【文例】年賀状に気の利いた一言を。挨拶の言葉やマナーを贈る「相手別」に解説
年賀状に一言添えるとき、どんな文章を書こう?と悩んでしまう方は多いですよね。一年の始まりのご挨拶である年賀状は、相手に喜んでもらえるような気の利いた一言で飾りたいもの。そこで今回は年賀状に添えたい気の利いた一言の文例を、年賀状のマナーとともにご紹介します。
覚えておくと◎年賀状を送るときのマナー
年末年始のしきたりである、年賀状。実は年賀状にも、いくつかのマナーがあるのをご存じでしょうか?年賀状は親しい友人や家族だけでなく、ビジネスでは取引先などさまざまな相手に送るもの。
受け取った相手に失礼にならないように、知っておきたい年賀状のマナーをきちんと抑えて新年の挨拶や日頃の感謝の気持ちを伝えましょう。
年賀状を送る期間って?
年賀状を元旦に届けたい場合は、投函する期日が決まっているので注意しましょう。年賀状の引き受け期間は、12月15日から25日までと決まっています。
確実に元旦に送りたいと考えている方は、投函するポストの最終集荷時間を確認しておきましょう。25日に投函したとしても、投函したポストの最終集荷の時間が過ぎていた場合には、翌日26日に集荷されてしまうので注意してください。
また年賀状を送っていない相手から届いた場合は、必ず年賀状を返しましょう。その場合は、1月7日までに相手に年賀状が届くように投函してください。万が一7日を過ぎてしまったときは、年賀状ではなく「寒中見舞い」として送りましょう。
基本的な年賀状の書き方とマナー
- 賀詞を大きめに書く
- 越年を喜ぶ言葉
- 変わらぬ親交やこれからの指導をお願いする言葉
- 相手の健康や幸福を願う言葉
- 年号から日付を書く
- 一言の添え書きを小さめにまとめて書く
年賀状の書き方
年賀状には句読点を付けない
年賀状の挨拶文や一言には、句読点を付けないのがマナーです。句読点を付けると「めでたいことに区切りをつける」という意味になってしまうため、新年のお祝いとご挨拶をする年賀状では使用しません。うっかり書いてしまいがちですが、縁起が良くないという考え方があるため気をつけましょう。
忌み言葉を使わない
年賀状では、忌み言葉は使用しないように注意しましょう。使わないようにしましょう。よく「去年は大変お世話になりました」という一文を使いがちですが、「去る」という言葉は忌み言葉なので要注意です。
「去る」には別れる、離れるといった意味があるため、年賀状に使用するのは避けるようにしましょう。また「滅びる」「失う」「衰える」といったマイナスのイメージがある言葉についても使わないように気を付けましょうね。
前向きな言葉でまとめる
年賀状に添える一言には、前向きな言葉や明るく楽しい気持ちになる一言を書きましょう。一年の始まりのご挨拶として年賀状を送るので、お互いが気分良く年始を迎えられるような気の利いた言葉を選びましょう。
一年の始まりにふさわしい、気の利いた年賀状の一言
年賀状に添える“気の利いた一言”とは
年賀状はいつもお世話になっているさまざまな相手に送る新年のご挨拶です。大切なつながりの一つでもある年賀状には、相手に喜んでもらえるような気の利いた一言を添えましょう。
近況報告
気の利いた年賀状に添える一言として、定番なのが近況報告です。特になかなか会えないような友人や親戚などには、近況報告をしましょう。昨年新しく始めた趣味の話や、自分の身に起きたことなどを相手と共有することで、久しぶりに会えたときにも話題の一つになりますよ。
共通の話題
仕事の同僚や上司、親しい友人には共通の話題について書くこともおすすめです。「昨年のプロジェクトは大成功だったね」「あの時の旅行は楽しかったね」など、文章で触れることでより印象に残る気の利いた年賀状となります。
新年の抱負
新年を迎えるにあたり、自分自身の「今年の抱負」を一言に添えるのも◎。仕事や趣味の抱負、資格の取得など新年でチャレンジしたいことを相手に伝えてみましょう。読むことで相手にもポジティブな感情が生まれてくるような気の利いた年賀状に仕上がりますよ。
感謝の気持ち
年賀状には日頃の感謝の気持ちを込めて、「ありがとう」の一言を添えることも大切です。その際には「あのときは助けてくれてありがとう」など、具体的にどんなことに感謝しているのかを書くのがおすすめです。気の利いた一言を年賀状に添えることで、お互い新年から心が温まりそうですね。
さまざまなシーンで使える、年賀状に添えたい気の利いた一言
