手に取るだけで旅行気分！ユニークなご当地文具を使ってみませんか？

日本の津々浦々にある「ご当地文具」は、手に取るだけで地方の色が感じられる魅力的なアイテム。実際に行くことができなくても、文具を通してその地域の風景やおいしいものを知ることができるのもうれしいポイントです。今回はそんなご当地文具の中でも、おしゃれで手に取りたくなるおすすめのアイテムを紹介します。

観光地や名産品がデザインされた「ご当地文具」はいかが？

最近、お土産やお取り寄せのアイテムとして「ご当地文具」が広まっているのをご存じですか？

地域の名産や色が取り入れられた文具は、見ているだけでわくわくすること間違いなし。実際にその土地に足を運ぶことができなくても、文具を通して旅行気分を楽しむことができます。

どのアイテムも個性が光る、ちょっぴりユニークなご当地文具の世界を覗いてみませんか？

東北〜九州まで集めました。大人の心をくすぐるご当地文具

【秋田県】和柄×地元ゆかりのモチーフがかわいい一筆箋

最初にご紹介するのは、秋田新幹線沿線ゆかりのモチーフ「秋田犬」「きりたんぽ」「まげわっぱ」などが、伝統の和柄に組み込まれたデザインの一筆箋。活版印刷の上品な手触りや派手すぎない落ち着いたカラーで、大人も使いやすいアイテムとなっています。

秋田新幹線をモチーフとしたアイテムなので、ご当地文具としてはもちろん、鉄道好きな方にもおすすめ。旅行のお土産にちょこんと添えるメモ書きにもぴったりな一筆箋です。

【栃木県】特産品をイメージしたおしゃれなインク

続いてご紹介するのは宇都宮餃子・ジャズ・カクテルなど、栃木県宇都宮市にちなんだ特産品をモチーフにしたインク。万年筆やガラスペンで使える、上野文具オリジナルのインクです。

色の名前は「ミッドナイトジャズブルー」「若竹グリーン」「餃子ブラウン」など、ちょっぴり変わっていて面白いものばかり。気になるインクの色合いはどれも深みがある美しい色合いで、手紙などにも使いやすく実用性も抜群です。

インク瓶がおしゃれなので、同じシリーズで集めてデスクに飾るのも楽しそう。万年筆やインク好きの方へのギフトとしてもおすすめです。

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【長崎県】幸運のモチーフ、尾曲がり猫のポチ袋

「猫の街」と呼ばれるほど街中に猫が多いのが長崎県の特徴。中でも、「尾曲がり猫」と呼ばれる、かぎしっぽを持った猫ちゃんが多いのだそうです。尾曲がり猫は、そのかぎしっぽに幸福をひっかけてきてくれるという伝承があり、幸運のモチーフなんだとか。

そんな尾曲がり猫がデザインされたこちらのポチ袋は、ちょっぴりにこりとした猫の表情がとっても魅力的でユーモラス。ひげが水引のデザインになっていて、おめでたいシーンにも活躍します。
お年玉などを入れるポチ袋として使うのはもちろん、ちょっとした手紙や小物などを渡すときのミニ封筒としても使えそうなアイテムです。

【岐阜県】レトロな風合いとクスッと笑えるイラスト「荷札シール」

こちらは、岐阜県にある文房具店「アラスカ文具」から展開されている荷札シールです。水濡れ注意、ワレモノ注意などの梱包した荷物によく使われるシール5種類が、どれもユーモラスなイラストで描かれています。

「ワレモノ注意」と描かれたこちらのシールは、野球少年がマグカップを投げているイラストで表現されています。「折曲注意」は、小学生たちが膝カックンしていたりと…どれも面白く表現されていて、もし受け取った荷物に貼ってあったらまじまじと見入ってしまいそう。

ダンボール以外にも、手紙に貼ったりするのも楽しいですね。アラスカ文具では、他にも大人の遊び心をくすぐる文具や雑貨がたくさん展開されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。

【東京都・京都府・大阪府】ご当地デザイン全開のマスキングテープ

レトロポップなイラストで東京、京都、大阪の名所が描かれた透明マスキングテープがこちら。カラフルな色味も相まって、ぺたりと貼るだけで一気に賑やかな雰囲気を出してくれるアイテムです。

観光名所など、それぞれのご当地がふんだんにアピールされたデザインは、見ているだけで心が躍ります。

その地域を旅行したときの日記デコに使ったり、手紙やカードに貼ってアレンジしたり…と、使い方を考えるだけで楽しくなってきますね。お土産やギフトとして贈っても喜ばれそうなアイテムです。

【広島県】ご当地の色を手軽に使えるトラベルカラー水性ペン

「色で各地を楽しむ旅へ」をコンセプトに、ご当地のモチーフを色に落とし込んだインク造りをしている多山文具。こちらはそんな多山文具から展開されている、万年筆やガラスペンがなくてもご当地インクが気軽に楽しめる水性ペンです。

「宮島もみじ饅頭ライトブラウン」「牡蠣シルバー」などの名物をモチーフとしたインクのほか、「瀬戸内しまなみブルー」「三角州ライトブルー」など土地にゆかりのあるカラーを含め全31色のラインナップ。

どれもユニークなものばかりで、インクの色や名前を眺めているだけでも楽しくなってきます。
裏うつりしにくい水性ペンはシーンを問わず使いやすいので、気になる色をぜひ見つけてみてください。

文具を通じてご当地の色を楽しんでみて

その土地のモチーフがそのままデザインされているアイテムから、特産品をイメージしたインクやペンまで、ご当地文具といってもさまざまなジャンルのものがありました。

ご当地の素敵な場所や名物は見ているだけで楽しく、日本の美しさを感じられるものばかり。ご当地文具をチェックして、気軽に旅行気分を味わってみてはいかがでしょうか。