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「コラージュノート」の作り方。好きな素材を組み合わせて、自分だけの世界を表現しよう

自分だけの“好き”を集めて表現できるコラージュノート。どんなページにしようかと考えながらノートと向き合う時間は、まるで自分と向き合っているような感覚になることも。この記事では、そんなコラージュノートの作り方とInstagramに投稿されている素敵なアイデアたちをご紹介します。

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自分だけの“好き”をいっぱい詰め込んで。コラージュノートの作り方

笠原加帆
笠原加帆

フランス語で“糊付け”を意味するコラージュは、写真や新聞などの異素材を組み合わせて台紙に貼り付け、作品にする絵画の技法です。そう聞くと少し難しそうにも思えますが、簡単に言えば好きな素材をノートなどに貼り合わせること。早速、作り方を見ていきましょう。

    コラージュノートに必要な材料
  • ノート
  • 写真や雑誌の切り抜きなどの好きな素材
  • はさみ
  • 貼り付けるために使うのりやマスキングテープなど
  • ペンやスタンプなど
    コラージュノートの作り方
  1. ノートを広げてデザインを考える
  2. 素材を貼りたい形に切ったりちぎったりする
  3. ノートに切った素材をのりやマスキングテープなどで貼る
  4. ペンで書き込みを入れたりスタンプを押したりデコレーションする
笠原加帆
笠原加帆

ノートはページの厚さや大きさなどに注目して、好きなものを用意します。ペンで手書きしたいのであれば、裏写りのしにくいものがおすすめ。手帳で作っている方もいますよ。

デザインを考えたら、あとは好きなように貼り付けていくだけと作り方は簡単です。コラージュノートを始めるうえでのポイントは、素材の集め方。以下のようなアイテムを集めておくと、よりオリジナリティのあるあなただけのコラージュノートを作れますよ。

    コラージュノートの素材に使えるおすすめアイテム一例
  • 写真
  • お菓子やコスメの包装
  • チケットの半券
  • パンフレット
  • ショップカード
  • 飲食店のロゴ入り紙ナプキン

作り方いろいろ。参考にしたいおしゃれなコラージュノートたち

笠原加帆
笠原加帆

ここからは、Instagramに投稿されたおしゃれなコラージュノートをご紹介します。いろいろな作り方があるので、ぜひ参考にしてくださいね。

手作り感が素敵。ちぎり絵がおしゃれなコラージュノート

こちらは、ちぎり絵を使ったおしゃれなコラージュノート。はさみで切ったものとは雰囲気が異なり、ほっこりとした手作り感が素敵なアレンジです。ちぎり絵でこんなに再現度高くコーヒー豆の紙袋を表現できる投稿者さんには脱帽もの。

ノートを開いて真っ先に目に入る紙袋と、その周りを囲む手書き文字のサイズ感もばっちりですよね。どのくらいのサイズにするかを最初に考えておくのも、おしゃれなコラージュノートを作るコツです。

カフェで紙袋などをもらったときには、その紙袋をちぎって使うのも、思い出を閉じ込められるおすすめの作り方。このようなちぎり絵なら、紙さえあればあとはちぎるだけと簡単。不器用な筆者も、投稿者さんのような素敵なちぎり絵を目指して挑戦してみたいところです。

透け感がかわいい。異素材を楽しむコラージュノート

続いてご紹介するのは、クリア素材がかわいいこちらのコラージュノート。どこか儚さを感じるセンス抜群のアレンジで、惚れ惚れしながら見つめてしまいます。素材の重ね方や隣のページにまではみ出すシールの貼り方まで、どこを見ても勉強になる作り方ですね。

複数の異素材を使ったコラージュは、バラエティーに富んでいて見応え抜群。とくに透け感のある素材を使うと、下に重ねたカードのイラストを活かせたり、軽やかな雰囲気を演出できたりといいことづくしです。手書き文字や、イラストの上に貼っても味がでますよ。

包装紙だって立派な素材。おいしい思い出を閉じ込めたコラージュノート

こちらは、紅茶の包装紙とティーバッグのタグを使ったコラージュノート。中身を味わったあとに、美味しかった記憶をいつまでも残せるおすすめの方法です。紅茶のタグだけでなく紐の部分も少し残して素材にしていたり、右下には紅茶を嗜む女性たちの切り抜きを貼ったりと、細かなところまで工夫されていて、ついうっとり眺めてしまいます。

ノートのページはピンクでポップ。鮮やかな青や黄色、赤の包装紙やタグとの相性も抜群ですよね。一気に惹きこまれるような世界観を作りたいときには、投稿者さんのように台紙の色にこだわるのもコツの一つです。

そして意外と忘れてしまいがちなのが、紅茶を飲むときの包装紙の開け方。おいしそうな紅茶を前にして勢いよく破ってしまいそうになりますが、あとでコラージュノートの素材にしたい場合は丁寧に開けるように気をつけてくださいね。

読み返すのも楽しい。旅の欠片を使ったコラージュノート

こちらは、旅の欠片をふんだんに使ったコラージュノート。投稿者さんが尾道の旅にでかけたときに作った1ページなんだとか。一目見るだけでとても充実した旅だったことが分かる素敵な作り方ですよね。

使われている素材は、マスキングテープ、ショップカード、ジュースのシール、駅のスタンプなど実にさまざま。おしゃれなジュースのシールまで見逃さない投稿者さんのセンスに惚れ惚れとしてしまいますね。一つひとつの素材をじっくり眺めては、「このジュースおいしかったな...」などと楽しい思い出がよみがえること間違いなし。

旅先でときめいたものを持ち帰って宝物にできる旅のコラージュノートは、旅行好きの方にはぜひとも始めてほしいところ。旅行中にコラージュノートを手帳のように肌身離さず連れ歩いて、その場でご当地スタンプを押したりカフェで少しずつ仕上げたりすると、ますます楽しい旅になりそうです。

ワクワクするアレンジをしたいなら。立体的な素材を使ったコラージュノート

こちらの方は、立体的な素材を上手く使ってコラージュノートを作っています。植物をテーマに、グリーンとブラウンで色のテイストを合わせているところがポイント。素材のチョイスやレイアウトも計算しつくされていて、まるで雑誌の1ページのようですね。

注目したいのは左ページのドライフラワー。立体的な素材があると、アレンジにメリハリがついてワンランク上のしたコラージュに仕上がります。まるで飛び出す絵本を開いたときのようなワクワクを感じられるのも嬉しい副産物でしょうか。

また、シーリングスタンプでドライフラワーを貼り付けているのもおしゃれ。こんな素材の貼り方もあるとは、コラージュノートの世界は奥深いですね。シーリングワックスを持っている方はぜひ試してみてはいかがでしょうか?

作り方は無限大。コラージュノートで自由に自分の世界を表現しよう

十人十色の作り方があるコラージュノート。素敵なコラージュノートの作り方を参考にしたり、雑誌を見るなどして想像を膨らませたりしながら、ぜひ素敵なコラージュノートを作ってみてくださいね。

笠原加帆
笠原加帆

もっといろいろなコラージュノートの作り方を知りたい方は、手帳で楽しむコラージュのコツについて紹介している記事もおすすめです。

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