悩みがちな一言の参考に!親戚への席札メッセージに込めたい、感謝の例文集。
結婚式に出席してくれたゲストへ感謝の気持ちを伝えることができる席札メッセージ。ただ、なかなか会えない親戚に対してはどんな一言を書けばいいのか悩んでしまいますよね。そこで今回は、親戚への席札メッセージの例文をご紹介します。
親戚とのつながりを大切に。席札メッセージの意味とは?
そもそも席札とは、各出席者のテーブルに目印となるように置くカードのことです。おめでたい結婚式や結婚披露宴だからこそ、両親や友人だけでなく、親戚の方々が出席されることも多いですよね。せっかく足を運んでくれたのだから、精一杯の感謝の気持ちを伝えたい…。席札は、そんな時に活用できます。
席札はゲストが座席に座ってすぐ目に入るものなので、名前と一緒に感謝のメッセージを添えれば、きっと喜んでくれるはず。出席してくれたことへの感謝だけではなく、思い出話やそれぞれの親戚に対するあなたの思い・印象…。大切な親戚だからこそ、メッセージにはこだわりたいですよね。
あなたは大丈夫?親戚への席札メッセージを書く時のマナーや注意点
親戚へ席札メッセージを書く時には、失礼がないように配慮することが何より大切!あなたの感謝の気持ちを正しく相手に伝えられるように、ここで簡単な書き方のマナーや注意点をおさらいしておきましょう。
親戚の名前を書く時は漢字やスペルのミス・敬称に注意
席札メッセージは、ゲスト一人ひとりに向けて書くもの。だからこそ、名前の書き間違えは絶対にNG。同じ読み方の苗字であっても、新旧字体の違いがある場合も。また、手作りの席札においてアルファベットや筆記体などでゲストの名前を表記する際も、スペルミスに注意しましょう。メッセージを書く前に、名前の表記に間違いがないか確認しておくとGOOD。
また、席札に名前を書く際「敬称」をつけるか否か、迷う方も多いですよね。基本的には両親や同居家族以外には「様」をつけるのが一般的です。新郎新婦で敬称の有無にバラつきが出ていると、ゲストが不快に感じる場合もあるため、プランナーやパートナーと一緒に決めておきましょう。
忌み言葉や重ね言葉は避けよう
慶事の1つである結婚式では古くから「切る」「別れる」「終わる」など、縁起が悪い言葉や不幸・不吉を連想させる言葉は「忌み言葉」としてNGとされています。また、「度々」や「わざわざ」など、同じ言葉を繰り返す「重ね言葉」についても、言葉を繰り返す様子が再婚を連想させるとされているため、入れないようにしましょう。
席札メッセージの量は統一させよう
親しい親戚に贈る席札メッセージは、普段の感謝や楽しかった思い出などが溢れて文字のボリュームが多くなりがち。しかし、人によってメッセージの文章量に差があると、他の席のメッセージが目に入った際、ゲストがショックを感じてしまうかもしれません。なるべくメッセージの量は全員が同じぐらいになるように調節しましょう。
感謝の気持ちをカタチに。親戚の席札にぴったりな一言メッセージや例文集
普段から頻繁に会っている親戚の場合
両親とのつながりで普段から頻繁に会っている親戚であれば、「お世話になった時のエピソード」を加えるとより印象的になります。当時、親戚の方をどう思っていたか織り交ぜながら、感謝の気持ちをまとめてみましょう。
また、受付や準備の段階で結婚式をサポートしてくれた方には、思い出のエピソードだけでなく、サポートをしてくれたことへの感謝の一言も忘れずに!
久しぶりに会う・遠方の親戚の場合
結婚式に出席する親戚のなかには、これまで接点があまりなかった方や、遠方にいて久しぶりに会う方もいるはず。久しぶりに会う親戚の場合は、以前会った際のエピソードを取り入れるのがベスト。会わない期間のエピソードなどを聞ける機会があれば、聞いておくのも良いですね。
あまり接点がなく、思い出のエピソードがない場合には、その親戚と接点がある両親やいとこから、その方にまつわる話を聞くのがおすすめです。「夫婦仲が良い」「仕事熱心」などといった、メッセージのヒントになる言葉が入手できるかもしれません。
親戚との関係性に合わせて、メッセージに盛り込む内容や言葉を変えるのがポイント。ここまでご紹介した書き方を参考に、ここからは実際の例文を見ていきましょう!
