かわいい「飾り文字」で色紙や手紙を彩ろう!簡単にできるアレンジ方法やコツをご紹介
自由な発想でさまざまなアレンジを楽しめる「飾り文字」。この記事では、初心者でも真似できる飾り文字の書き方とコツをご紹介します。かわいい文字を書いてみたい方や、手紙やメッセージカードにもう一工夫加えたい方は、ぜひ参考にしてくださいね。
いつもの文字をおしゃれにアレンジ。書いて楽しい「飾り文字」
たくさんのメッセージが寄せられた色紙や、一文字一文字思いを込めてしたためた手紙。相手に喜んでほしいと思うからこそ、書き方や見栄えに悩んでしまう方も多いはずです。
受け取った瞬間に、わっと驚く体験をプレゼントするならかわいい飾り文字でデコるのがおすすめ。いつもの文字に一工夫加えるだけで、紙面がぱっと華やかになりますよ。
バリエーション豊富なアレンジ方法のなかから2~3種類を組み合わせるだけで、オリジナル感たっぷりのメッセージカードが完成します。コツさえ掴めばカスタマイズも自由自在。色紙や手紙をおしゃれにアレンジする、かわいい飾り文字の書き方をマスターしましょう。
簡単でかわいい!飾り文字の書き方6つ
簡単でかわいい飾り文字の書き方をレベル別にご紹介!1つずつチャレンジして、アレンジの幅を広げていきましょう。
輪郭をかたどる袋文字
文字の輪郭をかたどった「袋文字」は、飾り文字のアレンジ方法として押さえておきたい書き方の1つ。輪郭部分の太さを変えたり、アルファベットの場合は大文字や小文字、筆記体にしたりすることで印象の変化を楽しめますよ。
文字に物足りなさを感じる場合は、袋文字の中に色を付けるのも◎。色鉛筆やカラーペンでチェック柄やドット柄など、かわいい柄を描いてみるのも楽しそうですよね。文字ごとに色や柄を変えると、より賑やかな印象になるため色紙をアレンジするときにもぴったりです。
文字の一部を太めにアレンジ
少しのアレンジでかわいい見た目に仕上がるのが、文字の一部を太めに書く方法です。こちらの方のように縦線だけを太くするなど、アレンジする線の方向を統一することがポイント。
漢字のように画数が多い場合は、1~2ヶ所の線を太くするだけでも印象が変わります。逆に、全ての縦線や横線を太くアレンジすると、文字が読みにくくなってしまうので注意が必要です。
ベースの線は細ペンを、太文字部分はマーカーや太めのカラーペンを使うなど、線によってペンを持ち替えることで簡単にアレンジできるのでぜひお試しくださいね。
影を付けて立体感アップ
文字に影を付ける方法は、初心者さんでも手軽にこなれ感を演出できるおすすめの書き方です。平面なのに、文字が浮き出て見えるような立体感を作れますよ。
こちらの方は、袋文字に「線」で表現した影をプラス。ページを飛び交う星たちにも埋もれない、抜群の存在感が魅力的ですよね。
影の部分は、ベースの文字と色を変えてみるのもOK。薄いグレーならより影らしさを表現できますし、ピンクや水色などのポップなカラーならかわいい影文字が完成しますよ。
見出しを飾り文字にするだけでおしゃれ度アップ
飾り文字を書くといっても、デコのバランスに悩んでしまうことも。そんなときは、タイトルや見出しに飾り文字を添えるのがおすすめです。
たとえば、こちらの方は手帳デコに飾り文字を用いています。上の手帳では日付を、下の手帳では日記のテーマを飾り文字にしてアレンジを楽しんでいますね。
目に留まりやすい飾り文字は、たくさん使いすぎるとかえって読みづらくなることも。バランスを見ながら1ページにつき1~2ヶ所に添えるのが、おしゃれに仕上がるポイントです。余白がさみしいと感じる場合は、かわいいシールやはんこと組み合わせて手帳デコを楽しんでみて。
イラストとMIX
飾り文字に慣れてきたら上級編にチャレンジしてみませんか?こちらは、アートのように描かれた手書き文字が魅力的。ハロウィンにちなんで、かぼちゃやクモの巣、かわいい黒猫のイラストが描かれていて、見ていて楽しい飾り文字です。
一見難しく感じられますが、ベースとなっているのは最初にお伝えした袋文字。輪郭を塗りつぶして太文字にしたり、ストライプやドット柄を書き足したり、いろいなパターンをランダムに散りばめるのがポイントです。
イラストを描くのが苦手な方は、テーマに合うシールを貼ってみるのも◎。文字とシールの色味を合わせると、統一感ある仕上がりになりますよ。
いろいろな飾り文字を組み合わせて
いろんなパターンの飾り文字が書けるようになったら、いくつかを組み合わせてみるのもおすすめ。一段と華やかになるうえ、手書きの楽しさを存分に味わえるのも魅力です。
全体のバランスが気になる方は、まず黒ペン一本でチャレンジして徐々に色数を増やしていきましょう。使う色を絞ることが、失敗しないためのコツですよ。
色紙はもちろん、はがきやメッセージカードにもぴったりなデコレーションです。おしゃれ系やかわいい系など、相手のイメージに合わせてフォントや色を選んでみてくださいね。
飾り文字を上手に書くコツ
手書きでも、おしゃれでかわいい文字が書けるのが飾り文字の魅力。ここでは、少しの工夫で上手に見える書き方のコツをご紹介します。
鉛筆での「下書き」は基本のキ
まずは、鉛筆やシャープペンで「下書き」をしましょう。文字のバランスを事前に整えておけば、色を付けたときに失敗しにくくなりますよ。字を真っすぐ書くのが苦手な方は、文字の上部と下部に直線のガイド線を引くのもよいでしょう。
下書きもガイド線も後から消しやすいよう、ギリギリ見える程度に薄く書くのがポイントです。
かわいい文字を書くなら「ハネ」「ハライ」に注意
ひらがなや漢字を書く際「ハネ」や「ハライ」を強調しすぎるとシャープな印象になってしまいます。かわいい文字に仕上げたい場合は、書き終わりの部分をキュッと止めるイメージで書きましょう。また、細字よりも太字のペンの方が、丸みのあるかわいらしい文字に仕上がりますよ。
重なりが多い字は「ゆとり」が大事
飾り文字は、部分的に太さを変えたり柄やイラストを加えたりするのが特徴です。そのため、文字を小さく書きすぎるとせっかくのデザインが目立たなかったり、文字の原型が分かりづらくなることも。
特に、ひらがなの「あ」「め」「ね」や漢字の場合は、線が交差する部分が潰れてしまわないよう空間を広くとるのがポイントです。細めのペンで書く、文字を大きめに書くなど、文字の「ゆとり」をたっぷり確保してアレンジできる余裕を作っておきましょう。
組み合わせは無限大。飾り文字をマスターしてデコのレベルを上げてみない?
色紙や手紙、手帳など、あらゆる紙面を華やかに彩る飾り文字。1つでも飾り文字が書けるようになると、色やイラストを組み合わせて無限大のアレンジを楽しめますよ。
この記事ではおしゃれな文字やかわいい文字など、初心者でもチャレンジできる飾り文字の書き方をご紹介しました。この機会に飾り文字をマスターして、文字をデザインする楽しさを味わってみてくださいね。
以下の記事では、飾り文字の色付けにぴったりなマーカーペンをご紹介しています。見た目もかわいいおしゃれなマーカーペンを手に取って、気分を盛り上げていきましょう。