便利な砂消しゴムの使い方。紙を傷めないコツとおすすめの商品をタイプ別にご紹介
砂消しゴムは、ボールペンや印刷した文字を消せる便利なアイテム。しかし通常の消しゴムと同じ使い方をして、紙が破れてしまった経験がある方も多いでしょう。そこで本記事では砂消しゴムの使い方のコツや、おすすめのアイテムをご紹介しています。ぜひ参考にしてくださいね。
砂消しゴムとは?
「砂消しゴム」とは、油性ボールペンやインクで書いた文字を消せる便利なアイテム。通常の消しゴムは、天然ゴムや塩化ビニール樹脂で作られていますが、砂消しゴムにはさらに粒子の細かい研磨剤が練り込まれています。
砂消しゴムを使って文字を消すときは、細かい研磨剤で紙ごと削る仕組みです。そのことから砂消しゴムは使い方が難しく、紙を傷めやすいため敬遠されがち。しかし上手な使い方を覚えれば、文字を綺麗に消すことができますよ。
紙を傷めない使い方。砂消しゴムを上手に使うコツ
通常の消しゴムとは違って優しく消すのがコツ
砂消しゴムの使い方は、「優しく消す」のがコツです。通常の消しゴムは、文字をしっかり消すために力を入れて消すことがあります。しかし同じくらいの力で砂消しゴムを使うと、紙を削りすぎて破れたり穴が開いたりしてしまいます。
砂消しゴムの使い方のイメージは、「撫でるように消す」のがポイント。クルクルと円を描くように少しずつ消すのが、紙を傷めない方法です。
持ち方も意識すると◎
砂消しゴムは、サイドを親指と人差し指で優しくつまみ、寝かせるようにして持つのがコツです。砂消しゴムを寝かせることで、垂直に持つよりも紙への当たりが優しくなります。消したい部分に砂消しゴムの角を当てて、寝かせたまま使いましょう。
消しカスはこまめに捨てる
砂消しゴムを使っていて出たカスはこまめに捨てることも、紙を傷めないように消す方法となります。消しカスが砂消しゴムの下に入り込むと、紙への負担が大きくなったり、文字が消えにくくなったりしてしまいます。
砂消しゴムには、文字を消す以外にも使い方があるんです。鉛筆画や水彩画をぼやかす効果があるので、よく絵を描く方はチェックしてみてください。また研磨剤が入っているので、汚れ落としなどの掃除道具として使う方法もおすすめです。ぜひ文字を消す以外の使い方も試してみてくださいね。
【タイプ別】用途によって使い分けよう。おすすめの砂消しゴム
しっかり消したい方には「消しゴムタイプ」
消しゴムタイプの砂消しゴムは、油性ボールペンやインクで書いた文字をしっかり消したい方におすすめ。消しゴムタイプは指で直接持つ使い方なので、力を加減しやすいのが特徴です。
こちらは、消しゴムの定番アイテム「モノ(MONO)」の砂消しゴム。研磨剤の粒子が細かいので、文字がしっかり綺麗に消えると評判のアイテムです。軽い力で使えて初心者にもおすすめの砂消しゴムです。
MONO 砂消しゴム ES-512A
トンボ鉛筆
¥1,924(税込・参考価格)
デリケートな紙には「鉛筆タイプ」
部分消しやデリケートな紙におすすめなのが、「鉛筆タイプ」の砂消しゴムです。使い方は鉛筆と同じように持って、優しく消すだけ。鉛筆タイプの砂消しゴムは力加減がしやすく、ペン先が細いので消したい部分だけをピンポイントで消せます。
こちら「ステッドラー(STAEDTLER)」の砂消しゴムは、刷毛付きで人気のアイテム。文字を消していて出た消しカスを刷毛で掃除することができます。粒子が細かいグラスパウダーを採用しており、デリケートな紙も傷めにくいと評判です。スタイリッシュなデザインもおしゃれで、ペンケースに入っていても悪目立ちしません。
ステッドラー 消しゴム 鉛筆型ハケ付き字消し
STAEDTLER
¥363(税込・参考価格)
絵を描く方には「カッタータイプ」
こちらはカッタータイプの砂消しゴム。カチカチと砂消しゴムを繰り出す使い方なので、削る手間もないアイテムです。字消し幅が8mmとスリムで、角を使用すればより細かな部分をピンポイントで文字を消すことができます。
「ぺんてる(Pentel)」の砂消しゴム「クリックイレーザー」は、シンプルでスマートなデザインの砂消しゴム。ペンと同じくらいのサイズ感で、ペンケースに収まりやすいのも魅力です。またクリップ付きなので、持ち運びしやすいのもポイント。補充用リフィルもあるので、砂消しゴムを使う機会が多い方にもおすすめです。
クリックイレーザー ZE32-Y
ぺんてる
¥704(税込・参考価格)
力加減が難しい方は「電動タイプ」
砂消しゴムの使い方が難しいという方におすすめなのが、こちらの電動タイプ。使い方は消したい部分に軽く当てるだけ。自分で調整しながら手を動かす必要がなく、砂消しゴムを使うときに合った力加減で回転してくれます。手で消すよりも細かな動きなので、繊細な作業にも向いています。
こちらは強力なモーターがおすすめの、「シード」の電動消しゴム「サドルフィン」。インク用の消しゴムが3本、鉛筆用の消しゴムの替えが4本セットになっています。単4電池を2本使用しますが、重さはわずか100gと軽量なアイテム。コードレスなので、持ち運びにも便利ですね。
サドルフィン4 電動式
シード
¥2,090(税込・参考価格)
砂消しゴムの使い方は丁寧に。上手に使いこなそう
砂消しゴムは使い方が難しいですが、コツをつかめば文字を綺麗に消すことができる便利なアイテムです。消しゴムタイプやカッタータイプなど、用途によって使い分けることでさらに消しやすくなります。ぜひ砂消しゴムの使い方を覚えて、日常の書くシーンに役立ててくださいね。
鉛筆やシャープペンなどの文字を消すための消しゴムは、気分が上がるおしゃれなものを使いたいですよね。以下の記事も併せて読んで、消しゴムのデザインにこだわってみてください。