自分らしく思いを伝えよう。メッセージカードの書き方・おしゃれに仕上げるコツ
誰かにプレゼントを渡したり、ちょっとしたお礼を伝えたりするときに添えるメッセージカード。今回は、メッセージカードのおしゃれな書き方や、素敵に仕上げるコツをご紹介します。メッセージカードの書き方やおしゃれなアレンジ方法をチェックして、大切な人に自分らしく言葉を贈ってみませんか?
メッセージカードの書き方が知りたい!
心の中で温めている「おめでとう」や「いつもありがとう」という言葉も、かけがえのない贈り物のひとつです。大切な人へ、目に見えるカタチで思いを伝えたいなら、そっとメッセージカードに託してみてはいかがでしょうか?1枚のメッセージカードが、きっと相手を笑顔にしてくれるはず。
また、自由にデコレーションしたり、気の利いたフレーズを添えたりすることで、“あの人”だけに届けたいメッセージカードが完成します。早速、メッセージカードの書き方とおしゃれに仕上げるコツを探っていきましょう。
メッセージカードの書き方
いざメッセージカードを書き始めようとしたら、伝えたい思いがたくさん浮かんできて「どうやって書けばいいの?」と頭を悩ませた経験はありませんか?そんな時は、これからご紹介する3つのコツを意識してみてください。相手に一番贈りたい言葉を自然とたぐり寄せられますよ。
- メッセージカードの目的を明確にする
- 過去・現在・未来の時間軸を意識する
- 読み手の人物像をイメージする
メッセージカードを書くコツ
まずは、メッセージカードを贈る目的をはっきりさせましょう。友人の結婚式を祝うのか、家族の誕生日プレゼントに添えるのか…など、シーンに合わせたフレーズを選ぶことが大切です。
また、メッセージには3つの時間軸を定めるのがポイント。昔から抱き続けてきた感謝の気持ち、今まさに感じている祝福の思い、そして幸せな未来への祈り。ストレートな表現ほど、相手の心にぐっと伝わるでしょう。
さらに、どんな人に読んでほしいのかもきちんと考えておきましょう。幼馴染なら懐かしのエピソードを盛り込んだり、上司なら支えてもらった経験に改めて感謝したりと、お互いの絆を確かめるきっかけとなるはず。相手の好きなものや趣味にまつわるデザインをメッセージカードに反映させるのも、優しい心遣いですね。
メッセージカードの例文
ここでは、メッセージカードに添えるフレーズとして活用したい、簡単な例文を紹介します。例文をベースに、自分なりの言葉でアレンジを加えてみるのもおすすめ。手書きの文字が、紙の上のメッセージに人肌の温もりを滲ませてくれますよ。
- その後、お変わりありませんでしょうか?
- どうかご自愛くださいね
- お互い元気に明るく暮らしましょう
- 温かいお心遣いにいつも感謝しています
- ご家族にもよろしくお伝えください
- また近いうちにお会いできることを楽しみにしています
覚えておきたいひと言フレーズ集
参照:気の利いたメッセージ集 覚えておくと役立つひと言フレーズ
手書きの言葉を乗せたくなるメッセージカードたち
メッセージカードのモチーフや素材は、書き手の心情を相手に伝えるポイントのひとつ。大切な人を思って選んだメッセージカードには、あなた自身の言葉をぴたりと当てはめて。
花言葉にも思いを忍ばせて
こちらは、勿忘草やスターチスなど、小ぶりの花が表紙に添えられた上質な手作りメッセージカード。造花ではなく生花を使っているので、花の持つ柔らかな印象がそのまま伝わってきます。また黄色や紫、水色の優しい存在感が、控えめながらも目を惹きつけてやみません。出産祝いのプレゼントや、父の日、母の日のギフトにもぴったりではないでしょうか。
それぞれの花が持つ花言葉の意味にも気づいてほしいところ。例えば、勿忘草なら“真実の友情”や“誠の愛”といった花言葉があります。花言葉を相手に重ねて思いを伝えられるなんて素敵ですね。手書きの文字と花言葉に包まれた一輪の花は、どんなブーケよりも輝いて見えるはずですよ。
生け花メッセージカード
¥1,280(税込・参考価格)
おしゃれな透け感にときめいて