いとこに向けた席札メッセージ
いとこの場合、一緒に遊んだり勉強を教えてもらったりした思い出がある方が多いかもしれませんね。小さい頃の思い出話だけでなく、今でも交流がある場合には、最近のエピソードも入れてみましょう。「これからもよろしくね」「また一緒に遊びたいね」など、今後も仲良くしていきたいという気持ちを添えるとより印象的に。
- 今日は結婚式に出席してくれてありがとう。小さい頃一緒に遊んでいたのがついこの間のようです。これからも、家族ぐるみで仲良くしてください
- ○○兄さん(姉さん) 小さい時から優しく勉強を教えてくれたり、遊んでくれたりしてありがとう。また機会があればゆっくり思い出話をしたいね。今日は本当にありがとう。
- 今日は結婚式の受付を担当してくれてありがとう!○○さんのおかげで、無事結婚式を迎えられました。これからも仲の良いいとことしてよろしくね。
いとこに向けた一言メッセージの例文
おじやおばへ向けた席札メッセージ
両親の兄弟や姉妹にあたるおじやおばの場合、小さい頃からお世話になっている方も多いのではないでしょうか?そのため、自分の面倒を見てくれたことへの感謝を書くのがおすすめです。また、既婚者のおじやおばであれば、新郎新婦にとっては人生の先輩ともいえる存在。「おじさん(おばさん)たちのような夫婦になりたい」といった一言を添えるのもGOODですよ!
- 大好きなおばさん(おじさん)に晴れ姿を見てもらえて、本当に嬉しいです。今日は楽しんでいってくださいね。
- 子どもの頃は、おばさん(おじさん)の家に行くのが一番の楽しみでした!今度はぜひ、我が家にも遊びに来てくださいね。
- いつも明るいお二人は、私にとって理想の夫婦です。おじさんやおばさんのような夫婦になれるアドバイスをぜひ教えてくださいね。
- 本日は遠方よりお越しいただきありがとうございます。なかなかお会いできませんが、落ち着いたら改めてご挨拶に伺います。これからもよろしくお願いします。
おじやおばに向けた一言メッセージの例文
甥や姪(子ども)に向けた席札メッセージ
結婚式に出席するゲストは、大人だけではありません。甥や姪、いとこの子どもなど、小さい子どもが出席することも多くあります。子どもに向けた席札メッセージは、いとこよりもさらにくだけた口調にしてOK。年齢に合わせて、難しい漢字や表現はできるだけ使わないようにひらがなで統一するなど配慮することが書き方のポイントです。
- ○○ちゃん(くん)、けっこんしきにきてくれてありがとう。きょうはいっぱいたのしんでね!
- ○○ちゃん(くん)、しばらく会わないうちにずいぶんお兄(姉)ちゃんになったね。これからもなかよくしてね。
- ○○ちゃん(くん)、きょうはけっこんしきにきてくれてありがとう。○○ちゃん(くん)もたのしめるゲームもあるから、たのしみにしていてね!
甥や姪(子ども)に向けた一言メッセージの例文
親戚への席札メッセージをより魅力的にするアイデアとは?
席札にほんの少しアレンジを加えるだけで、大切な人へのメッセージがより印象的になりますよ!ここからは、席札をより魅力的にするアイデアをご紹介します。
シーリングワックスをワンポイントに。
名前の横にワンポイントとしてシーリングワックスを押すと高級感がアップ!手作業でスタンプを押す手間がある分、カード一枚ごとに異なる味わいや風合いが出て、世界でたった一枚の席札が完成しますよ。ゲストのイメージに合わせて、ワックスの色を変えるのもおすすめです。
思い出の写真を添えると、席札メッセージがより印象的に。
メッセージだけではなんだか淡泊すぎるかも…と思った時には、コメントのそばに写真を貼り付けてみましょう。思い出のエピソードとともに写真がゲストの目に入れば、その時の記憶がふとよみがえり、メッセージの内容がより印象的になるはず。席札自体も明るく華やかになりますよ。
席札メッセージを通して、お世話になった親戚への感謝を伝えてみませんか?
結婚式に用意する席札は目印としてだけでなく、ゲストへの感謝の気持ちを伝えるメッセンジャーとしての役割も担ってくれます。カードに感謝のメッセージを添えれば、出席してくれた親戚にとっても魅力的で印象的な結婚式になることでしょう。ぜひ今回ご紹介した例文を参考にしながら、あなたの感謝の気持ちを席礼メッセージで伝えてみませんか?