「相手にとって気の利いた一言を年賀状に添えたい」と考えていても、どんなことを書こう?と文章に悩んてしまう方もいるはず。そんな方にここからは、「気の利いた一言」の文例をご紹介します。相手別にご紹介しますので、ぜひ一言書くときの参考にしてみてくださいね。
【相手別】年賀状に添えたい気の利いた一言
- 本年も皆様のご期待に応えられるよう頑張ってまいります
- 昨年は格別なご愛顧を賜り誠にありがとうございました
- 本年も〇〇様のご来店を心よりお待ちしております
【取引先】
- 旧年は格別なご指導を頂き誠にありがとうございました
- 昨年は◇◇で大変お世話になりました
- 今年は△△の資格を取得して、職場(学校)で活躍できるよう頑張ります
【上司・先輩】
- ご無沙汰しておりますが〇〇先生は元気でご活躍のことと思います
- 〇〇先生の楽しくてためになるお話をまた伺いたいです
- 〇〇さんの温かな言葉は今でも私の宝物です
【先生・恩師】
- 〇〇さんの仕事への取り組み方にとても関心しています
- 〇〇さんの日頃の努力が△△に繋がりましたね
- 今年も△△に向けて頑張りましょう
【後輩・部下】
- 今年も一緒に△△頑張ろう!何かあったら相談し合おうね
- 私たちにとって飛躍の年になりますように
- 今年は仕事もプライベートも充実した年にしたいですね
【同僚】
- この前は久しぶりに会えて嬉しかった!また遊ぼうね
- 〇〇の笑顔にいつも癒やされるんだ!一緒にいてくれてありがとう
- 今年で〇〇とも10年の付き合いだよ!△△でお祝いしようよ!
【友人】
- おかげさまで家族一同元気に過ごしています
- 今年の春で子どもが小学生になります
- いつも細やかな心遣いに感謝しております
【親戚】
年賀状に一言添えるときに使いたい!人気のアイテム
気の利いた一言を、吹き出しの中に
こちらは「KNOOPWORKS(クノープワークス)」の「SPEECH BUBBLE(スピーチバブル)」というスタンプ。シンプルなデザインでありながら、どこかユニークさが光るスタンプです。ふんわりとした吹き出しのデザインは、ちょっとした一言を年賀状に添えるのにおすすめです。
こちらのスタンプを使って気の利いた一言を書くことで、より相手の印象に残る年賀状となりそう。使いやすいデザインなので、年賀状だけでなく手紙やメッセージカードなど、さまざまなアイテムでも活躍してくれますよ。他のスタンプとの相性も良いので、重宝すること間違いなしの人気アイテムです。
ラバースタンプ SPEECH BUBBLE
KNOOPWORKS
¥1,155(税込・参考価格)
お正月にぴったり。福を招くモチーフスタンプ
こちらは「SANBY(サンビー)」の「とみこはんアクリルスタンプ」です。版画のようなイラストで、少しレトロな雰囲気が魅力的ですね。日本ならではの「だるま」や「招き猫」「フクロウ」など、縁起の良いモチーフが揃っていて年賀状にもぴったりで、きっと気の利いた1枚になりますよ。
年賀状に添える一言やご挨拶に合わせてスタンプを選ぶのもいいですね。「たくさんの幸せが訪れますように」といった言葉に招き猫、「今年もたくさんのおめでたいことがありますように…」の横には鯛のスタンプをチョイスすることで、読んでいて楽しくなるような年賀状に仕上がりそうです。
とみこはんアクリルスタンプ
サンビー
¥1,320(税込・参考価格)
ゴールドやシルバーのスタンプ台で、新年のおめでたいムードがアップ
こちらは「SANBY(サンビー)」の「コラボSTAMP PAD 中型(eric)」。イラストレーターであり消しゴムはんこ作家でもあるericさんとのコラボレーションで生まれた人気のスタンプ台です。スタンプ台のデザインはどこか懐かしさが感じられて、デスクの上にあると心がほっこりしそう。
スタンプ台のインクの色は、年賀状のアクセントにもなりそうなゴールドとシルバー。油性顔料系インクを使っているので乾きやすく、耐水性や耐光性にも優れているので年賀状にもぴったりなんです。きらりと輝くこのスタンプ台を使って、年賀状に華やかさをプラスしてみませんか?
コラボSTAMP eric(エリック)スタンプ台
¥1,080(税込・参考価格)
年賀状に添える気の利いた一言で、印象をアップしよう
一年の始まりをお祝いする年賀状には、相手が喜んでくれそうな気の利いた一言を添えて、温かい気持ちで新年を迎えましょう。ぜひ今回ご紹介した文例や人気の文具を使って素敵な年賀状に仕上げてみてくださいね。