こちらは「点と線模様製作所」の「二つ折りカード」。片面に模様がプリントされていて、もう片面にメッセージを書き込める仕様になっています。デザインは全部で3種類。
言葉を交わし合う鳥たちや春めく小さな庭、そして大地を濡らす雨のイメージ。どのデザインも、自然に対する優しいまなざしに満ちています。日常生活で目にする風景や思い出の中にある情景を題材として、懐かしさを覚えるデザインを生み出している、「点と線模様製作所」らしいイラストですね。
素材にトレーシングペーパーを使った、透け感のあるメッセージカードが新鮮に感じられます。「透けて見える文面には、いったい何が書いてあるんだろう?」受け取った相手がドキドキする様子を想像したら、こちらもメッセージカードを渡す瞬間が待ち遠しくなりそうですね。
点と線模様製作所 二つ折りカード
倉敷意匠計画室
¥396(税込・参考価格)
和紙の柔らかさに心までほぐされて
「HIGHTIDE(ハイタイド)」が展開する「attache(アタシェ)」から、伝統工芸の技術を活かした「名尾和紙グリーティングカードセット」が登場しました。佐賀県名尾地区で生産される、「名尾手すき和紙」で作られた便箋と封筒がセットになっています。
名尾手すき和紙は、手すきで1枚ずつ丁寧に作り出されています。手をかけた分だけ、原料である木のぬくもりや職人のこだわりが、繊維の一つひとつに宿っているかのよう。シンプルなデザインなので、どんなメッセージでもまっすぐ相手に伝わるでしょう。
また、万年筆でもにじみにくい仕様になっているのも嬉しいところ。万年筆のインクの色を、相手をイメージしながら変えてみるのも楽しそう。封筒の色に合わせてみるのもまとまりが出て、手紙がおしゃれに仕上がりそうですね。
名尾和紙グリーティングカードセット
attache(アタシェ)
¥748(税抜・参考価格)
他にもおしゃれなメッセージカードが知りたい方には、以下の記事もおすすめです。
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自分らしくメッセージカードをアレンジしよう
ここからは、Instagramよりメッセージカードのアレンジ例を3つ紹介します。真似したくなる素敵なアイデアに、自分らしさのエッセンスもプラスしてみてくださいね。
マスキングテープにおしゃれなアイデアを
こちらの投稿では、色とりどりのマスキングテープを重ね貼りし、お花の形に切り抜いています。思いのままに、自分らしい色で鮮やかなグラデーションを作ってみて。星型やハート型など、形だって自由自在です。柄の入ったマスキングテープや、きらきらと輝く素材違いのマスキングテープを取り入れるのもおすすめですよ。
添えるスタンプに彩りを
こちらの方は、スタンプをひと捺ししてオリジナルのクリスマスカードを作っています。繊細に描かれたリースのスタンプが、楽しいイベントならではの気分を高めてくれそうですね。また、カラーペンで色塗りしているところにもご注目ください。簡単ながらもおしゃれなアレンジですね。相手の健康や幸福を願う気持ちを込めて、さりげなくスタンプを彩ってみてはいかが?
表紙にコラージュの遊び心を
一見難しそうなコラージュも、ミニサイズのメッセージカードなら挑戦しやすいですよ。完成形のイメージとテーマをあらかじめ決めておくのが、バランスよく素材を組み合わせるコツ。相手に思いを巡らせながら、素材選びを楽しんでみてくださいね。
思いが伝わる書き方で、メッセージカードを贈ろう
メッセージカードは、1枚で自分の思いを代弁してくれる存在です。プレゼントにかけるリボンの色を選ぶように、どんな言葉を贈ろうかとあれこれ考えてみて。メッセージの書き方のコツを押さえることで、相手との心の距離もぐっと縮まるはずですよ。
また、渡す相手の印象に合ったデザインを探したり、カードの素材にこだわったり、メッセージカードを選ぶプロセスも楽しみのひとつ。さらに文具アイテムを駆使して、自分なりのアレンジを付け加えてみましょう。あなたも、世界にひとつだけのメッセージカードをあの人へ届けませんか?