手帳と相性のいい万年筆って?滲みにくく持ち歩きに適したおすすめ5本をご紹介
手帳と一緒に使う万年筆は、毎日を共にするパートナー的存在。せっかくなら、手帳との相性にこだわって選びたいですよね。この記事では、そんな手帳用の万年筆の選び方や、おすすめのモデルをご紹介します。選ぶ上でのポイントを押さえて、あなたらしい1本を探してみてくださいね。
手帳と相性の良い万年筆の特徴って?
スケジュール管理をしたり、メモを取ったり、自分の気持ちをまとめたり…。日々の生活に欠かせない手帳と一緒に使う万年筆は、手帳と相性の良いとっておきの一本を選びたいところ。とはいえ、今までボールペンを使っていた人や、万年筆を手帳以外の用途で使っていた人にとっては選び方が難しく感じるかもしれません。
手帳用の万年筆を選ぶうえで押さえておきたいポイントは、サイズ、ペン先の太さ、インクの3点。ここから1つずつ解説していくので、万年筆選びの参考にしてみてください。
手帳と相性の良い万年筆のサイズ
まず、サイズは持ち運びやすいコンパクトなものがおすすめ。実際に使っている手帳と万年筆を並べてサイズの比較をすると、よりイメージが湧きやすいでしょう。また、万年筆をペンホルダーやペンケースに収納する場合は、軸が細めのものを選ぶと便利ですよ。
手帳と相性の良い万年筆のペン先の太さ
手帳は記入スペースが小さいことが多いので、ペン先は極細(EF)か細字(F)がおすすめです。太字の万年筆はインクの出が良過ぎて裏抜けの原因になることも。同じ細字(F)の表記でもメーカーによって太さが異なることがあるので、気になる万年筆は試し書きをしてみてくださいね。
手帳と相性の良い万年筆のインクの選び方
さらさらとした染料インクは、紙に染み込みやすく滲みやすいので要注意。そのため、手帳に万年筆インクを使うときは、染料インクよりも粘度の高い顔料インクを使用するか、染料インクの中でも速乾性が高いものを選ぶのがおすすめです。インクが紙に裏抜けしないか心配な方は、インクの選び方に注意してみてください。
手帳と一緒に使いたい万年筆5本
手帳と相性が良いだけでなく、見た目も実用性もばっちりな万年筆を5本ご紹介します。あなたの手帳にぴったりの万年筆を探してみてください。
クリアボディが美しい。パイロット「万年筆 色彩逢い」
こちらは、中のインクが透けて見えるクリアボディのデザインが特徴の「パイロット」の「色彩逢い(いろあい)」。同メーカーの人気インク「色彩雫(いろしずく)」と併せて使っても楽しい万年筆です。
インクはカートリッジとコンバーターのどちらにも対応しているので、初めて万年筆を使う方にも、インクにこだわりたい玄人の方にも使いやすいものになっています。
手帳と一緒に持ち歩きやすいコンパクトなサイズで、値段も万年筆の中ではリーズナブル。ペン先の保護がばっちりできるキャップ式なので、気兼ねなくいろんな所へ連れて行けますよ。
透明なボディの中にお気に入りのインクが入っている様子は、見ているだけでうっとりとしてしまいそう。万年筆と一緒に特別な時間を過ごせますよ。
PRERA(プレラ)万年筆 色彩逢い iro-ai
PILOT(パイロット)
¥3,850(税込・参考価格)
機能性も高級感も満足。パイロット「キャップレス」
こちらは、ボールペンのようにノック式で使用できるキャップレスタイプの万年筆。ペン先を収納していればインクの漏れや乾燥を防いでくれるので、手帳と一緒に持ち歩くのにぴったりです。
ボディのカラーバリエーションは「ブラック」「ディープレッド」「ダークブルー」と落ち着いた色合いで、高級感のある仕上がり。落ち着いた印象なのでビジネスシーンでも自然に使えますよ。
万年筆は書き始めるまでに時間がかかりそう…というイメージを覆してくれる、ロングセラーの万年筆。どんな場面でも頼りになるパートナーになってくれそうですね。
キャップレス ブラック
PILOT(パイロット)
¥13,200(税込・参考価格)
優雅な美しさを楽しめる。attache「マーブル万年筆」
大理石や琥珀のようなボディが印象的な、「attache」の「マーブル万年筆」。上品なゴールドのクリップは、手帳のカバーやポケットに挟む際に活躍します。ブルーインクのカートリッジが付属しているので、購入したらすぐに使えるのも便利なポイント。デザイン性が高く、ギフトにもおすすめですよ。
コンパクトなボディは手帳と一緒に持ち運びやすいだけでなく、手が小さな女性にも扱いやすくて◎。手帳と過ごす時間を優雅にしてくれそうな、上品な佇まいの万年筆です。
マーブル万年筆
attache
¥2,750(税込・参考価格)
きっと一生モノになる。TRAVELER'S COMPANY「ブラス万年筆」
経年変化を楽しめる「TRAVELER'S COMPANY」の真鍮製の万年筆。傷がついたり色合いが変わったりすることを楽しみながら、一緒に歳を重ねていける万年筆です。コンパクトなサイズなので、手帳と一緒に持ち歩いてもかさばらず、どんなときも共に過ごせますよ。
インクは、万年筆初心者の方でも扱いやすいカートリッジタイプ。しっかりと重みのあるボディですが、ペン先の太さは細字で手帳にも書き込みやすくなっています。使うごとに変化を楽しめるとっておきの一本を、手帳のパートナーにいかがですか?
TRC ブラス万年筆
TRAVELER'S COMPANY
¥5,500(税込・参考価格)
老舗メーカーの一級品。ペリカン「スーベレーンM400 / M405」
最後にご紹介するのは、老舗筆記用具メーカー「ペリカン」の代表的な万年筆「スーベレーン」。重厚感のある上品な見た目と、長年愛され続けているなめらかな書き心地が特徴です。有名メーカーの定番品というだけあって、初心者でも書きやすく、初めて万年筆に触れる方にもおすすめの万年筆ですよ。
シンプルでありながら強い存在感を放つ一本は、手帳と合わせて持つのにぴったり。上品な見た目で、ビジネスシーンでも信頼感を示すことができますよ。筆記具好きなら一度は手にしてみたい憧れの万年筆です。
スーベレーンM400 / M405
Pelikan(ペリカン)
¥37,800(税込・参考価格)
お気に入りの万年筆を手帳と一緒に楽しんで
忙しい仕事中から自分とゆっくり向き合う時間まで、どんなときも一緒に過ごす手帳。そんな手帳を書き込むときは、とっておきの万年筆を使いたいですよね。「まだお気に入りの1本に出会えていない…」という方は、今回ご紹介した手帳と相性がいい万年筆の特徴を押さえて、あなたと手帳のベストパートナーを探してみてください。
お気に入りの手帳にぴったりの万年筆を見つけたら、きっと手帳と過ごす時間も特別なものになるはず。自分だけのお気に入りに囲まれて、万年筆と一緒に素敵な時間を過ごしてみてくださいね。
裏抜けや滲みなど、万年筆の扱いに悩んでいる方はこちらの記事も参考にしてみてくださいね。インクが滲まない扱い方や紙の選び方を紹介しています。