結婚式で使うご祝儀袋はどこで買う?選び方と書き方、マナーについてもご紹介
結婚式の参列に、ご祝儀袋をどこで買うか迷ってしまう方もいるでしょう。コンビニやネット通販を利用しても問題ありませんが、基本的なマナーを守ることが大切です。この記事では、ご祝儀袋の選び方や書き方、包み方をご紹介。どこで買えるのかも併せてご覧ください。
ご祝儀袋はどこで買ってもOK!でも…
結婚式に参列する際、用意するアイテムのひとつが「ご祝儀袋」。参列の機会は頻繁にあることではないため、いざ用意するとなると「どこで買えるの?」「どう書けばいいの?」と迷ってしまうこともあるでしょう。
今やご祝儀袋は、至る場所で買うことができます。しかし、マナーを守らなければお祝いの意図が伝わらず、お悔みの意を表してしまう恐れも。
今回は、シーンや贈る相手に合わせたご祝儀袋の選び方と書き方、おすすめのご祝儀袋をご紹介します。購入場所についても触れているので、どこで買うか迷っている方もぜひ参考にしてください。
買う前にチェック!ご祝儀袋の基本的なマナー
ご祝儀のマナーを知ることは、選ぶ際のヒントにもなりますよ。ここでは、ご祝儀袋の選び方と書き方、包み方などをひとつずつ確認しましょう。
①選び方
ご祝儀袋を選ぶ際は、以下4つのポイントを押さえましょう。
- 熨斗(のし)付き
- 水引は「結び切り」「あわじ結び」「梅結び」
- 包む金額に見合うデザイン
- 相手との関係性に見合うデザイン
ご祝儀袋を選ぶ際のポイント
水引は、結び方のほかにも色に注意することが必要です。基本的に金や銀、紅白の色を選ぶのがマナー。最近ではさまざまなデザインが展開されていますが、贈る相手が目上の場合は特に色選びに気を付けましょう。
また、包む金額が大きくなるほど華やかなデザインを選ぶのが好ましいです。一方で、近しい関係性の相手にはカジュアルなデザインでOKな場合も。
祝儀袋の選び方について、詳しくは以下の記事でご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。
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②書き方
表書きの書き方
表書きとは、ご祝儀袋の水引の上に書く「名目」のこと。結婚祝いとして贈る場合は、縁起の悪い4文字を避けて「寿」や「御結婚御祝」と書くのがマナーです。水引の下には自分の名前をフルネームで、名目よりやや小さく書きましょう。
表書きには、ボールペンや薄墨のペンは使いません。濃くはっきりとした文字が書ける筆や筆ペンがベストですが、扱いが難しい場合は太字のサインペンで代用しても大丈夫です。
中袋の書き方
多くのご祝儀袋では、中にお札を入れる封筒がセットされています。表側の中央には「金参萬円」のように、用意した金額を漢数字で書きましょう。
裏面には送り主の情報を記載します。左下に郵便番号、住所、フルネームの順で書くとよいでしょう。
③包み方
ご祝儀袋に入れるお札は、新札を用意するのがマナーです。お札の入れ方や包み方にも細かなルールがあるため、ひとつずつ確認しましょう。特に、上包みの包み方を誤るとお悔みの意を与えてしまうので注意が必要です。
- お札の向きを揃える
- 肖像画が印刷されている面を中袋の表側に向けて入れる
- 肖像画が中袋の上部にくるようお札を入れる
- 上包みの下側を上に向かって折り返す
ご祝儀袋の包み方
どこで買うかはデザインや状況に合わせる
ご祝儀袋のデザインは、売り場によって違いがあります。どこで買えるのか、売り場ごとにどんな特徴があるのかを確認して、状況に合わせたデザインを選びましょう。
- コンビニやスーパーの文具コーナー
- 100円均一ショップ
- 文房具店
- 雑貨店
- ネット通販
ご祝儀袋を買える場所
コンビニやスーパーの文具コーナー、100円均一ショップは仕事の帰り道やお出かけの合間に立ち寄れる手軽さが便利。ただし、カジュアルなデザインに偏っている場合もあるため、自宅近所にどのようなタイプが置かれているのか事前にチェックしておくと安心です。
一方で文房具店や雑貨店、ネットショップは幅広いラインナップが魅力的。シーン別や贈る相手に合わせて、好みのデザインを見つけやすいでしょう。なかでも、時間に余裕がある方や多くのデザインを見比べたい方は、ネット通販を利用するのがおすすめです。
お祝いの気持ちも包み込む。おしゃれで大人なご祝儀袋
ここからは、品がありパッと目を引く、おしゃれで大人なご祝儀袋をご紹介します。相手との関係性や好みに合わせて、ぴったりのデザインを見つけてみて。
上品に透ける花々の魅力。和装の結婚式にぴったりなご祝儀袋
うららかな日を祝福するように、やさしく微笑む花のイラストが印象的なご祝儀袋「花日和(はなひより)」。上包みにトレーシングペーパーが重ねられており、柔らかな透け感がデザイン性を高めています。
華やかな金の水引との組み合わせが上品で、厳かな和装の結婚式にもぴったり。縁起のいい6種類の絵柄から選べるのも楽しみのひとつですね。重なる花々の奥行きを味わいながら、参列に向けてお祝いの気持ちを高めてみては?
