーなどの柄スタンプをあしらって、とことん自分らしく仕上げています。シンプルな無地の付箋がこんなにも明るく賑やかになるなんて、スタポンの持つ可能性にワクワクしてきませんか。

日付のスタポン付箋は、手帳でスケジュールを管理したりライフログを記録したりする際に活躍すること間違いなし。毎月スタポン付箋を準備しているうちに、日々の暮らしを振り返り、自分と向き合う習慣も作られていくでしょう。

一緒に使うスタンプやインク、付箋を選びながら、心ときめく組み合わせを探してみてください。

スタポンでシールをおめかしして

スタポンの材料としては、紙ものだけでなくシールもおすすめ。特に無地のシールなら色や形など種類も豊富なうえに、100均のように身近な場所で手に入れやすいのもうれしいポイントです。

例えば、こちらの方は無地の丸シールにシックなモチーフのスタンプを押して、アンティーク風にアレンジ。小さめの丸シールにスタンプの柄が収まりきらず、一部欠けているところがかえって味わい深く感じられます。

使うスタンプが一つでも、押す面や向きによって何通りものデザインが作れますよ。また、スタンプをいくつか重ね合わせれば、まるでコラージュしたかのようにおしゃれな雰囲気に。さらに同じスタンプの組み合わせでも、インクを変えるだけで違った表情を見せてくれます。

スタポンシールは手帳デコの素材にするもよし、手紙やラッピングの封をするのに使うもよし。

もしかすると、スタポンシールに気付いた方から「これ、どこで買ったの?」と聞かれるかもしれません。そんなときは、「実はね」とスタポンの面白さを相手に話してみてはどうでしょうか。

スタンプに色彩を重ねて遊ぼう

スタポンを作るのに慣れてきたら、こちらの投稿のようにベースとなる紙ものにひと工夫してみましょう。

まずは、無地の紙に透明水彩で色塗り。青や緑、グレーといった寒色系に時折混ざる黄色が、落ち着いたトーンながら爽やかなアクセントとして目を引きます。そこにスタンプをポンポン押していき、最後に輪郭をなぞるようにカットすれば完成です。

水彩の重なり具合やにじみ、さらに切り取った形が一つずつ微妙に違っているからこそ、同じスタンプの柄でもそれぞれに個性が表れています。スタポンを通じて、お気に入りのスタンプをもっと好きになりそう。

今回のお手本では透明水彩を使用していますが、水性マーカーで色を塗ったりドットペンで模様を描いたりしてもいいですね。また、カラートーンをまとめるのか、あえて反対色を選ぶのかによっても、スタポンの印象ががらっと変わるはず。

こんな風に楽しい色遊びの要素も加わったら、ますますスタポンに夢中になってしまいますね。

お気に入りはスタポンでおすそわけ

スタポンには自分で作って使うのはもちろん、誰かにおすそわけするという醍醐味もあるんです。

こちらの方は、以前おすそわけしてもらったスタポンがコラージュで使いやすかったという経験から、自分もやってみようと思い立ったのだそう。

最初に自分のお気に入りや、おすそわけする相手の好みに合いそうなスタンプを選んで、紙にポンポン。大きめの紙にまとめて押す方が、さまざまな種類のスタンプを届けられますよ。また、後で切り抜きやすいように、スタンプ同士の間隔を空けることも忘れずに。

文具好きの方なら、マスキングテープや紙ものをおすそわけした経験があるかもしれません。ただ、スタンプの場合、一部だけあげるというわけにもいきませんよね。

スタポンなら、スタンプ本体は自分の手元に置いたまま、その柄だけを紙素材として周囲と共有できます。「このスタンプがとても魅力的だから、みんなにも知ってもらいたい!」と推しのスタンプを紹介するのに、これ以上なくぴったりの手段なのでは。

これから文具を分けっこするときには、ぜひスタポンも仲間に入れてみてください。

あなた印のスタポンを作ってみて

スタンプを押す、という簡単なステップでオリジナル素材を作ることができるスタポン。メモや付箋といった紙ものをはじめとして、シールやテープなどさまざまな文具を素材に活用できます。

また、使うスタンプが一つなのか複数なのか、どんな柄なのかによってデザインはいくらでも考えられますよ。基本からステップアップして、ベースの材料を色や模様で彩るのもおすすめのアレンジです。さらに、スタポンでお気に入りのスタンプをおすそわけするのも素敵ですね。

世界に一つ、あなた印のスタポンで暮らしを楽しく彩りましょう。

紫原もこ
紫原もこ

スタポンを楽しみたいけれど「スタンプが増えるほど片づけが大変そう」と心配している方へ。ぜひこちらの記事で、スタンプをきれいに収納するコツをチェックしてみてください!

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