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筆記体のおしゃれな書き方って?綺麗な英語を手書きするためのコツ・アイデア

さらっとラフに書けて、かっこいいデザインが魅力的な筆記体。ブロック体にはない質感と表現は、さまざまなシーンで活躍しています。今回は、そんな筆記体のおしゃれな書き方やアイデアをご紹介。一見難しそうに見えますが、実はとても簡単なんですよ。

いつもの記録をもっとおしゃれに。人々を惹きつける筆記体の世界

サラサラと流れるようなアルファベットの並びが目を引く「筆記体」。一昔前まで中学校における英語の授業で習得するものでしたが、現在ではブロック体が主流になっていることから、教わったことがない・書いたことがない方も多いのではないでしょうか。

アルファベットを少し崩したデザインから漂うラフ感は、筆記体にしかない魅力。また、カーブやハライの書き方など、書き手や手本にするフォントによって細部に違いが出てくる点も醍醐味といえるでしょう。手書きのメッセージやレタリングに取り入れれば、より温かみのある印象になりますよ。

そんなゆるやかな線で書き手の個性を表現する筆記体が生み出す世界観を、おしゃれでかっこいい書き方やアイデアを通して一緒に見ていきましょう。

おしゃれな筆記体の基本的な書き方とは?

西野由樹
西野由樹

一見難しそうに見える筆記体ですが、実はちょっとしたコツを掴むだけで、簡単にサラサラと書けるようになりますよ。ここからは、おしゃれな筆記体の基本的な書き方を解説します。

文字同士を繋げる時は力を抜いて

筆記体の文字同士を繋げる際には、手の力を抜くのが書き方の基本。筆記体特有のラフな字体は、力を抜いてササッと書くことで、よりネイティブでおしゃれな手書き文字になりますよ。

ブロック体の英語に慣れた方の場合「文字一つひとつの形を丁寧に書かないといけない」と考えてしまうかもしれませんね。しかし、筆記体は手早く書けるのが特徴でもあります。字体にこだわりすぎず、ボールペンの試し書きをするように、楽に書くことを心がけましょう。

点や横棒の部分は文字を書き終えた最後につける

筆記体を手書きする場合「i」や「t」などのアルファベットの一部についている点や横棒は、文字を書き終えた後につけるのが書き方の基本です。文字や文章を書いている途中で点や棒をつけようとすると、筆記体特有の流れるようなデザイン・ラフなイメージが出にくくなってしまいます。

長めの英文を書いている時も、1つの文章を書き終えてから、点や横棒を打ちます。筆記体を書き慣れていないうちだと、点や横棒を打つのを忘れてしまいそうになるかもしれませんが、何度も書き方を練習していくうちに、忘れずに書けるようになりますよ。

無理に一筆書きしなくてもOK

筆記体特有の緩やかな線を再現するために、レタリングをする際に一筆書きにこだわってしまう方も多いはず。しかし、かっこいい筆記体の書き方の基本は「ラフに書くこと」であり、必ず一筆書きしなければいけないわけではありません。

楽にレタリングできるのであれば、文章や単語の途中で一度区切ってしまってもOKですよ。文章や単語の途中で区切った場合には、それらのアルファベットが一続きになっていることがわかるように、寄せて書くのがポイントです。

もっとおしゃれに書きたい!筆記体の書き方のコツとは?

西野由樹
西野由樹

筆記体の基本的な書き方を習得したら「もっとおしゃれに書きたい!」と思う方もいるかもしれませんね。そんな方のために、手書きの筆記体がもっとおしゃれになる書き方のコツをご紹介します。

アルファベットの高さを揃えよう

筆記体の書き方において、文字同士のバランスは重要なポイント。大文字・小文字の両方において、文字同士の高さを揃えておくことで、よりネイティブのように綺麗な文章が書けるようになります。

小文字のアルファベットを書く際には、大文字の中心を目安にするのが書き方のポイントです。小文字のアルファベットのなかでも「g」や「y」などの縦に長い文字については、文字の下部分が大文字の位置より低くなるように書くと、よりおしゃれになりますよ。

文字の傾きを揃えると自然な字体に

文字同士の高さを揃えるのが筆記体の書き方における基本ですが、さらに「傾き」も揃えるとよりおしゃれなデザインになります。

手書きの筆記体の場合、文字全体が少しだけ右斜めになるように書くのが一般的。文字の傾きを揃えることで、アルファベットがつなげやすくなりますし、見た目も綺麗になりますよ。

英語をもっと身近に。おしゃれな筆記体の書き方アイデア

西野由樹
西野由樹

ここからは、英語をもっと身近に感じられる筆記体の書き方をご紹介。アイデアを参考にして、自分らしく筆記体を楽しみましょう!

いつも使っている手帳やノートに添えて

普段使っているノートや手帳を、筆記体でおしゃれにデコレーションすると素敵ですよ。例えば、持ち主の名前を筆記体のローマ字で記載したり、普段のメモや好きな名言・メッセージなどを記録したりすると良いでしょう。シンプルなノートや手帳も、大人っぽく演出できますね。

シンプルなラッピングを華やかに

華やかでかっこいい筆記体の雰囲気を活かして、プレゼントのラッピングに付けるタグにメッセージを書くのもGOOD!包装紙やラッピング袋のデザイン、プレゼントを贈る相手のイメージに合わせたフォントを選択すれば、より統一感のあるおしゃれなプレゼントが完成しますよ。

おしゃれな手作りハンコに応用

筆記体を楽しむ方法は、手書きの文字だけではありません。ハンドメイドが得意な方であれば、手作りハンコのデザインに筆記体を取り入れるのもおすすめです。書いた文字そのままをデザインにするのはもちろん、ハンコを押した上からカラーインクで筆記体を書き込むのも良いですね。

メッセージカードのデザインに

プレゼントに添えるメッセージカードに筆記体を採用する方法もおすすめ。「HappyBirthday!(=誕生日おめでとう)」や「Congratulation!(=おめでとう)」などの、簡単な英語のメッセージを筆記体にすると、インパクトのあるおしゃれでかわいいカードが完成します。特別なメッセージカードには、筆記体を取り入れてみてくださいね。

筆記体に慣れたらカリグラフィーにも挑戦してみて

基本的な筆記体の書き方に慣れてきたら、カリグラフィーに挑戦してみましょう。筆記体特有のデザインを活かしつつ、よりおしゃれな文字が書けるようになりますよ。また、カリグラフィーにはさまざまなフォントがあるので、お気に入りのデザインを練習してみましょう。

西野由樹
西野由樹

カリグラフィーについては、こちらの記事で詳しく紹介しています。気になる方は併せてチェックしてみてください。

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おしゃれな筆記体の書き方をマスターしてみませんか?

難しそうに見える筆記体ですが、基本の書き方はとても簡単。筆記体がスラスラ書けるようになった時の心地よさは、一度体感したら夢中になることでしょう。今回解説した基本の書き方やアイデアを参考にしながら、ぜひ筆記体に挑戦してみてくださいね。