花日和 ご祝儀袋
¥594(税込・参考価格)
晴れやかな舞台に華を添えよう。金の線画が美しいご祝儀袋
こちらは、ひかえめに煌めく繊細な線画が美しいご祝儀袋「HANAGATAMI」。光の角度で異なる箔押しの装飾が珍しく、シンプルながらおしゃれな印象を与えています。
2色を組み合わせて結われた水引もこだわりポイント。ワントーンの上包みに、ちょっとした遊び心をプラスしています。上包みの紙の質感は、ちりめん状の皺入り。和式にも洋式にもハマりそうな汎用性の高いデザインにも注目です。
HANAGATAMI 祝儀袋
MATOKA(マトカ)
¥660(税込・参考価格)
私も一緒におめかしを。着物をイメージしたご祝儀袋
こちらは和風な柄や帯のような装飾など、着物をイメージしてデザインされたご祝儀袋。オリジナリティある花柄の上に単色の装飾でコントラストをつけた、おしゃれなデザインが特徴的です。
色彩豊かな色合いに、参列前から気分が高まりそう。梅結びの水引もかわいらしく、いつもと違うデザインをお探しの方におすすめですよ。自分もおめかしをする気持ちで、ご祝儀袋選びが楽しくなる素敵なアイテムです。
LAMPER ご祝儀袋
いろは出版
¥529(税込・参考価格)
“その後”の楽しみも一緒に届けて。ハンカチ仕立てのご祝儀袋
ちょっと珍しい質感のこちらは、布でできたご祝儀袋。上包みを広げると33cmの正方形で、お渡し後はハンカチやふくさとして使っていただけます。
素材は綿100%なので肌あたりもやさしく、温かみも魅力的。大胆な絵柄は椿や牡丹、桜など、日常を彩る華やかなデザインばかりですよ。ちょっとしたサプライズの気持ちも込めて、こちらのご祝儀袋を選んでみてはいかがでしょうか?
ご祝儀袋
¥935(税込・参考価格)
使うたびに思い出す幸せな瞬間。風呂敷包みのご祝儀袋
最後にご紹介するのは、先ほどより一回り大きな布で包まれたご祝儀袋。こちらは約50cmの小風呂敷サイズで、お弁当包みのほか、タペストリーとして部屋を飾るのにもおすすめなのだそう。
赤、紫、水色、オレンジをベースとしたカラーリングは、華やかさがありつつもシックで大人な印象に。裏表で色が異なるため、2種類の布を使っているかのようなツートーンの上包みが完成します。遊び心あるご祝儀袋に、相手もきっと喜んでくれるはず。
小ふろしき ご祝儀袋
¥1,320(税込・参考価格)
贈る相手にふさわしいご祝儀袋を見つけよう
たくさんの種類があるからこそ、お気に入りのデザインが見つかると一気にわくわく感が増しますよね。当日を心待ちにして丁寧に選んだご祝儀袋なら、お祝いの気持ちもきっと届けられるはず。
また、ご祝儀を用意する際は、基本的なマナーを押さえて失礼のないよう配慮することが大切です。今回ご紹介したご祝儀袋の選び方や書き方を参考にして、余裕をもって当日の準備を進めましょう。
本記事でご紹介したデザインのほかにも、さまざまなタイプのご祝儀袋があります。こちらの記事では、ちょっとユニークなラインナップをご紹介しているので、ぜひ参考にしてくださいね。